湖畔の風に菖蒲の花ゆれて(滋賀県・新旭町) 

琵琶湖から流れてくる心地よい風に吹かれながら
花しょうぶ楽しんでみませんか


 
 梅雨だからって、ジメジメしてちゃいけません。初夏の風を探しに、走り心地の良い琵琶湖ツーリングに出かけましょう。

 湖西を北上し、高島でR161に別れを告げ、湖岸沿って走る風車街道に入ります。琵琶湖の景色を右手に見ながら、心地よい風に吹かれるこの道が大好きです。付近には、どこまでも続く直線道路や広大な畑、セイコーマートまであって、北海道の雰囲気を醸し出してるところも、お気に入りの理由です。

 そんな田園風景の中に、突然、3基の大きな風車が現れます。そこが道の駅・新旭風車村です。
 この季節、敷地内の花しょうぶ園では、白や紫のしょうぶの花が日差しに眩しく輝いています。その周りで、赤紫や水色の色彩豊かなアジサイが、にぎやかに咲いています。花越しに大きな風車を見ていると、まるで外国のガーデンにいるような気分になります。でも、食べているのは、売店で買った草餅なのです。

 
菖蒲の花越しに風車を眺める



一輪の花をゆっくりと眺めるのもいい
   
 この風車村には「菖蒲の湯」という入浴施設とキャンプ場があるので、腰を落ち着けて琵琶湖の旅を楽しむこともできます。また、すぐ近くには、湖岸にサイトがある六ツ矢崎浜オートキャンプ場もあります。

 風車村から北へ向かえば、海津大崎を通り琵琶湖一周の旅を楽しめます。南へ向かえば、ぼくの好きな、比良山系の山々が連なる水墨画のような景色と出逢えます。

 琵琶湖ツーリングの一番いいところは、いつ来ても、よく走ったよなあという満足感を味わえるところです。きらきら光る湖面に誘われて、どこまでも走ってみませんか。

 花しょうぶの見頃は6月中旬です。


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