北海道ツーリング2001・その9



早来で見つけた“夏”


旅行期間:2000年8月4日〜8月12日



札幌の午前4時
朝焼けがおいらを起こした
■8月12日(9日目)晴れ

 4時に目が覚めた。昨日はよっぱらって寝たため、窓のカーテン全開。朝焼けの眩しさで目が覚めたようだ。

 見事な朝日じゃ。とりあえず1枚写真を撮って、また寝る。

 ちょっと寝るのつもりが、目覚めれば7時半! うわ、寝過ぎた! 外は快晴やん、もったいない。早く出発せんと。


 まずは札幌を北へ。流れに乗っているうちに郊外へ出た。景色が田園風景に変わる。

 青い空と緑の大地に囲まれて、気分良く走る。こういう時に風を感じるんよなあ。

 南へ転進し、道道46を行くと「じゃがいも持っていけるだけ持ってけ200円」という店を見つけた。


テンコ盛りのじゃがいも!
見てるだけで、うれしくなるねぇ


お馬はポケーっとしてました
 おっとーR36に出てしまった。千歳空港も近い。でも、まだ時間があるので早来方面へ。1分でも長く北海道を走っていたいのだ。

 この旅では馬に乗ってないよなぁ。北海道のラストシーンは、やっぱり馬だよなぁと早来の牧場風景の中を行く。

 ようやく一頭の馬を見つけた。おーい、気持ちよさそうやなあと声をかけてみる。黒くて長いしっぽを振ってくれたように見えた。

 牧場に咲くひまわりの前で塩カルビ焼きそばを食べる。これがまた美味い。

 青空、ひまわり、馬、焼きそば。おいらの旅らしいエンディングだ。


灼熱の太陽・男の塩カルビ!

広い広い千歳空港の空
 空港へバイクを入れる。大宮から来たライダーと話をする。みんな旅の終わりは雄弁だ。自分の旅を話したくって仕方ない。

 話を聞く度に、一人一人の旅の違いを知る。


 食のフィニッシュは、空港で食った大奮発のカニウニ丼。いやはや贅沢の極み! うまいのなんのって。

 空の上で旅を思い返す。今回は静内、新冠に行ってないんで馬に乗ってない。帯広の豚丼も高橋まんじゅうも食逃したなあ……。

 眼下に入道雲を見下ろしながら、こりゃまた北海道に来なきゃならんのぉと思った。

(おしまい)


残ったお金をかき集め
カニウニ丼をごちそうさま!


なんか気になるこの看板!
真狩の道道777

読者の温泉家さんの情報で探してきました
車がほとんど走ってない畑の中を
ビュン!と飛ばせる道でした

南幌で見つけた謎の看板
先を急いで飛ばしていたのに
この看板を見つけて急ブレーキ!
戻ってみて納得
『感じてネ!』
に反応しちゃったみたいっス(笑)
あ〜ハズカシイ!

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