奈良県多武峰にある談山神社です。
有名なスポットなので、渋滞に注意して下さい。
有名なだけあって、その色合いは一見の価値あり。
夕映えの鮮やかな赤 |
黄金に輝く紅葉の下で 歴史クイズに挑戦! この季節の楽しみはなんといっても、紅葉ツーリングでしょう。関西一押しのスポットは、奈良の談山神社。毎年訪れるのですが、鳥居を囲む金色に輝く紅葉の美しさに、心が奪われます。 また、歩いて1分の坂の上は絶好のビューポイント。緑の山の中に十三重塔が建ち、そのまわりを赤、黄、橙の木々が取り囲むという、素晴らしい景色を眺めることができます。そこから写真をとれば、誰でもベストショット間違いなし。山深い里で、鳥の鳴き声に耳を澄ませると、心が和らいできます。
ここで、歴史クイズ! 答えは六四五年。中大兄皇子と中臣鎌足が謀って、時の権力者の蘇我入鹿を倒した事変です。正解者は、神社前のお店で焼きもちをどうぞ。 実は、この大化の改新を計画した場所が、この談山神社だと言われているのです。「談山」という名も、計画の密談を行ったところから付いたそうです。地理的にもひと山越えると、当時都があった飛鳥に出ることができます。また神社自体の作りも石垣が組まれ、外敵を想定しての作りになっているといわれており、クーデターが失敗した場合の砦の意味もあったようです。 千四百年も前に、ここに人がいて、未来まで語り継がれる事件があったなんて・・・。そう考えると不思議な気分にさせられます。 場所は、R165を桜井まで行くと、談山神社の案内版が出ています。それに従って北上すると、一転してローカルな風景の中へ。細いワインディングを駆け上がるに連れ、風が冷たくなっていきます。紅葉の色が鮮やかになっていくのを楽しみながら、バイクを走らせれば、談山神社へ到着です。 見頃は11月中旬です。
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日が射すと黄金色に輝く | ||
鮮やかな原色の競演 |