北海道ツーリング2001・その5
 

 

旅行期間:2001年8月4日〜8月12日
 

 

 
女満別の丘は景色もよくて、走り心地も満点!



この朝のゆったりした時間が大好きだ
日なたぼっこサイコー!
■8月8日(5日目)晴れ

 留辺蘂キャンプ場の朝。目が覚めたがまだ6時前。息が白い。やっぱりさぶい。朝晩の差が激しいんやなあ。テントの中でゴロゴロしていると、外がだんだん明るくなっていく。出てみると快晴。

 青空を眺めながらコーヒーを飲む。テントが乾くまでは出発しないでおこう。ゆっくりしようと思い、ブルーシートまで乾かす。いやはや、よー乾くわ。

 出発は9時を回ったが、妙に充実。今日は女満別の丘を目指す。


 北見の街は、信号も多く、かなりの都会だったのに驚いた。有名な回転寿司のトリトンを探しながら進むと、あった! でも11時開店なので、アウトドアショップで時間をつぶす。空気マクラをゲッチュー。これで今日から安眠や。カッパマクラは固くって(涙)。

 トリトンへ開店即1番乗り。まずは今日のオススメ、生毛ガニを食べると、甘くて口の中でとろける。激ウマ! 二皿食ってしまう。あとはサーモン、ボタンエビ、ズワイガニ、中トロ……とにかく贅沢に食い散らかす! やっぱり毛ガニが一番うまかった!


幻のナマ毛ガニ!


脂がのったサーモン!

 腹もふくれて女満別に向かう。近付くに連れ、美瑛の丘のような景色が広がりだす。写真で見た風景を探して、丘の道を西へ東へ。

 朝日の展望台に行ってみると、これが簡素なものだった。でも、観光地化されてなくっていいなあと思った。でも、風が強くて、昼寝ができず残念。

 3時くらいまで、走り回って、ようやく気持ちが満たされた。写真もぼちぼち撮れたし。

 道の途中で電話が入る。ネットで知り合った清水さんからだ。今どこですか?と聞くと、網走だという。すぐそばじゃん!
 じゃあ、今晩一緒にキャンプしましょうというと、和琴にテントを張ったままだという。じゃあおいらが行きます。ということで、話しが着いた。


旅人が思い描く北海道的風景

 まだ時間があるので、網走へ行くことにする。途中見かけた網走湖畔の呼人浦キャンプ場は、バイクが横付けできて雰囲気がよさそうだった。いっぺん張ってみたいなあ。

 網走港に着き、あたりをうろうろしてると、ロシア漁船を発見。あちこちが赤くサビて、年季が入りまくってる。しかし、去年留萌が見られなかったから感激だ。

 砕氷船乗り場の奥に防波堤を見つけた。強い風に吹かれながら、藍色の海を見ていた。彼方に見えるは知床半島。

 切り返して、和琴へ向かう。まだ時間があるやと、ゆっくり走る。セイコーマートでのんびりしてると、夕陽が傾いてきたんで、あわてて美幌峠へ。

まさに質実剛健。積み荷はカニかな?


美幌峠から屈斜路湖を見下ろす
画面上部の白いモヤは雲
 ところが、美幌の上だけ真っ黒な雲が! 背後には快晴の空があるっちゅーのに、あそこへ行かないかんのかあ。峠にさしかかると雲の中で真っ白。寒い。手がかじかんできた。
 ようやく峠を越えると、雲の下に屈斜路湖が見える。よかったぁ、下は雨降ってないんや。

 何年かぶりに和琴へ。入っていくと、体育会系の兄ちゃんがこっちに近付いてきた。それが清水さんだった。

 まずは『奥の院』と云われる風呂へ行こうと、連れて行かれた。真っ暗なので、清水さんがライトを持っていく。半島の反対側は強風。波が立っている。キャンプ場とぜんぜん天候が違うので驚く。
 奥の院の風呂は、ふる〜い感じの内風呂。風と波の音を聞きながら入る。


 戻ってごはん。清水さんの連れであるオフライダーのさとちゃんと3人でめしを食いながら、和やかに話す。今日は2人で屈斜路を一周して、さとちゃんは一回転したそうな。ええなぁ楽しそうや。

 その後、清水さん大人数の輪に連れてってもらったが、ホタテを食ったとこで、小雨がパラつき即解散。まあ、いいかあ。もう一度さとちゃんのとこで、静かに3人でいいちこを飲む。いやはや、今日はこの雰囲気の方が好きやなあ。

 雨が強くなってきたので、12時頃解散。明日はどーかな?

二人仲良くハイチーズ!
楽しかったよ。あんがとね!

次のページへ

トップページへ