ACROSS
SUZUKI ACROSS GSX250F

アクロス プロフィール −アクロスとテツの旅−

30万キロ達成は
2012年8月11日
北海道上川郡和寒町
東山スキー場入口前にて

20万キロ達成記念に
巨大かぐや姫と記念撮影
(ジパングツーリング VOL.72掲載)

アクロス最大のセールスポイント
便利なメットインには
赤ちゃんも入ります
(ジパングツーリング VOL.68掲載)
1990年10月20日生まれ(SBS BIG-1堺(現:スズキワールド堺))
91年GW 奈良県大台ヶ原 自分の中では「初ツーリング」
91年夏 北海道1 道央をぐるり一周。あこがれの北海道へ
92年GW 北九州 阿蘇に感動。福岡、吉野ヶ里など歴史を訪ねる
92年夏 信州 乗鞍、ビーナスラインへ
93年GW 四国一周 愛媛・宇和島で食べた刺身がうまかった
93年夏 南九州 鹿児島の開聞岳登山。宮崎の海岸ロード。歴史を訪ねて
91年北海道
アクロス初めて飛行機に乗る。この時はまだJALだった。
92年佐賀
吉野ヶ里遺跡は、まだ発掘されたばかりで整備途中。お土産屋はプレハブだった。
94年GW 中国一周 島根・出雲大社、広島お好み焼き、本州最西端・下関
94年夏 富士山 勇壮な夏富士の眺めを満喫。富士山登山
95年GW 九州縦断 福岡から鹿児島まで九州大陸一気走り
95年夏 みちのく一人旅 ついに東北・青森へ。自走で東北一周8泊9日
96年GW 関東 横浜、東京、雪富士の五合目へ
96年夏 北海道2 最北端・宗谷岬へ

95年信州・麦草峠

94年富士山

95年岩手・八幡平

96年富士山五合目
97年GW 関東・南東北 蔵王の雪の回廊
97年春 北海道3 静内二十間道路・桜の旅
98年GW 阿蘇・やまなみ 九州まで自走で。関門海峡を渡る
98年夏 北海道4 道東のんびり旅
99年GW 南東北 仙台へ牛たんを食べに行こう!
99年夏 北海道5 伝説のマーメイドと出会う!
 1999年10月4日
 10万キロ達成!
 信州キャンプの帰り道。
 愛知県春日井市勝川にて
00年GW 阿蘇・やまなみ ゆったりほっこり。温泉三昧の旅
00年夏 北海道6 函館から稚内へ。北の大地縦断
01年GW 九州縦断 大分から鹿児島へ。開聞岳と再会す
01年夏 北海道7 北の大地横断。道東でのんびり
02年夏 北海道8 北の大地ぐるり一周。人情出会い旅
03年夏 北海道9 道東三昧。根室にて花咲ガニを喰らう
04年夏 北海道10 函館から根室まで食って食って
 2005年1月8日 20万キロ達成。

 初詣奈良ツーリングの途中。
 大阪府太子町にて
 向こうに見えるは二上山

2005年1月22日 20万キロ達成記念の撮影。

ジパングツーリング VOL.72掲載の1枚。
この時、コメント欄に書いた言葉が
2人の目標となった。

哲:
「アクロス、20万kmおめでとー!
 次はかぐや姫と38万km彼方の月へ行こう!!」
アクロス:
「うん、遠く遠くどこまでも一緒にね」


05年夏 北海道11 13日間遊んで食って出会い旅
 2006年2月15日 22万2222.2キロを突破!
2006年4月8日 22万4千キロでアクロスにアクシデント発生!
        復活までの物語 
感動のアクロスストーリー
 2006年6月27日 アクロス、雑誌の表紙デビュー!
06年夏 北海道12 最南端・白神岬から最北端・宗谷岬へ
2007年4月 24万を突破。地球7周目を走行中
07年夏 北海道13 小樽、宗谷岬、屈斜路湖。北海道一周の旅
2007年12月24日 25万キロを突破。
08年夏 北海道14 美瑛の丘を駆け 上士幌の気球に遊ぶキャンプ旅
2008年10月13日 兵庫県相生市で26万キロを突破。
09年夏 北海道15 北の大地をグルリと一周
2009年8月11日 北海道で27万キロを突破。
2009年10月6日 バイク雑誌『Under400』にアクロス登場
(2009年10月6日発売 アンダー400 vol.18 クレタ出版)
10年夏 北海道16 函館、旭川、北見、帯広で北の幸をグルメ三昧
2010年8月11日 北海道で28万キロを突破。地球8周目に突入
2011年6月21日 エンジンをかけると、カンカンと音がするので点検
 エンジンをかけると、カンカンと音がする

