飛鳥の丘陵に、新たに出現した白く輝く八角形の石造物、牽牛子塚古墳。
 22年3月に一般公開されたばかり。
 亀石や石舞台があるエリアとは、近鉄の線路を挟んで、西側の丘の上にある。
 八角墳であり、斉明天皇の陵墓といわれる。
 また、古墳の南東部分には越塚御門古墳があり、
 日本書紀の記述から斉明天皇の孫、大田皇女の陵墓と推定される。


 稲渕の棚田から、アップダウンロードで、キトラ古墳、太子の湯方面へ抜ける道がある。
 丘を越え、下りに差し掛かったところで、太子の湯方面へ分岐すると、
 彼方に、牽牛子塚古墳が見えることを発見(画像中央)。
 飛鳥時代の人々も、この景色を見たのだろうか。
 良いものを見つけた気分になり、一人悦に入る。

(奈良県高市郡明日香村 上:2022年2月26日撮影、下:2022年8月21日撮影)

 

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