九州ツーリング2001・その1 

 

飛び跳ねる関アジ!

旅行期間:2001年4月28日〜5月5日

 



トラックに固定されるのは初めてじゃ
■4月28日(0日目)

 夜8時に出港する新門司行きフェリーに乗り込む。バイクを室蘭ナンバーのダンプに固定された。これは初めてや。だいじょーぶかいな。

 明日会うことになっている荒野さんに電話すると、関サバ関アジを食べに行きましょうと言ってくれる。やったー! 明日は天気が悪いと分かっていたので、どーしようかと思っていたのだ。これで、行く気満々に早変わり(笑)。

 出港時、甲板でビールを飲んでいたら、岸壁からいつまでも手を振っている二人連れを発見。見えなくなるまで降っていた。いったいどんな見送りなんやあ?


■4月29日(1日目)

 朝8時、新門司に到着。九州の北端だ。ここから南端の開聞岳を目指す。さぁ行くぞ!と荷物を固定し直していたら雨。なんと上陸後3分で雨が降ってしまった。実はこの雨、まるまる2日間降り続くとは、この時知らなかったのであった。

 今日の目的は関サバ関アジだ。去年、おいしいチャンポンを食った別府ドライブインで友人の荒野さんと昼12時待ち合わせ。このドライブイン、店を閉めてしまい、今はドコモショップだそうで……。まさに幻のチャンポンになってしまいました。

 ガシガシの雨の中、R10を南下する。途中、全国八幡神社の総本山である宇佐神宮へ。ここは古代史で語り出すと長いんで、やめとこう(笑)。二人のライダーと出会い、話をする。同じ雨の中を走っている人がいると、勇気づけられるもんだ。

 別府に到着する頃には、雨が強くなってきた。荒野さんと合流。友人の『サトウキビ畑』さんも来てくれた。今日のホテルに荷物、バイクを預け、さっぱりして車に乗せてもらう。雨の日くらい、こういうのもいいねー。



関アジドライブに連れてってくれた
荒野さんとサトウキビ畑さん
楽しかったっス。ありがと〜!


関アジ定食の刺身
さっきまで飛び跳ねてたのにねぇ
 車は一路佐賀関へ。晴れていればキレイな海が、とガイドしてくれるが、それより雨の日にカッパなしで走れるのがうれしい。しかもごちそうに向かって。

 連れていってもらったお店はガイド本に出ているせいか、他府県ナンバーの車で満杯。待ち時間、生け簀を眺めていると、板さんがやってきて、目の前でピチピチ跳ねる魚をシメていく。あいや〜。でも、おいしそう。

 ようやく関アジ定食とご対面。関サバの刺身に舌鼓を打つ。どっちかというと関サバの方が、おいらは好きだったなあ。でもとにかくハラが減っていたので、黙って一気食いでした(笑)。

 帰ろうとすると、バイクがやってきた。帰り道でもバイクとすれ違う。みんな関アジ関サバを目指してるんやなあ。

 3人でわいわいにぎやかな車は、あっという間に別府に戻ってしまう。荒野さんとは2度目、サトウキビ畑さんとは初めてなのに、雨の日をこんなに楽しく過ごせて感謝感謝。


 今日の宿は、去年泊まった温泉のあるホテル。さっそくひとっ風呂。今年も菖蒲の湯でした。いやはやあったまる〜。

 夕飯は近くの居酒屋で、山香牛、山香地ビール、城下カレイと贅沢三昧。そん中でも、城下カレイがこりこりしてうまかったなあ。フグ刺しみたいに薄いんだけど、身がこりこりしていて。もっと食べたかった。

 天気予報では明日も雨。とほほ、阿蘇に行くつもりだったのにどーしようかと考えているうちに寝ちまった。


これが城下カレイ!
また食いたいなあ〜

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