北海道ツーリング2019・その1 


フェリーで行こう! 2019北海道

旅行期間:2019年7月29日〜8月12日 全走行距離3054km


■7月29日(0日目) 大阪晴れ・舞鶴晴れ
 アクロスと北海道へ行くようになって、気が付けば28年。
 これまで移動手段は全て飛行機だった。

 ところが、ずっと利用していたスカイツーリング(大阪発)というツアーが、2015年を最後になくなってしまったのだ。
(2020年現在、東京発は有り)。

 北海道へ行かなくなって4年。そろそろ北海道エネルギーがエンプティ。限界だ。
 今年は行くぞ北海道!

 移動手段はフェリー。京都・舞鶴〜北海道・小樽、21時間の旅へ。


京都縦貫道・京丹波PAの夕焼け
 夕方16時半。気温34度の大阪から、36度の京都・舞鶴に向け、荷物満載のアクロスで出発。

 熱風の中、高速を走行。暑い暑い。でも、ほぼ渋滞はなく、走りは順調。

 京都縦貫道の京丹波パーキングで休憩していると、夕焼けタイム↑。この時間でも気温は30度オーバー、あ〜つ〜い。

 19時頃、舞鶴に到着。まずは晩飯。舞鶴港の入口にあるラーメン店で、炒飯セット。

 だけど、まだ港まで運転が残ってるので、ビールが飲めない。こいつはツラいぞ。


 フェリーの出港は23時50分。
 乗船時刻は22時30分だ。

 ちょっと早いが、21時に港へ到着すると、もっと早く来ているバイクが20台。もう、並んでるよ。

 これがみんな、北海道へ行くんやなあ。


ズラリと並ぶバイク

さあ、この船で北海道へ
 受付ロビーに行くと、乗船時間が30分遅れて23時に変わってる。
 まだ、フェリーへ乗り込むための運転が残ってるので、ここまで来てもビールが飲めない、お預け状態。