 その原因を調べるために、バイク屋さんにクラッチの点検をお願いしていました。写真は途中で様子を見に行った時のものです。  赤丸の部分がクラッチカバーを外したところ。これをアップにすると

 茶色いのがクラッチプレート。そのプレートが収まってるの銀色がクラッチハウジング。「この部分」と書いてある所に隙間があるのですが、この隙間が少々大きいのです。まあ、20年使ってるから当たり前なのですが。
 この隙間がカンカン音の原因かも?と推測されるんですが、今では音も鳴らなくなってるし、確定はできないんですよね。
 さらにアップ。上側にわずかに隙間がありますよね。
 それなら、このクラッチハウジングを新品に交換してみるか、とメーカーに発注しようとしたら、なんと既に廃盤。アウチッ!(廃盤部品名:クラッチプライマリーギヤ)
 このままで問題はありますか?と聞くと、隙間が広がるとニュートラルに入り難くなることがあるが、走りには支障はないとのこと。
 上の茶色い部品を取り外すと、こんな形になってます。これがクラッチプレート。20年も使ってるとは思えないほど、磨耗や焼けもなく、きれいなまま。なので、これも交換無し。
 というわけで、このまま閉じてメンテナンス終了となりました。部品の交換はできませんでしたが、クラッチに大きな問題点は無しと分かったんで、ひと安心。あとは乗りながら調子をみていきますかねぇ。「今日の調子はどう?」とアクロスに尋ねながら、一緒に走っていこうと思います。
2011年10月18日 奈良県で29万キロを突破。
12年夏 北海道17 えりも岬から宗谷岬へ、北海道をぐるり一周&海鮮、肉を食べ歩き
2012年8月11日 30万キロ達成

北海道上川郡和寒町、東山スキー場入口前にて。

北海道ツーリング11日目、国道40号を美深から旭川に向かって走行中のことだった。

和寒町は日本一低い気温、マイナス41度を記録したこともある町で「かぼちゃの町」としても知られている所だ。

 ちなみに手に持っている「祝30万km」の紙。実は最初、手のひらサイズくらいの大きさだったのだが、字が小さ過ぎて写真では見えない。そこで、向かいのコンビニで300%拡大コピー、B4サイズにしてこの大きさにしたのであった。

 いよいよ月への距離38万キロまで、あと8万キロ! テーマ曲は「Fly Me to the Moon」か「銀河鉄道999(ゴダイゴ版)」か。

2012年11月7日 メーターが30万2450.8kmで故障。30万1.3kmから再出発。
 30万km達成前から、スピードメーターの針が5km/h前後の幅でプルプルと震えてた。
 この日突然、20km/hくらいの幅で針がブルブルブルッと震えたかと思ったら、ピタッとゼロで針が止まって、距離計も動かず。38万kmへ向けての大アクシデント!
 メーターを開けてみると、歯車が一部が欠けてて、左のように磨耗していた。これがメーターの針プルプルの原因だ。
 新品メーターと交換。走行距離が再び30万kmに戻った。
 北海道での30万q達成から信州キャンプまでの2450kmが、幻となったのだ。
 機械の寿命とはいえ、29万9900kmで壊れなくて良かった。アクロスは、30万kmのことをわかっていて、達成まで故障を伸ばしてくれたような気がする。
 300001.3kmから新たなる旅立ちだ
2013年4月4日 新メーターが30万2451kmを越えた。
 上のメーター交換で30万kmに戻ったアクロス。
 旧メーターが壊れた時の30万2450kmを越えて、新メーターで2451kmを突破。

