北海道ツーリング2014・その7 


道は続くよ、旅は続くよ、どこまでも

旅行期間:2014年8月4日〜8月15日 全走行距離2726km


■8月12日(9日目) 曇のち晴れ
 となりに、こけさんが寝ている。登別の朝だ。窓の外は、曇り空。

 こけさんが動き出したので、話しかける。今日はどこへ行きますか?と旅のモーニングトーク。

 おいらは、とりあえず登別が目的地だったから、これからの行き先は、まだ考えてない。
 旅は今日を含めて、まだ4日もある。さて、どこへ行きますかねぇ。


『登別亭あいあんずの間』でくつろぐ二人

ちょっと食べたい時に
ピッタリサイズの100円パスタ
 
 腹が減ったので、まずは朝飯。こけさんとセイコーマートまで買いに行く。

 おいらは、トマトミートパスタと筋子おにぎり。このパスタ、100円のミニパスタなので、小腹を満たすのにちょうど良い。

 こけさんは、店内で作る豚丼を狙ってたんやけど、まだ作っておらず、残念。

 部屋に戻って、二人で食べていると、さらに、しもP妻さんが朝食パート2を持ってきてくれた。

 なんと、マザーズのカステラとコーヒー。このカステラ、卵の味がして、とっても美味しい。さすがマザーズですなあ。

 忙しい中、買ってきてくれた、しもP妻さんに感謝感謝。


リンゴヨーグルトも美味でした
 さらに、デザートにリンゴのヨーグルトが登場。
 コーヒーのお代わりもありますよ。ああ、朝から充実しまくりや〜。

 天気は曇りだし、たーっぷり食べたおかげで、なんだか気持ちがまったりしちゃって、なかなか動けない。

 あ〜、このままでは、登別連泊になってしまう〜(笑)。


 10時を過ぎて、このままではいかん!と立ち上がり、出発の準備。

 しもPさん&妻さん、本当にお世話になりました。ありがとうございまーす!

 登別を出発。天気は、うす曇りなれど晴れ。とりあえず、国道36号を苫小牧へ。海沿いの道は風が強い。こりゃ、台風の影響やな。

 苫小牧で分かれ道。北へ行くか、東へ行くかで考え、東の日高方面へ。国道235号を走ってゆくと、青空が広がってきた。こりゃ正解やな。


さあ、旅の後半戦へ!
走るぞっー!


大きなエビが、どかーんと3尾!
 むかわ町に到着。ここは、競馬マンガ『みどりのマキバオー』で、マキバオーの出生地になってるところだ。

 馬産地の日高地方では、馬がのんびりしている牧場風景に心がなごむ。

 出発が遅かったので、もうお昼の時間。早いのぉ。
 鵡川の道の駅で、なんか食べようかと食堂に入ると、メニューに「エビフライ大を3尾乗せて卵とじ」と書かれた、特上エビカツ丼を見つけた。
 こここ、これくださーい!

 デカいエビフライにカブリつく。ガツガツモグモグ、いんや〜、こりゃ満足やなあ。


 ご飯を食べたあと、道の駅ですれ違った人に「武田さんですか?」と声をかけられた。

 顔を見てビックリ! 以前、ジパツーの取材時、福知山の古墳で出会った「ふじんさん」じゃないですか。

 まさか、北海道の鵡川で再会するとはねぇ。それも数えてみたら、なんと9年ぶり。この偶然の出会いこそが、旅ライダーの楽しみですなあ。


青空の平取(びらとり)ロード

仔馬がコテっと寝そべる、のどかな風景
 偶然の再会がうれしくって、テンションアップ!

 富川から国道237号を北上する。青空の下、馬のいる風景を眺めながら、楽しい気分でバイクを走らせる。
 風がびゅうびゅう吹いてるけど、日差しがあるから夏気分。

 途中で「やられたらやりかえす倍返し」だと書かれたTシャツを来たおっちゃんが歩いていた。こんな山道を歩いて、どこへ行くのやら。


 道の駅・樹海ロード日高に到着。

 ブラブラしながら中を見てると、昔、美味しい唐揚げを売ってた店がなくなってる。もういっぺん、食べたかったなあ、

 さあ、十勝方面へ向けてレッツゴー!

 とその前に、標高も高くなったんで、日が陰ると、ちと寒い。ジャケットを着ますか。


道の駅に立つ巨大リスのオブジェ

日高ウエスタンファームの熊
 国道274号を走ると、日高ウエスタンファームの巨大熊が現れた。

 この熊、おいらが初北海道ツーリングした20年以上前から立ってるよなあ。だいぶ色が薄くなったかな。

 日勝峠を越えて、帯広方面を見下ろすと曇ってるではないか。日高までは晴れてたのに、残念じゃあ。


 十勝清水まで下りてきたら、暑〜い。さすがは十勝平野。

 おいらは、コンビニの100円アイスコーヒーでちょいと休憩。あ〜、ちべた〜い。

 アクロスはホクレンで給油。ここで緑フラッグをゲットして、今年の4色をコンプリート。


道の駅瓜幕のキャラクター牧草ロール

これはカワイイ
道道337号のモーモー看板
 時計を見ると、もう4時半ではないか。
 そろそろ、今日の宿を決める時間。そりゃもう、ここまで来たら、あそこでしょ。上士幌航空公園へ。

 十勝平野の景色を眺めながら、鹿追、瓜幕を走り、道道337号に入る。

 道の途中には、牧場を示す牛キャラの看板(←)。酪農王国の十勝に来たんやね。

 道道337号は、遙か彼方まで直線が続くロングストレート。こりゃあ、ええ眺めや。

 走っても走っても、変わらぬ景色。思う存分走ることができるんで、こりゃ楽しい。アクロスも楽しんでるか〜い。

 道の名前が337号=三三七拍子やから、リズミカルに走りますか(笑)。

 日があるうちに、上士幌航空公園に到着。あっ、なんか人が少ない。そうか、バルーンフェスの直後なんやね。
 とりあえず、テントを張って、風呂と買い出しへ。



やっと見ることができた夕焼け
 町にある温泉に付くと、空はちょうど夕焼けに。ああ〜、この旅で夕焼け見るの初めてか? なんかこう、しみじみと旅の1日の終わりって感じがするねぇ。

 風呂に入る前に、今日の体重は?と計りに乗ろうとしたら、先客のおじいさんが乗っていた。

 表示されていた体重は、なんとおいらの半分。えっ、おいらって、おじいさん二人分もあるの? 誰かウソだと言ってくれ〜。 

 
 1日走った汗を流して、風呂上がりはつるっつる。

 だから、キャンプ場帰るために、ヘルメットをかぶるのイヤだあ。

 といっても仕方ない。メットをかぶって、セイコーマートへ行き、たっぷりと買い物。腹が減ってる時に買うと、多めに買っちゃうよなあ。

 キャンプ場に付くと、もう真っ暗。うわっ8時やん。はよ、晩飯ばんめし。


夜のキャンプ場にナゾの縞模様と
テントがひと張り


これは一人分なのだ
 さて、本日のメニュー。
 ジンギスカン200グラム、炒め野菜、ポテサラ、焼きうどん、豚串、サッポロクラシックの500と350というラインナップ。
 いんや〜、ボリューム満点ですなあ。

 時間が遅いので、もうご飯を食べてる人もおらん。一人でジュウジュウ肉を焼きながら、ビールをグビグビ。

 星空を見上げながら、好きなものをたらふく食べる晩飯も、いとをかしかな。


ジンギスカンのタレで炒めた
もやしがウマイんだよねー

焼きうどんは温め直して
アツアツで、いただきまーす

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