ナイフで切ると、中から湯気が立ち上る。これは、テンションが上がますなあ。

　食べると、もちもちの食感でメチャうま。あ〜朝から幸せじゃあ。

　食後は、入れ立てのコーヒーで一服。いんや〜、クンストハウスの朝飯は素晴らしい。余は満足じゃ。

　朝の爽やかな風の中、車のない道路を駆ける気持ち良さを満喫。真っ直ぐに延びる道が、どこまでも、いつまでも走っていいよ、と語りかけてくれるようだ。

　走ることの自由さを感じて、いい気分。まさに、ほっかいどーだねぇ。

　地図を見ながら、丘の道をやや迷いながら走っていると、哲学の木を発見。

その立ち姿は、ちょっとだけ右へ傾いている。哲学して考えてるから、傾いてるんやねー。 　おいらもちょっと傾いて、考えてみますかなあ（笑）。

　紫やピンク、黄色い花が丘の斜面に咲いている。夏を謳歌しているって感じだ。

　空は青空、いい気分。今日はホントに暑くなりそうやなあ。

　花に隠れて、カメラでズームしていくと、あれはもしや……、しもＰさんではないか！

　しもＰさんは、おいらたちを監視して、その模様をリアルタイム掲示板に書き込み、全世界に配信していたようだ（笑）。

　それにしても、朝、札幌を出て、９時には美瑛にいるしもＰさんの快走ぶりに驚きますな。

　しかし、ちょっと天気良すぎか？　気温は３０度に向かって、上昇中！　ひまわりも暑そうだぞ。

　牧草ロール君を発見！　これはツーショットで撮らねばっ。ホントはよじ登りたいんやけど、さすがに壊れてしまうやろ。大人はガマンガマン。

　しかし、なんで傾いて撮ってるんやろ。哲学の木の名残かなあ。

　店に入ると暑い〜。気温は３０度。なのに、おいらは美瑛名物といわれるカレーうどんを。それも、カレーつけ麺だ。スープカレーの流れなのか？　不思議な取り合わせだ。

　眺めもいいが、何より日陰があって涼しい。陽射しは南国並みの強烈な暑さなのだが、日陰に入ると、涼しい風が体を冷やしてくれる。ああ、極楽ゴクラク。

　次はケンとメリーの木へ（右写真）。

　丘の道にシャキーンと立つ大きなポプラの木。たくさんの人が集まっている。それにしても大きいよねー。

　丘を眺めていると、向こうの方で、飛行機が着陸したり、飛び立ったり。そうか、旭川空港が近いんよなぁ。

　眺めのいい丘の道で、空がとにかく広い。アップダウンがあったり、コーナーがあったり、展望が開けたりと、走っても走っても楽しい道なのだ。

　ふと、バックミラーを覗くと、ターミネーターが追いかけて……いや、しもＰさんだ！
　黒いジャケット着た姿は、ハカイダーのようにも見える。危うし、キカイダー・テツ！

　これより札幌へ帰還します！と言い残し、走り去っていった。来てくれてありがとう、しもＰさん！

　風となって、正義の味方は札幌へ帰っていった。

　国道沿いのホテル・ふらのラテールにある温泉へ。今日はホンマにいい天気だったので、汗を流して、さっぱりだぁ。

　壺湯に入って、お湯をザバババーンと溢れさせて、妙な満足気分にひたる。その後は、露天から十勝岳を眺めて仁王立ち。どぉだーい！

　とにかく風呂上がりのビルが飲みたいので、炊事棟で焼肉開始……しようとしたら、ガスカートリッジとバーナーの口（接続部）が合わない。無理に入れようとすると、ガスが吹き出す。これはピーンチ！　飯が食えんぞぉ!!!

　町まで買いに行くしかないか、と思っていたら、nabeさんがと管理棟でガス＋バーナーセットを借りてきてくれた。助かったよ、さんきゅー。