朝、フサキの海を見下ろす畑の真ん中に立っていた。背後の空は、左半分が黒い雨雲、右半分は朝日が眩しい覗いていた。
 雨雲に気を取られていたぼくが、海の方へ振り返った時、思わず声を上げてしまった。青い海の上に、見事な虹のアーチがかかっていたのだ。しかも二重になっているじゃないか。
 時間も忘れて見惚れいたので、朝飯に遅れてしまった。
(石垣島・冨崎 01年9月23日撮影)


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