北海道ツーリング2005・その11 

青空の静内、新冠を行く
サラブレッド銀座の旅
♪お馬さんと遊ぼう〜

旅行期間:2005年8月2日〜8月14日


■8月13日(12日目)
 晴れ

 沙流川キャンプ場の朝。まだ4時40分。思い出したよ、ここはカラスの攻撃でみんな早起きしちゃうのだ。それにしても撤収が早い。おいらがテントから出た6時頃には半分がいなくなってた。

 朝ご飯は、お気に入りのセイコーマートのクリームドーナツ。曇ってた空も、いつしか熱いくらいの快晴に。今日もいけるぞ、走れるぞぉ。

 今日が最終日なので、テントをゆっくり干していたら。カップルライダーとおいらだけになってしまった。ベッタはイヤなので、あわてて発進。


こんな写真撮ってるから遅くなる(笑)


黄色い花を見つけて急停止
急ぐ旅でなし、のんびり行こう
 ブイブイ飛ばして、門別へ向かう。すれ違うライダーの多くは荷物が少ない、おそらく道内ライダーだ。そうか、今日からお盆休みか。そういや、朝のセイコーマートも大にぎわいだった。その時買ったやきとり(豚串)にカブリつく。うんまいね〜。
 山をどんどん駆け下って行くと、平取あたりから牧場が現れる。風も心地よいし、走ってていい気分。


 門別に出た。青い海と快晴の空だ。
 んじゃまずは、垢を落とそうと、とねっこの湯へ。土産コーナーに馬の絵のお米を発見。ウマイベ〜。
 お盆で人が多いかと思ったが、温泉は空いていて、たーっぷり、のーんびり浸かることができた。
 お肌すっきりになったので、静内へ急ぐ。ところが、R235は車の長い列。エゲツないなあ。せっかくの北海道なのに、数珠繋ぎの中を走ってるのはもったいない。

 青い海の景色が目の前に飛び込んできたら、停まって写真。その間も車がとぎれることなく続いている。


静内へと向かうR235
青い海にダイブしたくなる!
クルマが途切れた瞬間のワンショット

 新冠まで来た。ここから牧場の道へ入ればよかったのだが、こだわって静内まで行く。相変わらず、渋滞でなかなか進まない。

 ようやく着いた静内の町は、様変わり。新しいスーパーができてて、昔は新しかった「PURE」が古くなってる。マンガ『じゃじゃ馬グルーミングアップ』の舞台も時の流れに……。

 でも、二十間道路へ向かうあたりは変わってなかった。牧場がならんでいる。

 ところが、二十間まで来て驚いた。車もないし、誰もいない。シーンとしてる。昔おいらが訪れたブームの頃は、牧場見学の車やバイクでいっぱいやったのにねぇ。

 4キロの直線が続く静かな牧場ロードを、おいらのバイク1台でパレードだ。両脇の緑は全て桜なので、春には満開の桜並木なんよねぇ。

 道の端まで言って納得。アロースタッドにも行ってみたが、見学時間外だったので、新冠方面へ向かうことにする。どこかでメシを。



おもしろそうなヤツが来たぞ〜

 メシ屋はないが、馬はいる。2頭だけ放牧されていた馬が、妙にこちらを気にしている。

 近付いてみると、1頭がやけに人なつっこい。近付いて話をしても逃げないで、おいらの話をずーっと聞いてくれる。しまいには、歯を出して笑ってくれるほどご機嫌に。いつまでも話をしてたいね〜。

 目の前にはでっかい緑の牧場風景が広がっている。
 ただ風だけが吹いている。ずっとこのまま旅を続けたいなあ。

 かわいい馬に別れを告げて、新冠の牧場通りへ。時速20キロくらいで馬を見ながら走る散歩ツーリング。

 こっこを連れたおかあさん馬がジロリとにらんだり、好奇心満点のこっこが近付いてきたり。やっぱり牧場巡りはいいよなあ。


 気が付けば3時前。これはいかん。そろそろ、しもPズの待つ北広島へ向かわねば。

 その前に体をキレイにしていこうと、新冠レ・コードの湯へ。海を見下ろせる露天で仁王立ち。ここはほんまに眺めがいい。快晴なので、湯から出ても熱くてさめない。

 あ痛〜っ! 虫に尻を刺された〜。また腫れるぞぉ。

 まだ昼飯を食ってなかったので、カニいくら丼を。

 出てきてビックリ、ボリューム大! 3時過ぎにこんなに食べて大丈夫かぁ。

 今夜の宴のために、ベストコンディションにするつもりだったので、普通盛りでよかったにと思いつつ、あっという間に食ってしまった。腹へってたもんね〜。


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