 ここから38万qに向かって、再スタート!
 月まで、あと77549km。

13年夏 北海道18 道北、道東をゆっくりとめぐり、ウニ、エビ、ホタテ三昧
        第3回Hokkaider祭りに参加し、大宴会。40万kmライダーと出会う  
2013年12月1日 大阪府で31万キロを突破。
14年夏 北海道19 大雨、台風の悪天候をものともせず、北海道をグルメ旅
    イカ・ウニ・エビの『海の幸』と豚丼・ジンギスカン・牛焼肉の『肉の幸』を食べ尽くす
2014年9月16日 2年ぶりのキャブレター・オーバーホール(318,376km)
        最近の燃費は街乗り17〜18km/L、北海道では17〜20km/L
        =>オーバーホール後は街乗り18〜19km/Lに
2014年11月21日 和歌山県で32万キロを突破。
地球8周目のゴール&9周目に突入!
15年夏 北海道20 天候不順で晴れが少なく、曇りが多し。しかし十勝では34度の猛暑!
    晴れを求め東西南北、そして"回らない寿司"の旨さに感激! 3軒食って大満足。
2015年12月20日 大阪府で33万キロを突破。
2016年6月2日 大阪府で33万3333キロを突破。
16年夏 北陸の旅。
    福井、石川、富山の3県を35度越えの猛暑の中、走り続ける。1週間ずっと快晴。
    能登半島ツーリングの楽しさを実感、千里浜なぎさドライブウェイを走って感激!
    毎日、寿司、海鮮丼を食って、日本海の海の幸を満喫。
2017年4月24日 和歌山県で34万キロを突破。
17年夏 長野・群馬〜新潟・山形の旅。
    真田氏の城下町・信州上田、上州沼田に、真田三代の足跡を追う。
    ヒスイ海岸から笹川流れへ、快晴の日本海に走り、
    美しい青い海のグラデーションを眺める。

    新潟は日本有数のグルメの街。
    南蛮エビなど新鮮な魚介類から地元グルメ、ラーメンまで、何でも美味い!
    へぎそば、信州蕎麦も味わって、走・食・観を満喫。

2017年11月12日 大阪府で345678.9キロ達成。
2017年11月29日
 チェーン&スプロケット&その他・同時交換。

 交換したのは、
  チェーン、スプロケット、ハブダンパー。
  リアブレーキのパッド、プラグ、オイル。

 交換間隔は
 ・チェーン   31,000km
 ・スプロケット 57,000km
 ・プラグ    28,000km
 ・ブレーキパッド10,000km

※この交換の後、燃費が向上。18km/L=>20km/Lに。

2018年6月14日 滋賀県東近江市で35万キロを突破。
18年夏 山口〜福岡・大分の旅。
    北九州・新門司にフェリーで渡り、関門海峡を渡って、山口県へ。
    エメラルドグリーンの海に架かる角島大橋。
    朱色の鳥居が青い海向かって連なる元乃隅稲成神社を見る。

    2日目は九州に上陸。福岡から大分に入り、やまなみハイウェイに入ろうとしたところ、
    別府でアクシデント発生。
    アクロスが故障し、旅は途中で終了。

当日の様子を書いた掲示板の書き込みを再録。

2018年 8月 6日(月)
別府まで来た。湯煙、温泉の香り。
日差しはキツいけど、山から吹き下ろす風は涼しい。
ガソリンを満タンにして、いざ、湯布院からやまなみハイウェイへ。

上り坂のカーブでアクセルを回した瞬間、
バウン!と聞いたことない音がして、アクロスが動かなくなった。
セルを掛けなおしてもダメ、押し掛けもダメ。

地元大阪のバイク屋さんに電話して相談したり、任意保険のレッカー移動を依頼したり。
炎天下のホノオの2時間だった。

すぐに修理できそうな店も見つからず、大阪へ搬送することに決めた。
アクロスもその方がええやろ。


止まった場所のすぐ横に細い脇道があり
そこへバイクを停めていた


破断したカムチェーン


止まったメーター
ガソリンを給油した直後
2.1km地点だった

2018年8月6日
アクロスが九州・別府で故障。大阪まで搬送。

2018年8月28日
故障の原因が判明。カムチェーンが切れたため。

 カムチェーンに関しては、下記「メンテナンス履歴」の一番下に書いた通り、7年前から引きずってきた問題。
 エンジンを開けないと、カムチェーンを交換できないため、だましだましここまで来たが、ついに切れてしまった。

 メンテ記録を振り返ると、最初にエンジンからカンカン音がし出したのが、2011年で28万キロの時。
 カムチェーンテンショナを交換しても直らず、目一杯調整して、カンカン音がマシになったのが、2014年、31万5千キロの時。
 それから4年頑張ってくれたが、金属でもついに限界。

 カムチェーンを交換のため、アクロスは初めてエンジンを開けての大修理。

2019年3月18日
アクロスの復活。

 エンジンを開けての大修理完了。
 224日ぶりに街を走る。月に向かって、再発進!

