富士山ツーリング・キャンプ編

 日本一高い山、富士山を見上げながら走るのは、何とも気持ちのいいものです。
 そこで、去年、今年とキャンプしてきたオススメのキャンプ場「西湖自由キャンプ場」を紹介します。


 97年9月。「アウトライダー通信員キャンプ」と「ねぎキャンプ」が、西湖自由キャンプ場で合同開催されました。
 キャンプ場は、たくさんのバイクとテントの密集する異様な光景となり、管理人のおばちゃんが「何かあるの?」と、心配して聞いてきました。
 当日お会いできたのは、「道端考察」のねぎさんこと野岸さん、「ライディングストマック」の松本よしえさん、「ナチュラルクッキング」のイタチョー太田さん、そして当時通信員月報の担当だったチェリー桜井さんという豪華な顔ぶれでした。桜井さんはこの日仕事で遅くなり、なんと夜中の0時前に到着しました。
 この日の宴には、マーボー豆腐に、タン塩、タンシチューまで出てくる豪華版! お酒もビール、ワイン、日本酒、焼酎(泡盛)なんでもありでした。
 集まった通信員は、西は広島、東は仙台からやってくるという元気の良さ。誌上で見たことある顔ぶれと話せて楽しかったです。中には「写真と違う、サギや!」と言われる人もいましたが……。
 この時来ていたWGPライダーのノリックそっくりの彼と、またどこかのキャンプ場で会いたいもんです。
(モーラー通信 1より抜粋)

 98年8月。1年ぶりに西湖自由キャンプ場へ。今回は東京から来た2人とのキャンプです。
 水辺にはテントがいっぱいでしたが、キャンプ場のおばちゃんが、空いているサイト教えてくれました。そこには何故か古びたバスが何台も置いてありました。夜はちょっと恐いでぇー。
 「道の駅鳴沢」にある温泉へ。入浴料が千円でちと高いけど、露天風呂や樽風呂などがある「近頃の温泉」です。露天風呂はそこそこ雰囲気がよく、のんびり浸かることができました。
 キャンプ地に戻る途中、真っ暗な道を走っていると、いきなり目の前に花火が上がりました。どどーん!という音がお腹に響きます。思わずバイクを止めて見入ってしまいました。湖のほとりで上げているため、特等席で見ることができました。やっぱり打ち上げ花火は下から見るに限るねぇ。
 夕飯は、初挑戦のスパゲティ。これが正解! めっちゃうまかった! でも一袋が3人前だったので、残る2人前をボンカレーをソースに食べました。さすがに3人前はきつかった。
(モーラー通信 46より抜粋)

■西湖自由キャンプ場データ(98年8月現在)
 ・キャンプ一張 800円  ・トイレ、炊事場有り
 ・バイク持ち込み可     ・焚き火可
 ・ジュースの自販機は24時間。ビールは管理棟内で20時頃まで販売。
■富士山五合目(河口湖側)(98.8)

 次の日の朝、3人で富士スバルラインを駆け上がり、五合目までやってきました。
 雲の高さまで走った、という満足感がこの写真にはあります。
 


■富士山ツーリングの帰り
 高速道路のとあるSAにて(97.9)

 大阪の自宅から富士山まで500キロ。行きはいいけど帰りがね。
 でも、こんな夕暮れに出逢えたら、とてもうれしくって、大声で歌いながら楽しく走ってしまいます。
 で、大阪まであと何百キロ?


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