昨年、「旅先で出会った風景」で紹介した桜です。
　毎年３月中旬に花を咲かせるため、その年一番最初に満開の姿を観せてくれます。
　たった１本の木なのですが、早朝の光を浴びてピンク色の花びらが輝く姿が、心に強く残ります。
　今年(2000年）は少し開花が遅れて、3/23現在七分咲きです。今からでも間に合いますので、お近くの方はぜひご覧になってみて下さい。

　大阪ではあまりに有名な桜宮。大川沿いに延々と桜並木が続き、ゆっくり散歩するだけで一年分の桜を味わった気分になります。
　ぼくはここの桜が大好きで、毎年電車に乗って観に行きます。出店もたくさんあって、たい焼きにたいこまんじゅう、焼き鳥なんかを食べ歩きながら、桜のアーチをくぐり抜けて行きます。
　桜の名所三昧をするなら、大阪城へも足を運ぶといいでしょう。
　見頃は４月上旬です。

　これまた有名な造幣局の桜の通り抜けです。
　上に書いた、桜之宮公園のコース内にあるのですが、こちらは４月中旬の１週間だけ一般公開されるため、季節的には桜之宮の桜が終わった頃になります。
　ここには、いろんな品種の桜が咲いています。日頃はあまり見かけない、八重桜系のちょっと変わった桜がたくさんあるので、観ていてとても楽しいです。鞠のように花を付けた桜を観た時は、びっくりしました。でもとてもカワイイ形です。

　花見ができるのは、一般公開されている１週間という期間だけなので注意して下さい。その期間は新聞やニュースで告知されます。
　２０００年は、４月１８日〜２４日です。　

　兵庫県からは、明石城跡を中心とした明石公園を紹介します。
　広い公園の敷地内にたくさんの桜が咲いているので、のんびりと散歩しながら桜を観ることができます。
　明石に来れば、当然「明石焼き」を食べなきゃはじまりません。熱いのをはふはふ言って食べるのがいいんです（笑）。
　見頃は４月上旬です。