「石垣島にバイクで行きたいんだけど時間がない」という人へ
こんな方法があります!
期間:97年9月23〜26日
まさにパラダイス・竹富島 |
南の島をバイクで走りたい、と夢見ている人は多いはずです。来年こそは、と思っている人のために、石垣島ツーリングの楽しさと耳寄り情報をお届けしましょう! 航空機は最大50%オフになる割引があるので、これを使わない手はありません。バイクはレンタルで原付を借りれば十分。島の南部には時速30、40キロの標識しかなく、北部で50キロが現れるくらいです。一周約110キロの島には原付がお似合いなのです。料金は4300円(1日レンタル保険込みの場合・2003年)です。 石垣島ツーリングで一番いいところは、どこまでも広がる青い空と青い海を見ながら走れることです。その開放感は何物にも代えられません。ぼくの場合、南の島の風を切りながら走っていて、あまりの気持ちよさに大声で歌ってしまいました。野球帽タイプのヘルメットということも忘れて、松田聖子の青い珊瑚礁を。そうか、こういう島のことを歌ってたんだなあ、と今更ながら感激してしまったのでした。 島一周ツーリングは、ざっと見るだけなら原付でも4時間はかかりません。あわてずゆっくり景色を楽しみましょう。お勧めは島の北端、牧場が広がる平久保崎。灯台から海を見下せば、珊瑚礁が見えるほど青く透き通ったきれいな海が広がっています。 朝は日の出のポイントを求めて東岸へ。朝焼けに染まる真っ赤な空。遠くでごおーっという海鳴りの音。水平線から昇る太陽が南の島の一日の始まりを告げます。 夕方には西岸へ。名蔵湾あたりから眺める夕日は西表島にゆっくりと沈んでいきます。波の音だけが聞こえる静かな浜辺で、ぼーっとする贅沢な時間を過ごせます。 夜には泡盛とオリオンビールが待っています。きれいな星空を見上げながら飲む酒はうまい! キャンプ場は、ライダーの間で有名な米原キャンプ場と静かな伊野田キャンプ場の2ヶ所。料金はどちらも1日250円です。 民宿で地元の人たちとのふれあいや料理を楽しみたいなら、一泊二食付きで5千円くらいです。 行きたいけど…と思っている人がいたら、是非あと一歩踏み出して下さい。来年こそ、あの青い風景を自分のモノに! (OutRider 98年1月号に掲載) |
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島の北端・平久保崎灯台 | ||
コンドイビーチは プライベートビーチ |
お気に入りのシーサー | |
海鳴りが響く日の出 |
名蔵湾の釣り人 | |
竹富島でチャリンコ楽し |