南東北・桜追っかけツーリング・その2


湯野上温泉・枝垂れ桜


旅行期間:99年4月29〜5月3日



開放感一杯の風景
■4月30日

 朝一番、会津若松を南下したのだが、昨日の大移動の疲れがとれてない。う〜ん眠いぞ。見事な晴天に、いい風が吹いている。湯野上温泉手前でちょっと昼寝。桜の花びらが舞っている。1週間前ならきれいだったのだろう。でも気持ちいい。

 露天風呂を探していたのだが、代わりにきれいな桜を見つけた。谷間をローカル列車が走っていく。青空の下、山深い風景が広がっている。なんともいえない開放感だ。


芝桜も見つけた!


時代劇の雰囲気が漂う
 大内宿に向かう。その途中のきれいな川の流れに目を惹かれた。何もかもが楽しい。江戸時代の宿場町の面影を残した大内宿。茅葺きの屋根の家々は、実はみやげもの屋というのに驚いたが、声をかけてくれるおばちゃんたちのナマリのある言葉が、心地よく思えたのでイヤな気はしない。それよりお腹が空いてきて、何を食べようかとキョロキョロ。まずは「とちチ大福」を食べて小腹を満たす。続いて手打ちそば大盛り。ばあちゃんが目の前で手打ちしているそばだけに、ほんとにコシの強いそば。食って満足。仕上げは、水路で冷やしたラムネ。う〜、さすがに腹一杯だぁ。

 再び会津方面へ戻る。この会津西街道は、いい雰囲気の道だったなあ。知らず知らずのうちにカントリーロードを口ずさんでいた。

 会津若松の西、柳津にある展望浴場へ向かう。近くにある虚空蔵尊の桜を期待して行ったのだが、こちらはもう散ったあとだった。でも、只見川を見下ろす展望風呂に昼間から入って気持ちよかった。このツーリング一発目の温泉だ。プハァ〜!



桜のアーチの向こうに続く道
 ここから猪苗代湖へ。今日の宿と考えている天神浜へ向かう。行ってみると入り口で桜が出迎えてくれた。逆光でキラキラ光っていて、とてもきれいなのだ。こいつはうれしい。ところがキャンプ場に人がいない。いくらなんでも一人じゃさびしい。だもんで、裏磐梯にある、こたかもりキャンプ場へ移動。ここは大丈夫だった。バイクが2台ある。神戸と湘南ナンバー。ここまで来る関西人が他にもいたとは!

 湘南ナンバーの人と夕食。桧原湖の夕暮れと夕日に映える裏磐梯、いとをかし……といきたい所だが、寒くてそれどころではない。息は白いし、ビールじゃ体が冷えちまう。意を決して炭を買いに行く。この炭になかなか火がつかなくて、往生する。旅先で読もうと買っていた週刊ファイトを焚き付けに使う。ああ、まだ読んでないのに〜。拾い集めた枝なども夜露に濡れて、なかなか燃えない。でもそうやっていることで体を動かしたので、それはそれで暖かかったのも事実だ。今だから笑えるのだけど、その時はホンマに寒かったんやから! たまにテントに戻ると、うっすらと霜が張っているのだ。さぶ〜。

 それでも神戸の人が参加した頃から、火も安定しだして、あったかくなってきた。そんなこんなで大変だけど、やっぱり焚き火はいい。炎をじっと見つめているのは、なぜだかとても好きなのだ。

 神戸の人は、このまま北海道まで北上して行くと言ってた。うらやましいなあ。湘南の人はGW温泉巡りだそうだ。毎年夏には北海道に行ってるらしい。またどこかで逢えそうだね、と話す。

 見事な満月が中天に昇ったところでお開き。帰ったテントの冷たいこと! シェラフに頭まで突っ込み、口を締めて就寝。うう〜さぶい〜。



キャンプ場の朝は暖かでした

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