北海道ツーリング2006・その5 


大沼の夕景。静かな湖畔の黄昏

旅行期間:2006年8月2日〜8月13日


■8月5日(4日目)後編

 昼飯は、あじさいラーメンが食べたくて、五稜郭へ。迷ってしまい、土方歳三の最期の地へ行ってしまう。大河ドラマの『新選組』を観た後なので、合掌。

 ようやく着いたあじさい本店は、五稜郭タワーの真下。観光客が一杯で、外まで行列だ。それなら、と支店へ向かうと空いていた。
 塩ラーメンを食す。固めの細麺にあっさりスープだ。

 店の外に出ると、熱いモノを食べたおかげで、汗が噴き出て涼しくなった。ちといい気持ち。


 目の前に丸井今井を発見!
 床屋に教えてもらった「ペイストリースナッフルス」のチーズオムレットを買いに行く。一口食べて大当たり! ふんわりトロトロでうま〜い。

 しかし、デパ地下のベンチで食ってるおいらって、はた目から見るとヘンやろな。でも、クーラーが涼しいんで、外に出たないなあ。

 さぁ、ここからがツーリングのスタート。もう1時やん。地図とにらめっこして、恵山まわりで大沼行きに決定!


 湯川からR278に出て、ようやく海にだぁ。

 でも、海があんまり青くてキレイなもんで、何度も停まって、写真を撮ってしまう。

 アカ〜ン、全然前に進まへん(笑)。


 ウミドリがたくさん空の舞っている。見上げていたら、目の前に降りてきた。気持ちよさそうに飛ぶなあ。

 海岸の堤防沿いにスーッと飛んでるトリを追いかけて、恵山へ向かう。


 上写真のウミドリを撮ってたら、漁師のおっちゃんに声をかけられる。

 言葉がイマイチ判りづらかったが「写真を撮るなら、あっちから恵山がキレイに見えるよ」と言ってるようだ。
 おっちゃん、ありがとう。

 行ってみたら、恵山の眺めよりも、その場所自体が、岩の要塞みたいでナイスポイントだった。(写真右)


 写真上部のこんもりした山が恵山。海沿いを走ってると、何度も顔を見せてくれる。

 その恵山のそばにある道の駅恵山に着いたのは3時。30キロに何分かかってるんやー。

 売店に入り、イカ刺しを探したら「売り切れ」の札が。やられた〜。でも、今でも300円なんや。食いたかったなあ。


 そこから先は昆布干しロード。曇ってきたので、写真なし時間もなしで快走するぞ。

 ……と思いながら走り出しても、軒先に干された大量のコンブを見つけたら、バイク停めて、写真を撮っちゃうんよね〜。


 ようやく東大沼キャンプ場へ。テントを張り、函館のハセストまでやきとり弁当を買い出しに行こうかと思ったが、ジャンボ焼きそばの夢屋を見つけたので急きょ変更。

 以前食べた時と変わらぬ大盛りで濃い味だ。暑いときに暑い物を食って、汗だくやぁ。我慢しようとしてた水をガバガバ飲んでしまい、もうお腹いっぱい。

 帰ろうとしたら、後ろのテーブルから大声で「たけだてつさんですね」と、声をかけられた。あー、ビックリした。

 聞けば、奈良から夫婦で移住されたノザワさん。自分で家を作ってるそうな。

 なんでおいらって判りました?って聞いたら、「背中の肉の付き具合で」と言われてしまった。大爆笑。


 驚きの夢屋を後に、次は風呂だ。ノザワさんに教えてもらった留の湯へ。

 途中で日が暮れる。木立の間から漏れるオレンジ色の光を追いかける。夕方の風は涼しくていい気持ちやね〜。

 留の湯はキュッキュ系の源泉で、内湯390円。地元の人も来るいいお湯だ。

 ザブンと湯舟につかれば、疲れもとれる。あ〜、生き返りますなあ。



夜の写真がないので
大沼の夕日をご覧あれ
 キャンプ場に付き、ビールを飲み、しばし星と月を眺めてると、ノザワさんが差し入れに。しかも、今夜寅さんのテレビ放送があるので見にきませんかと誘われる。うーん、なんで寅さんに弱いって知ってるんやぁ。寅さんに惹かれて、行ってしまう。

 ものすごいでこぼこ道を通って、家へ到着。作ってる家は、まだ内装が済んでないということで、仮住まいの方へ。

 スイカやシシャモ、ワインを御馳走になりながら、「ハイビスカスの花」を見る。寅さんの姿を見ながら、自分もますます寅さん化してるなあと思う。やばいっス〜。

 テレビが終わった後、キャンプ場まで送ってもらう。激動の1日であった。おやすみ〜。


 
 ANOTHER SCENE 
 

函館の港でポワ〜ンと一休み
海が青いねぇ

R278沿いにアーチ橋発見!
北海道〜本州最短地点・汐首岬の近く

♪まわる〜まわる〜よ、スルメはまわる
(『時代』の替え歌で)

気持ちよさそうに飛ぶウミドリ
 

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