琵琶湖キャンプツーリング


芝生が敷き詰められた牧キャンプ場


 OutRider通信員1年目(96年度)の通信員キャンプ(関西)は、琵琶湖の牧キャンプ場で開催されました。
 10名ほどのメンバーと当時編集部員だったスージーこと中筋さん、そして「若女将」みゆきさんが来られて、にぎやかなキャンプとなりました。
 このキャンプ場はオススメです。

 (期間:96年9月21〜22日)

★現在はキャンプ禁止です。



「週末キャンプツーリング 湖畔の宿はいかが?」

早起きは三文の得
午前5時の空の色です

 天高く馬肥ゆるこの季節、週末を利用してツーリングするには、もってこいのコースとキャンプ場を紹介しましょう。

 場所は琵琶湖の東岸。このあたりの道では、時々北海道でみたような景色に出会えるので、ぼくのお気に入りです。

 ベースキャンプとして、牧キャンプ場をお薦めします。無料、予約不要。キャンプサイトも広く、芝の上にテントを張ることができます。目の前には湖の波が打ち寄せ、焚き火もOK。ボードセーリングのポイントなので、たくさんのセールが青い湖面をすべっています。蛍光色のカラフルなセールを眺めながら、ぼんやり過ごすのも楽しいでしょう。

 対岸には比良山系がそびえ、目の前には長命寺山が見えるため、朝夕の眺めはとても素晴らしく、光の微妙なコントラストの変化を楽しむことができます。写真は朝の景色です。

 さざなみ街道を北へ向かえば、湖の爽やかな風の中を走ることができます。週末でも車は少なく、のんびりと自分のペースで走れるので大好きな道です。きらきら光る湖を眺めながら走っていくと、神仏を祀る竹生島が現れます。

 さざなみ街道を離れ、さらに北に行けば、羽衣伝説をもつ余呉湖が静かに広がっています。琵琶湖のさらに北にあるため、関西の人でも、知っていても行ったことはないというポイントです。湖を一周する道路は、ところどころ狭いところもありますが、木陰の中をのんびり走ると、湖の青さが目に焼き付きます。

 さらに走りたければ、奥琵琶湖バークウェイを通って折り返し、琵琶湖西岸を走ってみては如何でしょうか。

(OutRider 97年11月号に掲載)

★現在はキャンプ禁止です。



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