北海道ツーリング2002・その8


♪ホッケホッケッケ〜
歌を唄いたくなるくらいウマい!

旅行期間:2002年7月15日〜7月25日



コッコが可愛くって〜
親馬は食ってばっかり(笑)
■7月23日(9日目)
 曇り時々晴れ

 静内の朝。曇っている。海もグレー。

 今日はHPの読者、札幌のアクロスライダー・みづきさんとの待ち合わせだもんで、7時発。
 されど馬が呼んでいる。自分に「10分だけ」と言い訳して、新冠に馬を見に行ってしまう。おおっ、めんこいのぉ。

 し、しまった! ほんと10分のつもりが、30分! あわてて発進。


 急げども進まない。ようやく支笏湖へ向かうR276に入った。あとは直線だぁ! 飛ばす飛ばす。木立の中の気持ちいい道だ。15分遅れでようやく到着。

 待ち合わせの駐車場に、青いアクロスが止まっていた。

 はじめまして〜と挨拶。どこへ行こうか?と聞くと、今日のコースを考えていてくれた。これは助かる、ラクチンだ。



これは珍しいアクロスのツーショット




きのこたっぷり。うまいうまい

 まずは大滝の道の駅へ。さっそくキノコ汁を一杯。キノコ好きなんで、うれしいうれしい。勢いで軟骨入りソーセージも喰らう。

 みづきさんは、ほんとにアクロスが大好き。アクロスで走ったツーリング話が次から次に出てくる。アクロスはやっぱりええバイクやなあで、意見は一致する。

 次は一気にニセコの道の駅へ。ちょっと曇り気味なので、羊蹄山も雲に隠れている。ここではいい食べ物がなくって、パス。


 R5の蘭越から道道267で海へ。このルートは初めて。結構のんびり走れるいい道だ。

 海沿いのR229に出る。店屋の軒先でたくさんのホッケが、回転式の魚干し機で干されクルクルと回っている。うまそー! ああ、ハラヘッタ。

 貝の館の隣に食堂を発見! 期待して店に入ると、今日の焼き魚定食はホッケだという。ラッキー! いやいや、焼きたてだわ、油はのってるわで、うまいうまい。飯がいくらでも食える。満足、満足!


軽快に走るアクロス!
こちらも走りながらの撮影。難しい〜




山登りの途中にはこんな景色も
余裕が残ってたら見てみよう!

 次は三大美湖のコックリ湖へ。ダートが3キロほどある。2台のアクロスがふかふかジャリをががががーっと走る。
 結構ハードやった。でも、おもろかったなあ。

 さぁ湖と思いきや、看板には歩いて2.7キロ(1時間20分)と書いてある。でもまあ、ここまで来たら行くしかないでしょ!

 緩やかな登りって、入り口の看板にあったけど、実際は急斜面があるわ、沢を横切るわ、足すべらしてガケから落ちそうになるわで、おいら的には大冒険!


 どっかで拾った杖を突いて、背丈ほどの草をかきわけかきわけ、熊は出ないのかと思いながら、ハァハァと息を切らしながら登る。う、運動不足じゃあ〜。

 みづきさんは、振り返り振り返り登ってくれたが、さすがに背中が見えなくなると、ちょいと不安になる。道無き道を歩いてるからなあ。

 歩いてるうちに、昔富士山に登った時のこととかがフラッシュバック! なんだか、どこ登ってるかわかんなくなってきた。
 おいおい危ないぞ(笑)。

 1時間10分ほどで、ようやくコックリ湖の姿が。ふぃ〜。全身の汗が流れ出たような。ビビビールが欲しい〜!
 しかし、お茶も持ってきてないんだよなあ。失敗じゃ〜。




これが道だぁ(笑)
どこが〜?




ガスが出て神秘的……
実のトコ、景色を楽しむ余裕は
あんまりなかった(笑)
 コックリ湖は静かな場所だった。誰もおらん。木々の感じからすると、秋の紅葉とかがいいんやろなあ。

 十分に休んでから下りへ。楽かなと思ってたら、滑るスベル。転けまくり。

 ずるっと転けてウエストポーチに入れてたカメラでケツを打つ! あわわ、レンズがいがんだ。ケツ腫れた。痛って〜。

 前を行くみづきさんは、歌を唄いながら下りている。余裕だねぇ。

 ようやくバイクが見えた。か、帰ってきたじょ〜。お茶をグビグビ。ぷはぁ、生き返る〜。


 次は薬師温泉へ。汗をかいたんで、丁度いい。山小屋みたいな温泉だ。

 とにかく、さっきまでのハードさから一転、クタァ〜っと湯に浸かる。あぁ〜山登りの疲れもとれるやあ。

 温泉を出たら、次は晩飯。札幌へ帰るみづきさんに合わせ、小樽へ行くことにする。ぶいぶい飛ばして、一気に小樽へ。

 晩飯でおいらだけ地ビールを頂く。ごきゅゴキュぷしゅ〜、この一杯がサイコー!
 1日走った話しで盛り上がる。いや、走ったつーか、登ったつーか(笑)。またアクロスで走りましょう。かんぱ〜い!



薬師温泉は
いい感じの木製湯舟


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