朝飯は、この旅初めての筋子おにぎり。北海道旅らしくなってきたねぇ。

　バイクに荷造りしてると、体格の良さそうな人たちが集団でストレッチ。

　この宿には、社会人かプロのアスリートが宿泊してるようだ。おいらもちょっと食べ過ぎなんで、一緒にストレッチしたいところだ。

　由仁のホクレンで給油して、赤フラッグをゲット。ちなみに、この２０１４年。ガソリン価格が高騰して、北海道では１６０〜１６８円の高価格だった。

　岩見沢まで来ると、晴れ間が見えてきた。晴れ３曇り７の割合だ。晴れてるのは日本海側、という掲示板の書き込みを見て、石狩を目指す。

晴れた〜！
日本海ブルーだ！
やったー！

潮風に乗って、海岸線をスイスイ走る。気持ち良いねぇ。

浜益に到着。海岸には海水浴客がいっぱいだ。夏ですなあ、夏ですなあ。

　生ウニ丼くださーい。それから、去年食べたかった活ホタテの刺身もくださーい。

　先にホタテが出てきて、ビックリ！　メッチャ大盛りやん。一口食べれば、プリプリでうまうま〜。

　まずはウニだけ食べる。いんや〜甘い甘い。これが食べたかったんやあ。

　ウニ丼を半分くらい食べてから、ホタテの刺身をのっけて、ウニホタテ丼にする。

　こんな贅沢は北海道でしかできん。たまらんばーい。

　青い日本海を左手に見ながら走る走る。これまでの雨空を忘れてしまうほどの快晴。

　増毛で海を見渡す丘の上に立てば、潮風が気持ち良い〜。

　２回目の昼飯は、留萌のＣ−レストラン（シーレストラン）で甘エビ丼。

　これまた出てきてビックリ。キレイに盛りつけられた甘エビは、なななんと２２尾。

　いんや〜、エビ好きにとってはたまらんね。

　迂回路の道道１０６２号へ。今年は、風車の写真が撮れへんかったなあ。ざんねーん。

　しばらく走ると、再び海沿いに出てきた。

　オロロンライン独特の大きなアップダウンを心地よく巡行する。丘を越え、坂を下り、また丘を登る。

　アクセルを開けると、アクロスのエンジン音が気持ち良さそうだ。前半は全く走ってなかったからねぇ。

　今日は海に沈む夕日が見られそうだから、ここをキャンプ地としよう！

　とはいえ、もう少し走りたいのと買い出しを兼ねて、遠別まで足を延ばす。もう夕方なのに、日がまだまだ高い。

　セイコーマートでたっぷりと食材を買い込む。これでこそ北海道旅だね。

　さあ、キャンプ場へ戻って、夕日の前に風呂へ入ろう。

　１日走った汗をおとして、サッパリしたなあ〜、と出口へ向かうと、靴箱のカギがない、ない、ない！

　あわてて風呂場に戻り、受付の人に尋ねてみると、誰かが届けてくれてました。あ〜良かった。どこかの誰かさん、ホンマにありがとう〜。

　海沿いのサイトは、少年少女団たちがワイワイにぎやかにやっている。今日は天気で良かったね。

　夕日がゆっくり海へと沈んでゆく。オレンジ色に染まる日本海。高台から見渡す夕景を、たくさんのキャンパーたちが眺めている。

　今日一日、青空をありがとー、また明日！

セイコーマートのジンギスカン３００ｇ
豚串４本、ししゃも、焼き野菜、ポテトサラダ、サッポロクラシック
の豪華ラインナップ！

　隣のライダーと、晩飯を食べながら話をする。これがまた、穏やかな良い人で、旅の経験も豊富。先日までの雨話に話が弾む。

　聞けば、東京の三軒茶屋から来たそうな。あ、同じ所に親しい友人が住んでますよ。

　これがピュアホワイトで、粒がシャキシャキで甘い甘い。

　とうきび、ウマイなあ。ごちそうさま〜。

　しばらくすると、少し離れた所から、若いおねーちゃんの「エリンギ焼くの忘れてた〜」という声が。
　ダミ声で「おっちゃんが食うたるでぇ〜」と言いかけたけど、やめときました。

　今日は、ようけ走ってホンマに楽しかったなあ。おやすみ〜。