体感気温は１５度。
　あかん、メッチャさぶいやん。夏とは思えん。

　テントの外が明るいので、ちょっとだけ開けて、外を見てみる。

　あーっ、朝日だ、朝焼けだ。キレイや〜。

　でも、やっぱり寒いし、眠い。もう一眠りしよう。
　そこらへんにあるものを、全部着込んで寝る。

　まだ朝６時なのに、テントの中には、いられんほどの暑さ。

　こりゃいかん、と外に出ると、快晴やあ。テントの外は涼し〜い。

　オホーツクの朝、空気は爽やかであった。

　昨日買い出ししたセイコーマートに、おにぎりが無かったので、パン食に。

　ああっ、筋子おにぎりが食べたい。

　おいらは、テントの露がひどかったんで、乾かしながら朝食。

　タオルも全部乾かしちゃえ〜。アクロスが物干し代わりに(←)。

　先っぽが割れちゃった。こりゃいかん、とテープでグルグル巻きに。

　次に張る時に、気を付けなあかんなあ。

　テント撤収で腹減った。朝なのに、豚丼がズラリと並んでるのが気になるなあ〜。

　ちょっとベルトが緩くなってるから、痩せてきてるかも？　豚丼食べてもいいかも？（笑）

　丘陵地帯を、道道１０７７号で横断し、稚内へ。大沼の北側の農道を走ってみると、これがなかなか良い道。

　途中には、風力発電風車が間近に見られるポイントがある。近くで見るとメチャデカイ、すんごい迫力ですなあ。

　特に何があるってわけじゃないけど、やっぱりここに来てしまうなあ。

　ほぼ透明なあっさり塩スープに、ちぢれ麺。ぞぞぞーっと口の中へ。

　暑くて暑くて、食べながら汗をかきかきだったけど、これは旨いや。来て良かった。

　コンビニのカップ氷に、ペットボトルのお茶をたっぷり入れて、ゴクゴクっと一気飲み。

　ぷはぁ〜、汗かいた後は、格別。うまいうまーい。

　海辺を見ると、テトラポットの上でウミドリが会議中(↓)。
　何を話しているのやら。

　いつもは稚内に向かってスピード上げちゃうんだけど、南下だとなぜかゆったり気分に。

　目の前一杯に広がる海と空。他には何もないからこその開放感。風を突き抜けて、バイクで走るって、気持ち良〜い。

　今年は暑いからか、道の彼方に陽炎が揺らめいてるぞ。道路の上がゆらゆらしてる。最北端なのに！

　一口食べると、甘さあっさり。口溶けもよくって、食べやすい。
　これで、ちょっとは、お腹が満たされたかも。

（ちなみに、黒プリンもあります）

　ってことで、遠別で海岸ラインとお別れ。道道１１９号から国道４０号で音威子府へと向かう。

　すると、空には不思議な雲が。

　道の駅内には、ホッカイダー祭りのチラシが貼ってあった。おいら、行きましたぞ。

　それでは、ちょっと早いけど、美深へ行きますか。昼飯を食い損ねた分は、晩飯を豪華にすれば良いしね。

　美深でテントを張るのは、いつもだいたい同じ場所。風呂に近い所だ。
　思えば、ヒゲ姿のこけさんに会った時も、このへんに張ってたなあ。

　テントの前でごそごそしてると、見知らぬ人に声をかけられた。「モト○ャンプのてっちゃんですね」って。微妙に惜しいっス。でも、ありがとう。

　戻ってきてすぐ、テントから歩いて１分の風呂へ。これが美深の良いところですなあ。

　風呂のシンボル(？)、いつものシカくん。今年も元気そうにムンっ！としてる。　

　だもんで、メニューは、
　　焼きうどん
　　豚串
　　五種の野菜サラダ
　　道産ポークウィンナーが入ったクリームシチュー。

　まずはシチューをコトコト煮込んで。
　ふぅ〜ふぅ〜しながら食べていくと、底におこげができてる。火力強すぎたか？

　でも、ソースが焼かれる匂いって、食欲をそそるんスよね〜。
　これに、野菜や肉を足せば、結構ご馳走になるやろねぇ。

　今夜は、風が乾いていて、少し暖かめ。
　夜というのに風に吹かれていて心地いいさぁ〜。

　雲に隠れがちな月を眺めて、夕涼み。美深キャンプ場は何度来ても良いですなあ。