石垣島ツーリング2000・その1

 

冨崎のビーチ。海と空が同じ色だ

旅行期間:2000年9月28日〜10月1日

 



ふわっふわっふわっ
南の島に行くんや
何があっても気にしない気にしない
■9月28日(1日目)

立ちからハプニング!
 前夜、仕事は遅いわ、荷物は作ってないわで、寝たのは朝の5時! 3時間寝て出発!

 荷物を預けに行くと「沖縄で船が座礁し、那覇空港が閉鎖。そのために石垣行きの出発を見合わせていて、いつ飛ぶか分からない」と言われる。なんで船が座礁して、それも沖縄なのに、飛行機が飛ばんのだ。さっぱり理解できん。

 あとで分かったことだが、那覇空港の着陸ルート上で、貨物船が座礁。そのため空港が閉鎖され、着陸予定だった便が、他の空港に振り分けられて着陸。そのために石垣空港も埋まってしまい、肝心のおいらの便が飛ばない、というややこしい話しであったのだ。しかし、台風以外で飛ばないなんて。しかも、こんな前代未聞のパターンで飛ばないなんて、大丈夫か、おい!

 とりあえず、1時間遅れで飛行機は飛び立った。やれやれ。石垣空港に着くと、もう4時を回っていた。今日は何もできんな。石垣に降り立つと、夕方だからか、やけに涼しかった。


 まずはバイクを借りにオートランドへ。今年は涼しいですかと聞くと、10月になればまた暑くなりますよと教えてくれる。9月より10月の方が日中は暑いそうな。

 今年もアドレス100Vを借りる。メーターを見たら、去年から1万キロくらい走っている。あちこちキズだらけだ。おいらは大事に乗るからね。

 宿までひとっ走り。もう5時前なので、荷物を置いて速攻で夕日を見に行く。川平に向かって走っていると、ようやく頭が旅モードに切り替わってきた。見上げるとそこには青空だけが広がっている。今年も来たんやなあ。


底地ビーチの入り口にて


夕暮れ前のひととき
名蔵湾はモノクロームの世界に


底地ビーチの夕暮れ
この景色だけでも、来た甲斐がある!
 地図で見ると、川平の底地ビーチなら夕日が見られそうだ。行ってみると、5時半を回っているというのに、まだ泳いでいる。白い砂浜にあった流木の上に座り、やどかりと遊ぶ。ここ1週間忙しかったので、時計の針がものすごいスピードで回っていたが、ここでピタッと止まった。もう何もしなくていい。ゆっくりと沈む夕日が、おいらの時計だ。

 ギャルの2人連れが目の前を過ぎていく。元気なサカナが、チャポン、チャポンと2度ダイブした。やにわ服を脱ぎだし、夕日に向かって泳ぎだす女性もいる。ああ、常夏の島。

 夕日は海上の雲の中に沈んで行った。


 日が落ち、すっかり涼しくなった海辺の道を走ると、一番星が輝いている。海とか夕日とか星とか、そんなことだけ考えてりゃいいこの島は、やっぱりサイコーやなあ。

 夜、さすがに睡眠不足。オリオンの生をぐぴぐぴやったら、そのまま寝てしまった。


八重山そばはウマいっス〜
小腹が空いたときは、やっぱりコレ!

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