紅葉が誘う快走ロード(奈良県・榛原町) 

何もないカントリーロードを
紅葉を追いかけながら、心地良く走ってみませんか?



思わず目がうばわれる
原色の競演
   
 自分だけの紅葉ポイントを見つけることができる快走路、それが奈良県と三重県に跨るR369です。

 まずはツーリングのきっかけにしてもらうために、ぼくが見つけた紅葉ポイントを紹介しましょう。

 名阪国道針ICをスタートし南下すると、まず目に付くのが、都祁村の吐山小学校近くのイチョウです。走っていても、黄色く輝いている姿を見つけることができるでしょう。

 
 二つ目は、榛原町内牧にある神社の紅葉です。R369の脇道にあったのですが、鮮やかな黄金色の色合いに、いいもの見つけた、とうれしくなりました。

 三つ目は、御杖村桜峠あたりで目に留まった、真っ赤な紅葉です。赤い葉が、夕日に映えてさらに紅く染まっている姿に、思わずバイクを止めて、見入ってしまいました。

 他にも、御杖村土屋原にある春日神社の大イチョウは、ラッパイチョウといわれる珍しい木です。境内が黄色いイチョウの葉で敷き詰められた光景は、まさに黄色い絨毯のようです。

 

内牧の紅葉はまさに圧巻!

御杖村桜峠の紅葉は
夕陽に照らされ朱に染まる
   
 この国道は、榛原の町を過ぎると車もぐっと減り、川沿いを楽しく走ることができます。御杖村に入るとさらに道幅も広くなり、バイクに乗ってて良かったなあ、と思うほど快適なスピードで走ることができます。

 ぼくが走った時は、“もう少し、あと少し走れば、もっとキレイな紅葉があるかもしれない……”と追いかけているうちに、いつの間にか県境を越え、三重県に入っていました。そんな楽しさを味わえる道なのです。

 見頃は榛原町より東側が11月上旬、西側が11月中旬頃です。


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