<修理内容>
・カムチェーン、スタータモーター(セルモーター)交換。

・ステーター(発電機)交換。

・劣化した電気コードがポキポキ折れる状態だったので、各箇所交換(経年劣化)。
・同じ理由で、ゴム系の各種ホース類、Oリング等も交換。

・エンジンとホース等との接続部に一部腐食あり。分解清掃。

・エンジン内部のシリンダは、圧縮に問題がないため、そのまま継続使用。

2019年3月18日現在 走行距離は、351,256km/地球9周目

19年夏 北海道21
    4年ぶりの北海道は、なんと猛暑。
    前半はウニが不漁でウニ丼食えず、代わりに甘エビ丼3連発70尾&毎日キャンプでジンギスカン。
    留萌で電気系統トラブル発生するが、地元のバイク屋さんが職人技で修理。アクロスすぐに復活。
    後半は反動でウニ丼3連発。北の仲間と連日の飲み会で、旅を満喫。
2019年9月24日
 北海道で故障した電気配線の修理

 今回の修理箇所は
 ・北海道で断線した電気コードの修理
 ・クラッチケーブル交換
 ・リアブレーキパッドの交換
 ・オイル交換
 ・オイル漏れ

 画像は、交換後のクラッチケーブル。
 交換前のケーブルは、30年間、電気コードと擦れあったために、被覆が削れて、中が見えているという状態だった。
 電気コードをチェックしたことで発見した。

 今回一番重要な、メインキー下の配線修理。

 画像は、北海道の留萌で、断線したコードを自分で繋ぎ直した時のもの。
 銅線を繋ぎ、青のビニールテープで巻いて、点灯確認OK。修理完了と喜んだ。

 ところが、出発前の最終確認で、ハンドルを回しながら点灯させていたら、ブレーキ灯とウィンカーが同時に消えた。→ヒューズが飛んだ。

 ハンドルを動かすと伸び縮みする箇所だったので、繋ぐだけではダメだった。

 この状態で留萌のバイク屋さんへ。
 職人技で応急修理してくれたおかげで、北海道旅を続けることができた。

 今回は、その応急処置したコードも含めて、メインキー下のコード群を全てチェック。
 配線をまとめ直してもらった(画像左)。

 きっちりと、テープで束ねられている。

 クラッチケーブルも、配線の内側に入れて、配線と当たらないように変えてもらった。

2020年4月7日 大阪府堺市で36万キロを突破。
地球9周目のゴール&10周目に突入!
2020年8月31日〜2021年1月31日
 スピードメーターの故障。

□20年8月31日
 伊勢旅の帰り、スピードメーターケーブルが捻れるトラブルが発生し、ケーブルが切れた。
 −>ケーブル交換

□20年9月
 ケーブル交換後も、発進時に針が跳ねる現象が発生。
 −>スピードメーターギヤ交換
  (フロントタイヤ部:左画像)

□20年9月
 再度、スピードメーターケーブルが切れる。
 −>メーターを分解し、シャフト部の固着が原因と判明。
 −>メーター内を清掃。
 −>順調に走行再開。

□20年12月
 メーターの針が跳ねるようになった後、バンという音と共に停止。(画像は、その時のオドメーター)
 −>メーター内部の固着が再発生。
 −>メーター交換が必要だが既に廃盤。

※対処は、メーター専門店に修理を出すか、中古パーツに交換のどちらか。

□21年1月
 アナログメーター専門店に修理を依頼。
 −>欠けたギヤの交換とオーバーホールで修理完了。
  (画像は、修理後に返送されて来たメーター)

□21年1月31日
 修理後のメーターを取り付け、アクロス復活。
 −>36万3873kmから再始動。

2021年4月27日 アクロスの交換部品が欠番になっていることが発覚。

・純正リアブレーキパッドが欠番。−>社外品で対応。

・純正エアフィルターが欠番。−>社外品無し。
 アクロスは、エアフィルターをそのまま使い続けていると、燃費が悪くなるので、頻繁に交換していた。代用品を探さねばならない。

2021年6月28日 フロントブレーキのディスクを交換

 旅の途中、何気なく触ったら、めっちゃ薄い。
 穴の厚みを計ったら、2mmしかなく、プレートに記された交換値は4mm。

 バイク屋さんに連絡し、在庫を確認してもらうと、まだ在庫有り。ただし、値段が高い。10年前に後ろディスクを換えた時の2.5倍に!!

