北海道ツーリング2015・その9 


登別温泉で開催、しもPミーチン!

旅行期間:2015年7月30日〜8月10日 全走行距離2605km


■8月7日(9日目) 曇り晴れ曇り霧雨
 北見の宿、朝6時過ぎ。
 今日は、しもPミーチン。張り切って行こう!と外を見ると、空一面、真っ白な雲。路面が濡れてる。

 それぐらいどーしたー。なんたって、しもPミーチンっス! あじゃぶさん、こけさんも来るんス。何があっても、北見から登別へ行くんダス。

 まずは、朝飯。ホットケーキパンと缶コーヒーの香るブラックで、お腹を満たす。

 そそくさと荷造りをして、7時半には出発。早く登別へ、と気が急いている。
 なんたって、400キロの旅。大阪発だと広島まで行っちゃう距離だし。でも、北海道だと、普通なんだよねー(笑)。



建物右横、雲がこの高さまで降りてきている
 国道39号を西へ走り出したが、道の駅おんねゆで早速休憩タイム。

 北見から、ずっと低い雲の下を通ってきたので、メッチャ寒いのだ。気温は20度くらいか。
 防寒用にカッパを着てても寒いので、ここでTシャツ重ね着。これでマシかな?

 情報板に「この先、石北峠は視界不良」と出ている。こりゃ困ったなあ。


 それなら、ちょっとだけ寄り道しますか、と留辺蘂町開拓資料館へ。
 大正9年に開設された武華駅逓の建物が残っている。

 駅逓所とは、北海道開拓時代に、旅人の宿泊所+郵便、荷物の輸送を行っていた所。
 駅逓所から次の駅逓所へリレーすることで荷物が送られる。また、輸送する人や馬を交替させる「人馬継立」の場所でもあったそうだ。

 いやはや、歴史の勉強になりましたな。


武華駅逓の建物


ついに晴れたぁーっ!
 さて、石北峠の霧はどうなった?とアタック開始。

 最初は厚かった雲が、だんだんと薄くなり、峠を越えた途端、なんと青空に。これは劇的展開ですなあ。
 ドラマならジャジャーン♪ってなBGMが入りそう。

 良い天気になった途端、テンションが上がる。ビュンビュン走って、気持ち良い〜。大雪湖もええ眺めや。

 でも、晴れたら急に暑くなってきた。防寒用に着込んでるから、ちょっとしたガマン大会に(笑)。


 青空が嬉しくって、写真をバンバカ撮ってしまう。

 はよ、登別に行かなアカンのに、と思いながらも、層雲峡でまた止まって写真を1枚。

 ところが、愛別まで来ると、また曇ってきた。あ〜、晴れの区間は面白かったのになあ。


層雲峡の岩山
 と思ったら、旭川でまた晴れた。
 晴れたら晴れたで、アッチアチなんだよなあ。難しい天気や。

 ホクレンを見つけたので、給油イン。
赤フラッグをゲットする。

 これで緑・黄・青・赤と4色コンプリート。今年も達成できました。

 ここで11時半。腹が減った。
旭川なんでラーメン食べよう。目に付いたお店へ。

 おすすめメニューのあった、旨しおラーメンを注文してみる。

 ちぢれ麺に白濁系の塩スープ。コクがあって、イケまっすー。満足っスー。


 旭川からは直線国道12号線をひたすら南下。

 コンビニがあったら、入って休憩しようと思ってたら、なぜか反対車線にしかコンビニがない。

 ないないないと走って、ようやく美唄でコンビニを発見。休憩しなさすぎで、足とヒザがカチカチのクタクタじゃあ。
 駐車場で屈伸&ストレッチ。やっぱり、適度な休憩が必要ですなあ。

 再び国道12号を南へ走り、道の駅三笠で休憩。産直コーナーでネクタリン発見。

 こんなところにネクタリン=ネクタイダーがいるなんて。今日のミーチンにおいでよ〜。

 食後のスイーツを食べたくなって、東山ファームのチョコソフト。う〜ん、このチョコの甘さが、たまらんばい。

 岩見沢まで走り、国道234号にチェンジ。由仁まで来ると、また強い日差しでアチアチアチ。首が焼ける、イタイ痛い!
 と思った30分後、早来は寒いっス。この寒暖の差はなんやろか。

 ここで、今日、北海道初日。苫小牧港スタートのこけさんの掲示板を見る。
 そこには「港から出る前にエンジン止まりました。今、バイク屋です」という衝撃の書き込みが。
 路上なのに、思わず、えええ〜っ!と声を出してしまう。これが13時前のこと。

 続けて、14時の書き込みで「まだ時間がかかりそうなので、バイク屋に預けて(登別へ)いきます。」とある。これは初日から、えらいことだ!