 今日は気温30度の中、バイクの荷積みや高速走行やらで、しっかり汗をかいてる。

 ああ〜、一刻も早く風呂に入って、冷たいビールが飲みたいよなあ。
 早く乗せてくで〜。


 待合いロビーで涼んでいると、どんどん乗船客がやって来て、ファミリー客で一杯に。

 子供たちは寝る時間なのに、元気いっぱい、はしゃいで賑やか。こっちは1日の疲れで、そろそろ眠たいですじゃ(笑)。

 23時前、ようやくバイク乗船のアナウンス。駐輪場へ行くと、バイクの列が2列に。おおっ、50台くらいに増えてるぞ。

 バイクは1台1台誘導されて、スロープを走り、フェリーの中へ。
 ようやく、乗船じゃ。

 船内に入り、4階の受付ロビーまで上がってくると、ピカピカの吹き抜けエントランス。1泊2日フェリー旅の始まりですなあ。


4階と5階を繋ぐ
エントランスの階段

 待ちに待った風呂に入って、やっとサッパリ〜。

 サッポロクラシックを買って、通路のテーブル席に座り、フェリーの出港を見ながら乾杯。おつかれさ〜ん! 一気にゴクゴクぷしゅ〜。

 いやあ〜生き返った、生き返った。あとは寝るだけじゃあ。



■7月30日(1日目) 日本海沿い曇り
 フェリーの朝。
 窓の外を見ると、薄曇りだ。朝飯を持って、どこで食べようかと場所を探しながら、フェリー内をウロウロ。

 船尾のオープンデッキが開いていたので、外に出てみる。おおっ、風がしっとりしてて、暑いやあ。

 朝ご飯は、昨夜舞鶴のコンビニで買っておいた、エビマヨおにぎりと、チョココロネ。

 薄日が差してるので、輝く波を見ながら、朝ご飯をモグモグ。

 携帯が圏外なので、リアルタイム掲示板で遊ぶこともできない。ヒマだ。北海道下船は夜の21時。まる1日、何するかなあ。

 船内アナウンスで「只今、山形沖を航行中」。自走ツーリングだと遙か彼方の山形も、フェリーだと一晩。速いなあ。

 朝飯を食ったら、次は昼飯までやることがない。船内を探検してみるが、1時間もかからず終了。

 10時前に、またも船内アナウンス。
「小樽から来たフェリーとすれ違います」とのこと。

 デッキに出てみると、おおーっ、来た来た。フェリー同士が汽笛で挨拶↓。

 あっという間の出来事でした。


船は行く行く日本海

小樽から来たフェリーは速い速い

オープンデッキで外へ。海風に吹かれる



ついに、ダブルリーチ!
 10時からは船内ビンゴ大会。

 すれ違うフェリーを見た人たちが、そのまま会場へ移動したので、100人くらい集まってる。大盛況やなあ。

 ファミリーが多く、家族の誰かがビンゴすると、子供たちが大喜びの大歓声。盛り上がりますなあ。

 おいらは後半追い上げて、ラス前でようやくビンゴ! 賞品にクリアファイルを頂きました。


クリアファイルをゲット

 待ちに待った、昼飯タイーム。

 白ご飯より鶏肉の方が多いザンギ丼。濃い味の唐揚げがたっぷりなんで、ご飯だけもう1杯ほしいくらい。

 あ〜、肉食った食った。ごっつぉーさん。


 食後は、優雅な昼寝タイ〜ム。時間を気にしないで、昼寝できるなんて、普段の休日でもそうそうできるもんじゃない。

 それでも余った時間は、キャンプ場ガイドを眺めて、まだ泊まったことがない場所をピックアップ。これが上陸後、役に立った。

 15時過ぎより、大道芸人・たらちゃんのジャグリングショー。

 芸達者でトークも上手いので、何度もワハハハと大笑い。風船芸もワクワクしながら見てしまう。子供たちより楽しんでしまったかも。


張り紙でイベントが告知される

 ようやく18時。レストランオープン!
 行きのフェリーでは、これが最後のご飯だ。それじゃあ豪華に、ビーフシチュー。

 さらに、口が食べたいと言った鮭カマの塩焼き。お昼はご飯が少なかったので、晩飯はご飯大盛りだぁ。

 いんや〜、鮭カマは飯がススム。もう一杯おかわりしたいくらい。
 ビーフシチューは、肉が大きい。なのにホロホロの柔らかさ。こりゃ、うれしいねぇ


 夕日タイムになったんで、カメラを持ってオープンデッキへ行くと、人がたくさん。みんな、見に来てますなあ。これが楽しみなんですなあ。

 朝は薄曇りだった空も、今は晴れて、キレイな夕焼け空に。

 しかし、さっき見たテレビでは、明日の札幌の気温33度やて。大阪と一緒や、北海道も猛暑やぞ。



アクロスよ、北海道に着いたで〜。
 ついに小樽到着。21時間の船旅だった。
 下船のため、バイクの所へ行くと50台ほどが待機中。みんなテンションが上がって、早く出発したいと、フライング気味。
 駐車場が熱気ムンムン。蒸し暑くって、おいらは汗だくだぁ。

 21時、ようやく下船。小樽の街は涼しい。
 バイクで今夜の宿へ向かうと、後ろからバイクが数台付いてくる。なんで? もしや同じ宿?
 宿の前でバイクを止めたら、後ろのバイクも一斉にストップ。みんな同じ宿でした(笑)。

 北海道1日目の走行、港から宿までの1.5km。


 まずは夜食を買いに、セイコーマートへレッツゴー!

 セイコマの100円パスタは110円になっていた。
 4年ぶりに利用するセイコマのポイントカードは、使えるかと心配だったが問題なし。ちゃんとポイントを付けてもらえて、良かった良かった。

 宿に戻って、ビールとチキンパスタで、北海道上陸の乾杯。

 家からここまで2日間の長い助走だったけど、明日からは走るぞ〜!


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