北海道ツーリング2007・その6 


アイアン『最北端の碑』ミーチン。宗谷岬にて

旅行期間:2007年8月2日〜8月13日
走行距離2005.4km。北海道一周の旅


■8月7日(6日目)
 曇りのち晴れのち夕立

 稚内の朝、5時半。フェリーターミナルなので、朝が早い。一旦目が覚めたが、2度寝してしまう。朝からクリームドーナツで糖分補給だ。

 今日は、最北端の宗谷岬から、北海道の東海岸・オホーツクラインを走る予定。はてさて、今日の宿はどこになるのやら。

 昨夜の友、かずやん、zooさんに別れを告げ、最北端へ出発。稚内で青空が見えたので期待してたのだが、宗谷岬方向は白い雲で覆われている。ちと、残念。


みなさん、旅立ちの準備中

 到着した宗谷岬で、さっき別れたばかりのかずやん、zooさんと再会。最北端の碑で記念撮影だ。こんな場所で、鹿児島のかずやんと記念撮影するなんてねぇ。つくづく旅は面白い。

 写真は、デジカメを撮影しながら近付いてくるかずやん、かなり怪しいぞ(笑)。

 ここで「ジパツーの哲さんですね」と、声をかけてくれたのが、奈良ライダーの中嶋さん。最北端で奈良の人と出会えるってところが、北海道ツーリングなんだよなあ。

 あれから9ヶ月……。
 中嶋さん、ようやくホームページにアップしましたぞぉ! 見てくれてるかな?

 駐車場には次々とライダーが訪れては、記念撮影したり、他のライダーたちと話をしている。さすがに、最北端に来たコーフンでみなテンションが高い。

 ナンバープレートを見れば、全国様々な所から、この地へ走ってきたことが分かる。ライダーたちは、皆それぞれが熱い想いを抱いて走っているんやなあ。

 ←ところで、三脚にカメラがセットされてないけど、いいんかい?


 さあ、最北端を折り返し、オホーツクへ。道の駅さるふつで、こけももソフトを食べる。
 この道の駅は、キャンプ場が隣接しているのだが、いつ見ても広大な緑の草地が眩しい。1度張ってみたいのだが、ここまで来たら、やっぱり稚内まで行っちゃうからなあ。

 甘味エネルギーを充填したので、さらに南へ走る。

 枝幸に近付くと、空が徐々に晴れてきた。こりゃ気分がいいねぇ。

 青空を撮るために、神威岬でひと休み。海も空も、大きくて広くて青いやぁ。
 う〜ん、開放感満点の風景だ。


 気分が良くなったら、ハラヘッタ。
 ってことで、昼飯にするかぁ、と道の駅マリーンアイランド岡島へ。太いエビ入りのエビとじ丼を注文。
 ああ、またエビ食ってるなあ(笑)。

 このあたりから、リアルタイム掲示板で「エビカウンタ」が話題になる。おいらが何匹エビを食ったかというカウンタだ。おもろいこと考えるなあ(笑)。

 ゆっくりと休憩をとった後は、ゆっくりと海岸線を南下。天気が良いから、今日は走ってても気持ちがいい。

 雄武町に入ると、大勢で検問をやっていた。なんやなんや? おいらは安全運転やぞ、と中へ入っていくと、交通安全キャンペーンで雄武町の町長、署長とフォーショット撮影。

 しかい、この写真送りますって住所書いたんやけど、まだ送ってけーへんなあ。どないなったんやろか?


 紋別まで来たところで、夕方4時。空が急に怪しくなってきた。どう見ても、夕立が降りそうな空。nabeさんと相談して、今日はここで宿に泊まることに決定。

 そうこうしてるうちにも、空にはどんどん暗い雲が。そして、ドンガラガッシャーンと雷の音が近付いてくる。急げや急げ! 宿に入った途端に、シャワーのような夕立が降ってきた。ぎりぎりセーフ。
 1時間ほどで夕立もあがり、一転して美しい夕焼け空が広がった(右写真)。

 宿の近くに温泉「とっかりの湯」があるので入りに行く。ラッコのイラストがなかなかカワイイ。

 湯舟でロシアの人が大声で密談していた。あれはきっと、カニの話やな。


 温泉の帰り道、宿の駐車場に、アウトライダーでお馴染み「ねぎさん」と同じバイクがあったので、よく似たバイクがあるもんだと思っていると、東京の知り合いからメールを入電。
「ねぎさんから『哲さんそっくりの人を紋別で見た』ってメールが来てるけど、今どこ?」と書かれている。

 なんとかー! あのバイクはホントに、ねぎさんのだったのだ。おいらは目撃されているー。

 そんな盛り上がりの中、晩飯は居酒屋でボタンエビ、イカ、ホッケで生ビール。う〜ん、湯上がりの一杯はうまいっ!

 泊まるとは思っていなかった町で、なぜだか生ビールを飲んでいる。旅は不思議なものだ。知り合いにまで出会ってしまう。

 メシから帰り、宿のフロントに、ねぎさん宛の伝言を頼むと、後から電話をかけてきてくれた。

 ねぎさんもプライベートの北海道旅だそうで、お互いどこで見られているかわかりませんねー、と盛り上がった。おかげで楽しい思い出ができました、ねぎさんありがとうございまっする!


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