北海道ツーリング2003・その6


オーストリッチガーデンひらくりのダチョウたち
カワイイやつらにおいらの目もキラリン!
(紋別郡生田原町)

旅行期間:2003年8月7日〜8月15日


■8月13日(7日目)
 霧雨〜曇り〜晴れ〜曇り〜雨

 網走湖の朝。6時というのに、大高さんのテントからは片づけの音が。もそもそとテントを出て、おはよう〜!

 昨日の月はどこへやら、空は一面の雲に覆われている。テントも乾いてないぞぉ。たたむのイヤやなあ。

 朝飯は、カニ雑炊。インスタントやけど結構ボリュームがあってうまかった。

 お互いモクモクと撤収を始める。大高さんは早めは早めなので「先に出発してもらっていいですよ」と声をかけておく。



朝食時のツーショット!



ガクのおかげでカヌー犬が増えたかな
 湖にカヌーを発見! それも犬をのせたカヌーだ。思わず声をかけて、写真を撮らせてもらう。ワンコがめんこいのぉ。

 撤収完了した大高さんが地図を見ている。「今日はサロマの方へ行ってみます」というので、おいらは知床を見てから、サロマへ行きます、と答える。

 こんな天気なので知床も真っ白かもしれんけど、自分を納得させるため知床に行ってきますと言うと、大高さんは笑っていた。

 大高さん出発。また会いましょう。思えば、会うのはまだ2度目なのに、昨夜はすっかり話し込んだ。ライダーは不思議やなあ。


 さてと、おいらも出発。網走市街まで来ると雨が上がっていた。よしよしいいぞ。

 小清水原生花園でウマを見る頃には、雲が切れ始め、着ているカッパが暑い暑い。
 ここの馬に会うのは6,7年ぶりか。でも、今年も眠たい顔をしている。よしよしと鼻面をなでてやる。


小清水原生花園に咲く花たち



小清水原生花園のお馬さん
眠そう〜(笑)。




緩やかなカーブを繰り返す知床峠

 R334を快走し、ウトロへ。いよいよ知床峠だ。緩やかなカーブが続くので、スピードも速いまま登っていける。

 そのカーブを見下ろせるポイントでバイクを停め、写真を撮っていると、チャリダーが大きな声で挨拶してくれた。ここまで自力で登ってきて、なおかつこの元気。スゲー!

 峠に到着。風が強く、雲に覆われたり青空が見えたり。天気の変わらぬうちにと写真を撮ろうとすると、やっぱり雲が出てきて、山が隠れてしまった。


 峠を越えて羅臼側に入ると、カーブが細かくなった。急にガスが出てきて前が見えない。真っ白な道を、ゆっくりと降りていく。

 ようやく羅臼に出た。北の国からの舞台になった港へ向かう。何か看板が出ているかと思いきや、そのまんまの港。

 内田有紀と純が出会ったのはこのへんかな、と思ったところで記念撮影。まあ、これはこれで納得(笑)。

 再び知床峠を越えてウトロへ戻る。帰りは峠も真っ白で見えなかったんで、そのまま走り抜ける。



羅臼の漁港には
内田有紀似の人もいなかった……


 ウトロに着いてハラ減った〜。バイクがたくさん停まってる店で昼食。ウニいくら丼2000円を頼む。店には夏なのにストーブが。

 海岸線を飛ばし、オシンコシンの滝に別れを告げ、一気に網走を目指す。

 空が夏空に変わってきた。陽射しもキツイ。時間がないのに写真を撮りまくる。今回の旅で2度目の夏らしい天気だ。

 ところが網走へと向かうにつれ、どんどん天気は悪くなる。サロマはまだまだ先、70キロくらい向こうかぁ? 走っても走っても着かへんぞぉ〜。


 ようやくサロマが現れた! ところが湖も空もグレー。しかもかなり寒い。8月やのに、こりゃあかん。

 楽しみにしていたナマホタテの店「レストハウス華湖」が見つからない。目星をつけていた場所を何往復かするがダメ。

 あきらめるかぁと、次の場所を目指して交差点(R238と道道103)まで来たらあった。目星の場所とぜんぜん違うやん! でもまあ、こんなもんやのぉ。

 3時の昼食。生ホタテ丼。これが思ったよりメチャうまい。甘くてプリプリ。あ〜、食べられてよかったぁ。


ホタテはやっぱりナマがいいぞぉ


ダチョウのあとでもう一度
戻ってきて食べた
フルーツ味のイチゴソフト
 次はダチョウのいる生田原へ。雨が降りそうな道を走る走る。ようやく町に着いたが、もう5時前だ、もう閉店して見られんやろなあ。

 とりあえず町中で見つけた林冷菓でソフトクリームのバニラを食べる。寒いのに(笑)。なんか生クリームっぽくってうまかった。

 でも、入って来るお客さんはみんなイチゴを頼んでる。店もイチゴ色のハデハデやもんなあ。これは気になる、あとで食べよう!


 向かうはダチョウのいる「オーストリッチガーデンひらくり」。青アクロスライダーのみづきさんが、ダチョウに会えると教えてくれたのだ。

 橋の袂にダチョウ絵の看板を発見。そのままずーっと行くと。行き止まり。あれ?

 もう一度橋に戻って探していると、建設事務所の中のおばちゃんがこっちを見てる。

「すみませーん、ここダチョウいますか?」と聞くと、いるという。
「見られますか?」と聞くと、今からでも見られるという。ラッキー!


お〜い!


なにぃ〜?
 優しそうなおばちゃんが案内してくれる。おばちゃん曰く、このへんは毎日天気が悪く、今日も3時まで雨だったという。雨に降られなかったおいらはラッキーやったんやなあ。

 ダチョウとご対面。デカいけど愛嬌がある。でも、撫でようとしたらカブられた。でも、馬や牛より痛くはなかったんで平気平気。

 そのうち、すっかり慣れてきてダチョウと話をする。ひとなつっこくて可愛い。なんだか1羽欲しくなってきた。

 最後にダチョウと記念撮影してたら、頭をカブられた。わははは(笑)。そこへおばちゃん再登場で笑われてしもた。お礼を言って退場する。


 さて、今夜の宿、留辺蘂のつつじ公園キャンプ場へ。近所のスーパーでホタテとイカを買い出し。

 つつじ公園に着き、テントを張ったら、まずは風呂。ホテル大江へ。800円也。

 午後からはずっと寒かったので、露天で冷えた体を温める。ふぅ、生き返るなあ。さぁ、明日はいよいよ西へ戻るか。早かったなあ。

 テントに戻り、ナマホタテを食う。刺身は甘味があってうま〜い。イカも歯ごたえ有り。

 ビール2本でよっぱらう。よー走ったからなあ。明日が早いので今宵は寝るとするか。おやすみ〜。



酒の肴ばっかりですなあ(笑)

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