 しかし、現状、交換できるだけでも御の字なので、即注文。

←交換前のディスク

 プレート交換後。
 表面はピッカピカ。ディスクに厚みもあり、さすがは新品。
 新旧のディスクを、穴の大きさを合わせて、解るような形で並べてみた。左が新、右が旧。

 穴の部分の厚さが歴然と違う。アクロスも、よく辛抱してくれたものだ。

 ところでこのフロントディスク。今まで交換した記憶がないのだ。メンテ記録を見ても、書いてないし。

 もしかしたら、30年、36万キロ、交換無しだったかもしれない。そんなに長持ちするものなのか。

2022年4月7日 兵庫県三木市で37万キロを突破。
月まで、あと1万キロ!
2023年6月14日 メーター再修理完了。

 2021年に修理したスピードメーターが、再び故障。
 走行中に針が揺れるようになったが、38万キロまであと少しなので、そのまま使い続けた。しかし、結局止まってしまった。

 前回修理に出した所へ、再修理依頼。
 原因はメーターギアの焼き付き。

→修理完了。38万キロまであとあと4千キロ弱。月へ向けて再発進。

 
2023年7月 メットインの蓋を修理

 
 メットインの蓋。最近、えらい自由に動くなあ、と思ってたら、ある日、グラグラに。

 

 原因を探ってみたら、左の画像のように、蓋に接続しているアームの接合部分が、割れて外れてました。

 元は、赤い部分がくっついて開閉してたのに、32年かけて割れたんですな。
 これぞ経年劣化。

 1回200キロの旅で、メットインを50〜60回開けるとすると、37万キロで……なんと10万回以上の開閉を繰り返したと!

 まさに耐久テストっスね。
 左の画像、上に向かって2本出てるのがアーム。その下のプレートがくっついてたんですが、割れて外れてしまったという状態です。

 このプレートに、蓋がネジ止めされていて、開閉していたのです。

 さて、どのように修理しようか。

 最初は、メットインをまるごと交換するのが早いかな、と思ったんですが、かつて、小坊主くんが0才で座ったという由緒あるメットインですからね。何とか、残す方法はないやろか。

 蓋がどうやって装着されてるのか調べていくと、壊れたアーム&プレート部品が、ネジ4本だけで留まってるのを発見。

 左の画像は、メットインの蓋をひっくり返したところ。
 赤枠の部分が故障したアーム&プレート部品。ここだけ取り外して交換すれば良いことが分かりました。
 しかもネジ4本。これなら簡単。
 蓋もネジで接続してるだけなので、元の蓋が使えます。

 メットインからハンドル側を見た画像っス。

 壊れたアーム&プレート部品を、新しいのと交換しました。
 ツヤピカですな。全然ちゃいますなあ。

 あとは、このネジ穴に、元々の蓋を装着して完成っス。
 分かっていれば、30分もかからない作業でした。

 これでまた、メットインが10万回開閉できるということで(笑)。

 修理後のアクロス。
 メットインもそのまま残せました。
 なんとか、自力で解決できて良かったっス。

 試行錯誤の時間が長かったのと、気温32度の駐車場で作業したもんだから、汗だくで、痩せましたが(笑)。

 その代わり、作業後のビールの美味しかったこと!
 いんや〜、大変やったけど、うまいこと直せたんで、面白かったなあ。

2021年 3月31日 走行距離は、365,000km/地球10周目
2021年 4月23日 366,000km
2021年 7月25日 367,000km
2021年10月28日 368,000km
2021年12月21日 369,000km
2022年 4月 7日 370,000km
2022年 4月25日 371,000km
2022年 7月23日 372,000km
2022年 9月24日 373,000km
2022年12月12日 374,000km
2023年 2月28日 375,000km
2023年 4月 8日 376,000km
2023年 8月28日 377,000km
2023年10月30日 378,000km
2024年 4月 1日 379,000km
 
メンテナンス履歴
・エンジンオイルは、5000km毎に交換。
・タイヤ、チェーンなどの消耗品の交換。
・カウル:リアのサイドカウル以外は、1度交換。
・マフラーは、24万kmで1度交換。
・23万km〜30万kmは、毎年1回キャブレターのオーバーホール。
→30万kmを越えてからは、毎年はやめて、調子をみてオーバーホールするように変更。

【351,238kmまで(〜2018年8月6日)】
・エンジンのオーバーホールは、1度もしていない(よく聞かれる質問)。
 ※エンジンは開けたことがなく、エンジン内の部品も交換したことはない。
  315,000km(2014年6月)時点で、エンジンを開け、カムチェーンを交換するか否か
  という話があったが、1度も開けてない。
  理由は、エンジンを開けた場合のリスクと
  交換部品のカムチェーンガイドが廃番となっていたため。
  テンショナーの調整のみで対応。
 →結果、2018年8月6日にカムチェーンが切れ、初めてエンジンを開けての修理。

【351,238km以降(2019年3月18日〜)】
・エンジンを開けての修理完了。順調に走行中。


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