旨しおラーメンの後に
チョコの甘さが欲しかった

 3時のおやつに、と思ってた白老のマザーズに、16時到着。

 シュークリームが売り切れてる〜、残念。楽しみにしてたのに、来るのが遅かった。

 じゃあ、何にしようっか。あっ、チーズケーキ、店内で食べマース。お願いしまーす。

 さあ、いざ行かん、登別へ!

 ところが国道36号を走っていると、虎杖浜で霧雨に。あと、ちょっとだから、雨降らんといて〜、と空にお願い。

 カッパを着ずに、登別を目指す。でも、雨はやんでくれない。ええい、このまま行ってしまえ。

 霧雨の中、ずんずん山を登っていって、なんとか登別温泉へ到着!


 しもPさん、妻さんと1年ぶりの再会。温かい歓迎に感激する。うれしいなあ。

 宿泊部屋に入れてもらい、一息吐く。霧雨で冷えた体に、ホットコーヒーがあったかーい。ありがとうございまする〜。

 ここで、こけさんよりメール。バスで登別に向かってるそうな。もうすぐ到着とのこと。

 そこへ、バイクのエンジン音が聞こえた。窓の外を見ると、あじゃぶさん登場。ニューバイクは白いスクーターだ。

 18時過ぎ、こけさんも到着して、しもPミーチンのメンバー集合。

 まずは風呂であったまろう! 3人で、さぎり湯へ。

 今日は寒い暑い寒い、そして霧雨と天気がコロコロ変わったんで、風呂に入ると体がほぐれてゆく〜、ぷしゅしゅ〜。


あじゃぶさん、登場!

 20時、しもPさんを入れた4人で、温泉市場へ。

 ご参加の皆さま、日本各地からお集まり頂き、ありがとうございます。
 しもPミーチンを開始します。
 かんぱーい!

 ゴクゴクゴクプハァ〜、いんや〜この一口目のウマさはたまりませぶん!

 ミソが美味しい新鮮な甘エビ。イカの一夜干し、ツブ刺し、ホタテとキノコのバター焼きがウメェ〜。ナマコ、タコキムチも酒の肴にピッタリ。

 何より、一番美味で驚いたのがホヤ。これはタマラン。いやはやビックリ。(→)

 さて、これより本日の最重要議題。こけさんの旅をどうする?である。
 こけさん曰く、バイクは走り出してすぐ、港を出る前に動かなくなり、バイク屋まで持っていったが、すぐに直るような状況ではないとのこと。

 すると、しもPさんが「今年、登別にレンタルバイクの店ができたから。そこで借りればいいっしょ」。

 そんな都合の良い偶然があるもんなのか。まるで、こけさんのためにオープンしたようなレンタルバイク屋さん。


このホヤは絶品!

ミソまで美味い甘エビ

ツマミにピッタリ、イカの一夜干し

 特大ホッケ(←)をみんなでツツキながら、レンタルバイクだ!それがいい!それがいい!と盛り上がる。

 あとは明日、こけさんが実際に店へ行ってみて、ということになり、こけさん会議は終了。しもPミーチンも、おひらき〜。

 温泉街を4人で歩き、いつものようにセイコーマート(コンビニ)に寄って、宿泊部屋に戻る。

 3人相部屋で熱い夜を……と思っていたら、あじゃぶさんは早々に、布団を敷かずに寝てしまった。

 いつものパターンだと、夜中に起きて、敷くだろうから、そのままにしておく。

 いんや〜、今宵のミーチンは楽しかった。メッチャ飲んだし、何を食っても美味かった。

 ホント、登別は良いとこだねぇ。


ホッキ貝も美味でした

その10へその8へ戻る
トップページ北海道メニュー