北海道ツーリング2000・その6 |
利尻島一周ツーリングで青い海と遭遇!
旅行期間:2000年7月29日〜8月6日
礼文島の日の出 早起きしてよかった |
■8月3日(6日目)曇りのち晴れのち曇り 5時に目が覚める。礼文の朝だ。テントから外に出ると、東の空が明るい。急いで昨日見つけた空港のある丘へ。これが正解! 既に日は昇っていたが、丘から見下ろす朝日は、見事なロケーションだった。えかったなあ。しかし、そのまま雲に隠れて行く。おーい、待ってくれ〜! 昨日から問題点が2点。1つはキャンプ用のイスがぶっ壊れてしまった。座ってたら、そのまま後ろへグニャ〜と倒れ込んで、パイプがひん曲がっていた。もはや座イス。もう1つはカメラ。最大望遠にすると異音がするのだ。だましだまし使うしかない。
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さて、再挑戦のスコトン岬へ。わずかに晴れ間が覗いた瞬間をキャッチ。でも、全天快晴で見たいなあ。 ここで桃岩YHに泊まった、あの青年と再会。今から愛の8時間ハイキングへ出発だ。女性に囲まれているせいか、楽しそうに見えた。
こちらは昨日のキャンプ場で知り合った札幌ライダーと話をする。今日も天気がイマイチなので、急ぐ旅でもなし、じっくり話す。
朝の青空もどこへやら。元の曇り空に戻ってしまった。仕方ない、10時の便で島を離れよう。港に行くと利尻島が晴れてるやないか!
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ほんの一瞬晴れたスコトン岬 晴れたら見渡す限りの 青い海なんやろな〜 |
これが大漁亭の大漁丼! ウニがメチャメチャうまかった! 今回の旅でのベストワン・ウニでした |
ところが利尻の港に着くと、また曇ってるやないかあ。でも負けへんでぇ。島一周ツーリングの開始! いきなりホームセンターを発見。さっそく購入。まさかこのイスが1ヶ月後の通信員キャンプで壊れるとは……。 とにかくハラが減ったので、沓形の大漁亭を目指す。入るといきなり、2階のお座敷へ通される。なんか高級ぅ〜! 大漁丼を注文。うに、いくら、ほたてがのってやってきた。 このウニが絶品! 今まで食った中で一番うまかった。とにかくウニが甘くって、くさみが全然ないのだ。しまったぁ〜、ウニ丼にしておけばよかったぁ。思わず、2杯目を頼もうかと迷ってるうちに、腹が落ち着いてしまった。 ここから島の南へ向かうと、一転青空が広がってきた。昨日から曇り続きだったのでうれしい。仙法志の漁港に座り、青い海を味わう。ああ、いい気分。
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少し行くと、オタドマリ沼を発見。行ってみると、ウニ寿司の暖簾が! さっそく注文。海苔巻きの上のウニが乗っている。これも美味い。でも、やっぱり大漁亭のが一番うまいなあ。贅沢じゃ! ここには、メロンソフトクリームやじゃがいもビールがあって、食い物が充実していた。 ようやく1周して港に帰ってきた。空はまた雲が覆っている。出航まで時間があるので、利尻の温泉へ。露天でポカ〜ンと過ごす、至福のひととき。 フェリーに乗り、ついに本土へ帰還。天気はいろいろあったけど、楽しい島渡りだった。なによりウニが美味かった!
ウニ寿司っス〜。色が違うっス〜 |
メロンソフト おいしいメロン味でした |
左奥がおじさんのテント
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今日は兜沼でキャンプしようと思っていたのだが、到着した稚内も曇り空。もう6時前だし、今から移動するのもしんどいので、稚内森林公園キャンプ場にする。 テントを張ろうとしていると、一見ムツゴローさん風のおじさんに「さびしいから隣りに張ってよ」と言われる。おもしろそうだったので横に張っていると、さっそくウイスキーを勧められる。温泉に行くので、と断るとちょっとさびしそうだった。 稚内温泉童夢に行くと、夕日が落ちた薄暗い景色の中に、利尻岳の頭がようやく見えた。でも、今度は下の方が曇っている。まるで宙に浮かんでるような幻想的な姿だった。 温泉には地元のおじいさんもいるし、ロシア人もいる。街の雰囲気が圧縮されたような空間だった。 キャンプ場に戻るとおじさんが寂しそうにしていたので、さっそく1杯もらう。ウィスキーをなみなみと注いでくれた。 おじさんは旭川から来た地元ライダーで、58歳デビューを果たしたそうな。ジンギスカン焼き肉を食べながら話を聞いていると。今度は札幌のおじさんライダーも参加してきた。なんか今年は地元ライダーとよく会うなあ。
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