北海道ツーリング2001・その4 |
緑のキャンプ場。でも寒いっス!
旅行期間:2001年8月4日〜8月12日
牧草ロールが転がる酪農風景 |
■8月7日(4日目)晴れ 栗山公園での朝。6時過ぎから野球の掛け声で目覚める。天気予報で朝は14度まで下がると聞いていたが、ほんまにさぶい! 今日はどこへ行こうかと天気予報を見ていたら、北見の最高気温が28度、晴れ! これは行くしかない! でも岩見沢の空は一面の曇り。んじゃまずは、石狩温泉、番屋の湯へ!
石狩に近付くと、札幌から近いのに、まるで地の果てのような雰囲気。ピーカンの青空の下、強風吹きすさび、広大な緑の農地が広がっているのだ。海に向かっているという気がしない。
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着いた番屋の湯は、海水浴場の真ん前。強風のため、浜の砂は舞い上がり、海には白波が立っている。でも、天気がいいため、たくさんの海水浴客が来ていた。夏は今だけ!という気持ちはわかるけど、たいへんやなあ。 番屋の湯は、作りがデカイ。露天も広かった。ただ、海が間近だと思いこんでいたのに、実は砂浜から結構離れていた。でも、仁王立ちしていたら、浜のギャルがこっちを見ていた……かな(笑)。 予定よりのんびり走ってるもんだから、ここで昼食。温泉の食堂でイクラ丼。イクラが別皿に盛ってあって、思ったよりうまかった。
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番屋の雰囲気が醸し出す入口
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ここからR275を走って旭川に向かう。快晴の空なのだが、思った以上に距離があって(100キロ以上)、なかなか前に進まない。時間があれば北竜経由と考えていたのだが、とうてい無理。 月形にうまいラーメン「むつみ屋」があるというクリコミ情報で行ってみる。麺は太めの固め。赤みそは辛いが、タマネギの甘さがマッチしていた。 さて、ここで1時半。もう距離的に北竜へ寄っている時間なくなった。一路旭川へ。近付くに連れどんどん暑くなる。半袖でもOKだ。 滝川の道の駅で一休みしていると、元チャリダーのバイク乗りと話しが弾んだ。チャリでは走ったことがあるが、バイクでは初めてだそうな。1日の走行距離が違うんですよ〜と言っていた。
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そのライダーと別れたのが、3時45分。ここは滝川。間に合うのか、北見?(笑) 上川を駆け抜け、一気に層雲峡へ。もう夕方の陽射し。 ここで高斗さんが、おいらに会うため、富良野から旭川に北上してくれてたということを知り恐縮。駆け抜けてしまいました、すまんこってす。 層雲峡では浴衣のカップルが川を見ながらしっぽり。う〜ん、やられるなあ(笑)。 走って走って、大雪湖。この辺りを走る時は、いつも曇り空だったので、快晴の中を走るのは初めて。 夕陽で辺りがオレンジ色に染まる中、自分の影を追い掛けて飛ばす。東へ東へ。気分はもうライダーズハイ! 走るのが楽しくって仕方ない。走る喜びを心の底から感じる。
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自分の影を追い掛けて、走れ走れ! 気分はサイコー! |
ひと足早く、山に暮れていった |
ようやく留辺蘂の街に出たと思ったら、山の端に夕陽は沈んでいた。早く行かなきゃ。温根湯のそばにキャンプ場があるはずなのだが、見つからない。 うろうろしてると、信号待ちで神戸ナンバーのバイクに「キャンプ場ですか?」と聞かれる。そうだというと、自分は戻るとこだというのでくっついて行く。これが道間違えまくって、まるで自分を見るようだった。 キャンプ場は緑の草地で平坦。ばっちぐー。温根湯なんだからメシの前にひとっ風呂。 キャンプ場の入口にあるでかいホテルが800円で入れた。でも、中学生の運動部がにぎやかに入っていて大やられ。露天も内湯も広く、ガキがいなくなるまで待ってのんびり浸かった。 空にはカシオペア座。夜になってもそんなに寒くない。いい感じだ。
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