北海道ツーリング2000・その4


すんごいぞ! 北竜のひまわり畑


旅行期間:2000年7月29日〜8月6日



ひまわりの一輪挿し
■8月1日(4日目)快晴

 南幌の朝。最初は朝靄に包まれていたが、どんどん青空に変わっていく。いざ出発!

 朝食を買いにコンビニへ入ると、おやじさんが南幌の歴史を語ってくれた。
 昔、南幌にはパナマ運河なみの閘門や、16連水車があったのだが、全て無くなってしまったとのこと。それは見てみたかったなあ。

 ようやくピーカンの北竜に到着。去年以上に眩しい黄色の丘が出迎えてくれた。その量だけでも圧倒されてしまう。ひまわりの種入りのソフトクリームを食べるも、あまりの暑さに速攻で溶けてきた。ダラダラダラ〜。

 35度以上の日差しに、昼前なのに汗でべとべと。北竜の道の駅で風呂に入る。あ〜いい気持ち。昼前から露天風呂に浸かって、ぷかーっと脱力しながら浮かんでみる。ふぅ〜っ。


 留萌から北へ一直線。羽幌で巨大風車の群れを発見。海岸線に沿って並んで立っている。

 思わず、♪風の谷のナウシカ〜と歌ってしまった。



苫前の風力発電
巨大風車が並んでいる景色は圧巻!


2台のバイクが抜かしていった
みんな北へ向かえ!
 走って行くに連れて、テンションが上がっていく。

「稚内まで180キロ」という標示。ゆっくり景色を楽しみながら走ろう、という気持ちとは裏腹に、アクセルがどんどん開いて行く。

 稚内に着くのがもったいない。ずっと走っていたい。北へ北へ、ずっとずっと。


 道道106――オロロンラインに入るとガードレールすら無くなる。
 右には緑の草原。左には青い海が広がっている。まるで、地平線に向かって延びる滑走路の上を走っているようだ。
 遮るものは何もない。まさ一つの風になり、飛んでいる気分。

 知らず知らずのうちに「飛べ飛べ飛べっ!」という言葉を呪文のように口ずさんでいた。
 まちがいなくここには、走る自由がある。


まさに滑走路!
好きな道ベストスリーの一つだ




稜線に沿って雲が覆う利尻岳
今回はその全貌を眺められなかった
 もうそろそろ、左手の海上に利尻岳が見えるはずなのに、見えない。おかしいなあ。あの辺りにあるはずだという場所には、でかい雲。
 停まって、じーっと見ていると雲の端に、島のしっぽを発見! そうか、あの雲の固まりが利尻岳なんや!

 利尻岳と夕日が一緒に拝めるポイントで日暮れを待っていると、バイクの二人連れがやってきた。
 北海道で会ってから一緒に走ってるという話しだが、昔からの友人のような絶妙のコンビ。話していて楽しかった。


 待てども待てども、利尻岳の雲が晴れないので、ここからの夕景を断念。ノシャップ岬を目指す。しかし日が沈みだしたので、あわてて漁村に入り、防波堤から眺める。
 真っ赤な夕日が海に沈んでいく様は、北の果てにいるという気持ちと相まって、より一層赤く見える。心に染みるなあ。
 防波堤に腰掛けて、ゆっくり眺める。あの夕日の沈むスピードで、地球が回っているんやなあ。

 すぐ近くに、稚内温泉「童夢」があったので入る。地元の人+ロシアの人という客層なのに改めて驚く。稚内の街にはロシア語の案内標示があちこちにあったりするのだ。露天風呂からは雲に隠れた利尻岳が見えた。



稚内の燃えるような夕焼け



バイクと二人、夕焼けに佇む
 夕食は家元さん推薦の居酒屋「網元」へ。気さくなオヤジさんが、客と客との間を取り持ってくれるので、客同士の旅話が始まる。富山の朴訥青年とワイルドにいちゃんのコンビは、早朝小樽に到着し、旭川でラーメンを食べ、一気に稚内まで来たというエネルギー全開状態! みんな酒が入ってにぎやか。海の味が染み込んだヤン衆雑炊でハラ一杯。うまかったー。

 十時に帰る。「おかえり」で迎えられ、「いってらしゃい」で見送ってくれた。ほんといい店だった。
 さあ、明日は念願の礼文島じゃ!


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