北海道ツーリング2002・その9


倶知安の旭ヶ丘キャンプ場
ムニャムニャ、眠たいねぇ〜

旅行期間:2002年7月15日〜7月25日



2200円也
うほほ〜。贅沢な味だぁ
■7月24日(10日目)
 雨のち曇り

 小樽の朝、雨だ。今日はカッパ着て出発だぁ。じゃあ、走りよりメシで行くか。

 向かった先は余市。あの甘エビ丼のかきざき商店へ。屋根があるところへバイクを止め、カッパを脱ぐ。あぁ、さっぱり。カッパは蒸すからねぇ。もう1台バイクが停まってる。同じようにカッパが干してあるや。

 店に入り、何を食べるかなぁ〜。350円のホッケ定食が呼んでいたのだが、昨日食ったばかりなので、ここは一発! 生ウニ丼。ウニっつーのは、なんで甘くてトロリと溶けるかなぁ。


 店を出ても小雨。じゃあ、前から行きたかったフゴッペ温泉へ行ってみよう。山間の道をトコトコ走っていくと、シブい温泉旅館が立っていた。

 露天風呂の湯舟はからまつの木で作られいる。緑が見ながら浸かると、とても心地よい。小雨が降っているので、露天を独り占めだ。いや〜、こりゃいい。



カエルの鳴き声を聞きながら
のんびりと




余市で見つけた「宇宙の湯」
先代が毛利衛さんと親戚関係だそうな
屋上にスペースシャトルが

 フゴッペを出て、どこへ行こうか。空が明るい方へ行こう。雨降りはヤダから。

 というわけで倶知安へ。長年行きたかった旭ヶ丘キャンプ場を訪れる。雨なので、炊事棟の下で連泊者がたむろしている。緑の谷間に、思ったより小さなキャンプ場だ。今日はここでキャンプしよう。

 まだ昼なのでテントは張らずに走る。空の明るい方へ向かってたら、昨日走ったルートに出てきた(笑)。まぁいいか。

 曇り空だが、雨も上がった。風が強いのでカッパが乾いた。これで脱げる〜。ふぅ、サッパリやぁ。


 スッキリしたところで、海に出た。海岸線のR229を南へ。島牧の温泉狙いで走るが、風がものすごく強い。寿都の町に入る一瞬晴れたのだが、その先には真っ黒な雲が。そして霧雨。さぶいっス〜!
 こりゃアカン。寿都温泉に入るとするか。

 公園の中にあるため、緑の芝生を見ながら湯舟に浸かる。体が冷えてたんで、じんわりと温もっていくのが分かる。ええ気持っちやぁ〜。


こんな空でも降ってないだけいい




ホンマに倒れへんのが不思議
 生き返ったので、海岸線を北へ戻る。また寒い寒い。ところが、岩内のトンネルを抜けた途端、空気が変わった。あったかい! なんじゃこれは? 急に空気があったかくなったのだ。バイクに乗っているからこそ分かる風の温度。

 岩内への道は奇岩ロード。ニョキニョキと変わった岩が立ち並んでいる。クルマも少ないのでペースも上がるが、パトもおるので自重自重。

 岩内の町まで来ると、空気が乾いてる感じがした。夕陽が出そうなくらい天気が回復している。


 ところが、倶知安のキャンプ場へ向かうと、山にベタっと白い雲がまとわりついていた。また風が吹き出して、寒くなってきた。まあ、雨さえ降らなきゃいいやぁ。

 コンビニで焼きホッケとご飯を買う。結局、昼のかきざき商店からずーっとホッケが気になっていたのだ。人間正直に好きな物を食おう(笑)。



山肌にまとわりつく雲





コンビニで売ってたホッケ
いっただきま〜す!
 キャンプ場に付き、テントを張る。風が強くて、テントが飛んだぁ〜(笑)。こりゃアカン。久々にペグを打つ。

 炊事棟に水を汲みに行くと、いきなりキャンパーに誘われたので合流する。年食ったおっちゃんも3,4人いる。老いも若きもライダーが集まってワイワイとやってる。

 やっぱり大阪人がいて、仕事を辞めて旅をしているそうな。こういう話が普通に聞けるのが北海道だねー。あとは東京から来たハスキーボイスの兄ちゃんとか、おもろい人が多い。みんな一泊というより連泊しているので、なかよくワイワイ盛り上がっている。

 おいらは明日朝が早いので10時に就寝。うぅ、今夜は寒いやぁ。


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