石垣島ツーリング2000・その2

 

西表島・星砂の浜

旅行期間:2000年9月28日〜10月1日

 



玉取崎からの日の出
青、紫、オレンジ……
空をいろんな色が染めています
■9月29日(2日目)

 早寝すれば早起き! 5時半に外に出ると、今年もオリオン座が輝いている。三ツ星がこれだけはっきりと見えるとなんだかうれしい。

 30キロ先の玉取崎へ向かって海岸線を行くと、風が冷たい所とあったかい所を肌で感じる。さすがにTシャツ短パンではさぶい。
 いつもより少し早起きだからか、やたらと犬が集会していて、吠えられた。あービックリ!

 空が白んだ頃に玉取崎に到着。展望台から海を眺めると、水平線に立ちこめた雲の上から朝日が昇り始めた。

 帰りは同じ道を走らないよう、さとうきび畑の道を行く。雰囲気は一変し、赤土と黒い牛、緑のさとうきびが茂る世界となる。青空を見上げながら走っていると、日差しがイタイ。

 さすがに早起きだと朝飯がうまい。3杯食ってしまう。食ったら力が湧いてきた。よーし、今日は西表に行くぞ!


 港に向かうと、出航の5分前。船に乗り込むと、お客は全部で6人。これがまたいいさぁ。

 波を蹴立てて、40分で西表島へ到着。『風車』という店でレンタルバイクを借りる(現在はレンタルバイクの営業はしていません)。港に勧誘に来ていたお兄さんが、格闘家の桜庭選手に似ていた。
 店までほんの数分歩くだけなのに、日差しがメチャ強くてイタイ。ここはまだ真夏!

 バイクで星砂の浜へ。去年訪れて気に入った浜だ。潮が引いていて、かなり岩礁がむき出しになっている。その上を歩いて、潜りのポイントへ。

 シュノーケルを付けて潜ると、いるいる熱帯の魚が! 青いの赤いの。蛍光色の魚たちが目を楽しませてくれる。全てを忘れて、無心にサンゴの道を泳ぎ、魚を追いかけていると、時間はあっという間に過ぎていく。

 白い砂浜に上がると、黒いビキニの女性が一人で座っていた。う〜ん、絵になるなあ。


星砂の海が大好き!
シュノーケリングには最高っス


肉野菜炒めチャンプルーって感じ
はらいっぱい!
 腹が減ったときにはもう、背中がヒリヒリしていた。い、いかん。また急激に日焼けしてしまった。風呂に入るのがタイヘンじゃ!

 浜の上にある店で、牛肉と野菜のチャンプルー定食を食う。ボリュームがあってうまい。追加で頼んだパインジュースがまた美味い。濃いぃ〜ジュースだ。


 さらに月ヶ浜から、島の西の行き止まりである住吉へ。途中で仲間川であろう、カヌーツアーをしていた。川に木が生えている風景はやっぱり熱帯ジャングルの感じがする。

 さらに東経123.456.789度の碑を発見。オール7の標識並みにうれしい。

 やっと住吉に着いたが、珍しく蒸し暑い。ちょっと日陰で休もうと石の上に座ると、足がむずむず。なんじゃ?と見ると数百匹の赤いアリが足を這っている。どし〜! あわてて退散。

 帰り道ふと不思議な気持ちになった。左手を向けば青い海が広がっているのに、右手を向くと、まさに密林ジャングルのような濃い緑の山々。イリオモテヤマネコ注意の看板がやたらと目に付く。夜にはこの道まで出てくるのだろうか?


123456789のモニュメント!
エライうれしそうな顔してるなあ(笑)


小学生が作ったオリジナルのシーサー
一つ一つ個性があって妙に気にいってしまった
オモシロいんで、見に行って下さい!
 船に乗って石垣に帰ると、もう夕暮れ。今日は港で夕日を見た。
 海人のTシャツを売ってる店で、Tシャツが作れるというので、アイアンホースTシャツを作った。胸にHPのタイトルロゴを入れたシンプルなシャツ。どんな感じになるかな、楽しみ。

 夜は、オリオンビールに八重山そば。この独特のダシ汁を飲むと、石垣だねぇって感じがする。昼もチャンプルーだったしね。

 さすがに朝から遊びまくったからか、オリンピックを見ながら寝てしまった。


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