北海道ツーリング2013・その2 


飛び込みたくなるような青い海 in 増毛

旅行期間:2013年8月1日〜8月12日 全走行距離2611km


■8月2日(2日目)つづき
 曇りのち晴れ
 昼になったので、腹ヘッタ。浜益の海幸で生ウニ丼を注文。
 店内には「あまちゃん」の挿入歌、キョンキョンが歌う「潮騒のメモリー」が流れている。

 出てきた丼を見て、オーマイガー! まさに一面のウニ。これはスゴーイ。ムラサキとバフンウニのミックスで、ウニの味が濃厚でこりゃたまらん。

 さらに小鉢のタコキムチが、これまたウマイ。こりゃ、また来たいなあ。


甘〜いムラサキウニがたっぷり
 腹もくちたので、次は走りを満喫しよう!
 シーサイドラインから眺める海は、目に染みるような蒼さだ。ただ、思うままに走るという解放感がうれしい。

 以前、ウニ丼を食べたお店が近づいてきた。
 もう1杯食べようかな、と考えていたら、休業中の貼り紙が。残念というか、これ以上食うなという天の警告なのか(笑)。


 コバルトブルーの海を追いかけ、さらに北へ北へ。

 雄冬野営場で見つけた「SUNSET WAVE」というオブジェ(→)。

 たぶん、この円の中に、夕日が落ちるんでしょうなあ。


 いつもは駆け抜けてしまう日本海ライン。

 急ぐ旅で無し、今日はオモロイもんを探しながら、寄り道しながら走ってみようっと。

 おおっ、道路沿いに水しぶきを上げる滝を発見!

 ドドドーッという音と、スゴイ水量やなあ。間近に見られるので大迫力や。


 さらにキョロキョロしながら走っていると、山の上にナゾの円盤を発見!

 ツーリングマップルを見ると雄冬岬展望台と書いてある。なんか面白そうなんで寄り道だ!

 駐車場にバイクを置いて、階段をズンズン登り、遊歩道をヨイショヨイショと進んで行くと、キノコ型の展望台が現れた。

 下から見えた円盤の正体は、これやったんかあ。

山の上に小さく見えるナゾの建物

展望台から見下ろす海は、キラキラと輝いていた
先の尖った大きな岩がいっぱい  展望台に上がると、見下ろす海のキレイなことキレイなこと。

 遊歩道にはデッカイ岩がゴロゴロしていて、結構ワイルド。不思議な光景だ。

 でも、訪問客は、おいら以外、駐車場にライダーが一人。ま、おかげで記念写真がたくさん撮れました。


 再び海岸線を走っていると、この標識を発見。「ポンおたるまないばし」と読むらしい。
 なんでポン? なんで小樽がここに? という疑問も湧いたが、それ以上に、青い海岸ロードに心が惹かれた(→)。


まつくらの甘エビどーん!
 海の向こうに増毛の町が見えた。

 ここまで来たら、素通りはできん、と「まつくら」へ。3時のおやつは、甘エビ丼だぁ。

 22尾の甘エビが丼を埋め尽くす。大好物だから、もちろん一気食いだぁ。
 甘エビが1尾、2尾、3尾……エビの尻尾が山盛りになってゆく。

 いんや〜、ごっつぉーさん。一番太いエビが一番甘かったなあ。満足まんぞく。


 喉が渇いたので、すぐそばの国稀酒造のお水を頂く、冷たくっておいしいよなあ。

 何年か前、年賀状に使わせてもらった熊の剥製に挨拶していこうと、中へ入る。やあ、お久しぶりっス。いつの間にやら、鉢巻きまでしてますなあ。

 熊の向こうを見ると、そこには、萌えキャラがいっぱい。なななんでや!?

 どうやら、沿岸バスの萌えっ子キャラクターらしい。しかも毎年、新キャラに更新されてるそうだ。

 ちなみに左から二人目の和風キャラは、国稀酒造をモチーフにしたキャラクターらしい。
 だから、ここに展示されてるんかあ。

 さらに、なぜか面白グッズが置いてあって、記念撮影できるようになっている。

 おいらも波平さんのズラをかぶって、増毛(ぞうもう?)記念撮影。

 やあ、すっかり楽しんじゃった。さてと、今日はどこまで行きますかねぇ。


ああ、こんなに喜んじゃって(笑)


光と影の世界。浜中海浜公園
 再び走り出し、以前、訪れたことがある浜中海浜公園に到着。逆光が作り出すモノクロームの世界がなかなか良い。
 ライト&シャドウの光景ですなあ。

 海を眺めながら、さてさて今夜の宿はどうしよう。

 初山別まで走ってキャンプしようかと思ってたが、寄り道したんで、思ったほど進んでないし、なんだか急に睡魔が襲ってきたし。ふぁあ〜。
 じゃあ、このへんでキャンプしようっかな。


 小平町の望洋台キャンプ場へ。昔、温泉には入ったけど、キャンプはしたことがない。

 サイトはどんな感じかなあ、と覗いてたら、管理人のおっちゃんが「見に行っていいよ〜」と。

 遠慮無く入っていくと、こりゃスゴイ。海を見下ろす眺めが素晴らしい。

 サイトは草地で、ただっ広い。バイクもそばに停められる。しかも現在3張り。こりゃ、いいぞ!

 管理棟に戻り、お願いしまーすと告げると、おっちゃんが「気に入ったかい、そりゃ良かった」と笑顔で返してくれた。


 さあ5時だ。夕方のおやつの時間だ。

 留萌まで戻って「麺や雅」というラーメン屋へ。ここは、旅前に知り合いに教えてもらった店だったので、どうしても行きたかったのだ。

 メニューが豊富なので迷ったが、スタンダードに醤油ラーメン!

 なるほど、太めちぢれの麺自体がうまい。味しみしみの煮卵がうれしい。こりゃあ、ええねぇ。


 店を出ると、夕日タイムに。
 ほんとはキャンプ場から見るつもりだったけど、ラーメンが美味しかったんで良し、といよう。

 写真が撮れそうな場所を探しながら走り、海に沈む夕日をなんとかゲット。

 次は次とて、お風呂に入ろう! キャンプ場の敷地内に温泉があるのだが、サイトからの距離は1キロ。さすがに歩いて行かずに、バイクでGOだ!
 帰り道、風呂上がりのスベスベ肌に夜風が心地よい。見下ろす町の灯りもキレイだ。

 さあ、晩飯だ!

 夕方のおやつにラーメン食っちゃったんで、軽く済まそうと、イカ刺しとつぶ貝の握り。コリコリした食感が良いねぇ。風呂上がりのビールがこれまたウマい。

 しばらくすると、海風が吹き始めて、首元が寒くなってきた。湯冷めせんようにせんとな。

 しかたないので、タオルを巻く。気温は20度くらいかなあ。

 でも、目の前にはデッカイ北斗七星が。いつもより大きく見えるのはナゼ?

 星もたくさん出ていて、まさに夜空のスクリーン。星空上映会だ。いんや〜、良い眺めだねぇ。

 星も存分に見たし、体も少し冷えてきたんで、もう寝よと思ってテントの中へ。

 とはいえ、まだ9時なんで寝られんなあ。夕方に襲われた強烈な睡魔は、どこへ行ってしもたんやろね(笑)。


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