桜ツーリング |
和歌山県の根来寺です。
広い敷地内にたくさんの桜が咲いていて
満開の時はお寺全体が咲いているかのようです。
またお寺の反対側にある山には、ヤマザクラが咲いているので
桜を満喫できる場所なのです。
満開の桜が数千本! |
弥生の桜の舞う 根来の郷へ 一足早く桜を見に行きたいという人へ。そして、桜にはまだ早いって言う、あなた。3月も下旬になれば、早咲き桜が春風の中、あなたを呼んでます! 場所は、和歌山の根来寺。まずは大門にある大きな桜が出迎えてくれます。バイクに跨ったまま、沿道に咲く桜をながめるもよし。バイクを降りて、ゆっくり歩くもよし。広い境内には約五千本の桜が咲き乱れています。 寺の中は花見客でにぎやかですが、少し離れた寺の周りは、山里の雰囲気を残していて、とても静かです。その中で、一番お気に入りなのは、寺の北側の山に咲く桜です。桜を見上げながら、山沿いの散歩道をのんびり歩いていると「野に遊ぶ」といった気分になります。 少し離れて見る、その山の景色も好きです。ソメイヨシノやヤマザクラが混じり合い、緑の中にピンクやオレンジといった、色とりどりの景色が目を楽しませてくれます。桜だけの景色より、緑の中の桜のほうが一段と色が映えて見えるのです。 歴史をひも解くと、この寺には信長、秀吉の時代に根来衆という僧兵がいて、最盛期には1万人の大勢力を誇っていたそうです。 しかも、この根来衆は、戦国の世でいちはやく鉄砲をとり入れたため、鉄砲衆とも呼ばれ、当時としては、最新かつ強力な軍事力を誇っていました。しかし、その力を恐れた、時の権力者秀吉に攻め滅ぼされてしまったのです。 今では、そんな荒々しい歴史を感じさせない、静かな山郷の風情を楽しむことができます。 もう少し走りたい人には、お寺の前から始まる紀の川広域農道がオススメ。アップダウンを楽しめます。 見頃は3月下旬から4月上旬です。
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ヤマザクラは違った彩りで楽しめます |