北海道ツーリング2000・その7

 

快走南下! 緑と青が広がり、白が浮かぶ!


旅行期間:2000年7月29日〜8月6日



定番! 遥々来たぜ宗谷岬ぃ〜!
■8月4日(7日目)曇りのち晴れのち雨

 稚内森林公園の朝。カラスで6時に目覚める。空には一面の雲。まず目指すは最北端。宗谷岬へ向かって走る。去年の9月の波照間が最南端。そして11ヶ月後、最北端に到着!

 最北端のバス停にラクガキを見に行くと、「今、元旦です。中で鍋してます」の書き込みが消えていた。前回は笑わしてもろたのにな。おいらも足跡を記すため、アイアンホースの名刺を貼った。

 宗谷丘陵に上がり、緑の草原を駆け抜ける。ここは不思議な丘だ。北を向けば、ロシアが見える海。南を向けば、阿蘇を彷彿するような緑の草原。ミルクロードの世界を、アクセル開けて走る走る。今度は晴れた日に走りたいなあ。


 さあ、いよいよ旅は折り返す。道道106を今度は南へ向かって走る。今日も利尻は雲の中。グングン飛ばしていると、対向車線をバイクが北上してくる。行け行け、飛べ飛べ、夢に向かって走れ〜!

 南へ下るほどに、雲が切れ、青空が見えてきた。ラッキー! まだ走った事のない内陸のR40へ向かう。その途中でピーカンになった。メチャうれしい。

 夏や夏や! 最近海ばかり見てたので、緑の中を駆け抜けるのは気持ちいい。そして青空がさらに気分を昂揚させるスパイスとなる。

 R40に入ると、今度は暑くなってきた。そして直線快走路! すごいすごい、どんどん走れるぞ。


R40は見事なストレート!
ほんまに気持ちよく走れたなあ



そば畑。♪らんらららん!

 一面真っ白なそば畑を発見。

 おおっ、これはスゴイや!と見ながら走っていると、メガネのお姉ちゃんが記念撮影していた。
 見るもんはいっしょやなあ。



野菜も肉も満載のジンギスカン!
焼きたて、じゅわわ〜と音がする!
 美深まで来ると、夏空、快晴、暑い! でもうれしい!
 町でソフトクリームの井上食堂を発見。のれんはラーメン屋で、中に入るとビックリ! ソフトクリームのメニューがずらーっと書かれている。その数に圧倒されてしまう。並サイズを買い、写真を撮ろうともたもたしてると、アイスがボタボタ溶けてきた。ぴーんち!

 名寄駅前に来ると、クチコミ情報の店、三星食堂を発見! ここのジンギスカン定食は700円! 大盛りライスで850円!
 これがうんまい! もやしもたくさん入ってて、食いもんが偏りがちな旅の途中では丁度いい。もちろん肉もたくさん。肉汁でもう一杯ご飯を食べようかと思ったくらいだった。

 食いきってひと息ついてると、食堂のおばちゃんに話しかけられる。「兄ちゃん、えーカラダやねー、何運動してるのー?」。そこから歳いくつ? 独り者か?とおばちゃんの質問責めにあった。


 朱鞠内湖経由で幌加内へ行くと、辺り一面、そばの白い花で埋め尽くされていた。この辺りはそばの生産地で、どこまで行っても真っ白な畑が続いてるのだ。ハンパではなか!

 汗でべとべとしてたので、幌加内の政和温泉へ。するとライダーだけに無料の旗をくれた。わーい、わーい!

 気付けば夕方。旭川に向かうと、どんどん黒い雲が湧いてきて、とうとう雨粒が落ちてきた。カッパを着るのがいやなので、どんどん飛ばしていく。

 

なんと幌加内の母子里で一刻館発見!↓


『めぞん一刻』懐かしいなぁ。
響子さん、好きじゃぁぁぁ〜!



これがしょうがラーメン
ホンマにうまい! ぜひ食べてみて下さい!
 小雨の中ようやく旭川に到着。ラーメン屋『みづの』の前にバイクを停めた途端、体育会系の高校生10人軍団が店にぞろそろ入っていった。ちょっと待て〜!

 いっぺんに6人前しか作れないお店は、メニューを取るだけでも大パニック!
 おかげで、ラーメンができるまで時間がかかったのだが、その間、iモード掲示板を見ていたので退屈はしなかった。一人旅だと、みんなからの書き込みはホントにうれしいし、元気付けられる。

 待ちに待ったしょうがラーメンが出てきた。これが絶品! しょうががそんなに得意でないおいらが食べても、これはウマイと思ったのだ。ホンマにウマかった。


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