北海道ツーリング2002・その5


やっと会えた、ラベンダー

旅行期間:2002年7月15日〜7月25日



日の出公園は
有料になってもライダーのメッカ
■7月20日(6日目)
 曇りのち晴れ

 雨音で目が覚める。富良野日の出公園の朝。

 天気予報では、いまだに梅雨前線が頑張ってると言ってる。あかん、天気が悪い訳や。

 今日は雨が降ってないとこは……曇りの帯広か。そっちへ行こう!

 9時過ぎて、ようやく雨が上がったのでテントを撤収。でも、テントは濡れたまま。いややなあ。どっかで干そうっと。


 富良野の町に出たら、雨が全然降ってない。よしっ!
 まずはファーム富田へ。これが大渋滞。世間は休みなんや。でも、道脇にバイクを止めて、歩いて入る。

 これはビックリ! すごいぞラベンダー。こんなスゴイのは初めて見た。7月に来てよかった。様々な色の花の帯が、ラベンダーの紫を一層引き立てている。

 うれしくって、カットメロンを食う。今年初メロンや〜。うまいうまい。

 その勢いで、ラベンダーソフトも食べる。「う〜ん、ラベンダーの味」って思ったけど、ラベンダーなんか食ったことないやんと、一人ツッコミ!(笑) 正しくは『ラベンダーの香り』やね。


メロン三昧の日々


ラベンダーを背景に
花々が咲き誇る


香り満点! ラベンダーソフト




草太兄ちゃんのフェニックス牧場

 次は富良野駅前にある北の国から資料館へ。最初の家のセットとかが置かれている。1つずつ見ていると、9月に放送する2002の概説が……。おっとー、もうちょっとで見てしまうとこやった。あぶないあぶない。

 そして、麓郷へ。今年で最後やからな、北の国から。見とこう。
 そう思いながら行くと、細か〜い霧雨。雨に煙る畑の風景を撮る。う〜ん、柔らかい感じでいいやねぇ。

 八幡丘から草太兄ちゃんの牧場へ。3キロほどジャリダートを走ると、向こうからもたくさんのバイクがやってくる。みんな、同じ事考えてるんやなあ。


 昼は小野田そば。ここの太く固めのそばがうまい。汁につけた野菜天ぷらもおいしいのだ。かなり混んでいて、待たされたが、壁に貼られた名刺やら、北の国から写真を眺めてるうちに、時間は過ぎてゆく。

 さあて、帯広へ。ところが狩勝峠は真っ白けー! 峠の景色もないので、淡々と下りて行くと、霧も消えて視界がよくなった。やれやれ、ひと安心。

 新得の町に出た。空は曇り。ところが、芽室を過ぎた頃から、少しずつ雲が切れだしてきた。これはもしや?と思い走って行くと、帯広市内で晴れた! よし、今日もキャンプだ。その前に、花しょうぶ園を発見。さすがは北海道、7月に入ってからなんやねー。


揚げたての野菜天がうまうまだぁ



豚汁が大盛り! しあわせ〜
 さてメシ! 帯広といえば豚丼。でも、『ぱんちょう』じゃないよ『かかし』だよ。豚汁付けたトントンセットが1200円。うまいねー。

 この店は夜、新鮮な食材の居酒屋になるのでオススメだ。


 次は、2年前から行きたいと思っていた高橋まんじゅう。
 やっと見つけた〜! 思いの外、大きなまんじゅう屋さん。外からガラス越しに見えるまんじゅうの鉄板。その数はハンパじゃない! 店内に入ると、すごい暑さ。まさに、まんじゅう一筋って感じ。

 人の良さそうな店の大将に「大阪から来ました」と告げると、えらい驚いてくれた。リアクションありがとー!
 さっそく、まんじゅうを頬張る。あんこあっさりなのに、あまい。こりゃいいや。たくさん食べられるぞ。




まんじゅうの大行進!
これが全部熟れるんやからスゴイ


開放感があって気持ちいい
ハダカのまま芝生を歩きたいねぇ(笑)
 お腹が満たされたので、十勝川温泉へ。夕陽が出てきてうれしいうれしい。

 観月園の露天風呂からは、十勝川にかかる橋が見える。風景も良し、岩風呂も良し。肌もすべすべ。あ〜ゴクラクじゃあ。

 のんびりしてたら、陽が落ちて暗くなってしまった。今日はワイン城のある池田のキャンプ場へ泊まるから、まだ10キロくらい走らんと。う〜さぶい、湯冷めする〜。

 コンビニでビールとつまみを買い出して、まきばの家キャンプ場に行ったら、休日なもんで、子供たちがキャンプファイヤー! めちゃめちゃ賑やかなので、少し離れたオートサイトへ。ここには、バイクが1台と車が2台。でも、バイクの人はどこへやら。

 しかたなく、遠くから聞こえる子供の歓声を聞きながら、一人で酒宴。
 さて、明日は中標津を目指すか。


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