99年夏 北海道ツーリング・その6


富良野の夕暮れ・十勝岳に陽が沈む


旅行期間:99年7月31日〜8月8日




静内と新冠の間
高台にある牧場風景
■8月5日(6日目)

 静内キャンプ場の朝は真っ白だった。でも、テントを撤収する頃には青空が。今日はウマウマ馬の1日だ! 行くでぇ!!

 静内の二十間道路から新冠へ。高台にある牧場風景を見に行く。駆上がって行くと、目の前にどーんと雄大な緑の牧草地が広がる。この景色が好きだ。そこからサラブレッド街道へ。馬達が草を食む姿を見ながら、おにぎりを頬張る。一番好きな時間。




乗馬コースから海が見下ろせる
静内の海岸線・海と空が溶け合っている
 馬に乗るため、新冠ホロシリ乗馬クラブへ行く。前回は初心者用コースだったので、今回は中級者向け林間コース、50分4キロに挑戦。メンバーは東京から来た女性を含めて4人。シンフォニー号に乗って出発。この馬がまたオートマで何もしなくていい。でも、アブがキライで2度ほど暴れてしまった。もうちょっとで林の中へ突っ込みそうになった。アブね〜。クマ笹の生い茂る林の中を、ポコポコと歩くのは気持ちがいい。

 速足、駆足の時、うまくリズムが掴めなくて、うまく乗れない。でもリズムが掴めた瞬間は、「よし、これや!」という感じがしてうれしい。

 最後に谷から丘へ上がる時、馬がヨイショヨイショと登ってるのが分かる。すまんなあ、重くって。それ行け、がんばれ! 馬を下りると、汗びっしょり。満足感に浸る。

 クラブハウスに戻って、馬のライダーたちと話しをする。同じレッスンだった東京の女性は清水美砂似の美人。わざわざ飛行機に乗って通ってるらしい。乗馬クラブに入るより安くつくんだそうだ。地元の看護婦さんは、海外で遊びまくりの元気印。そして競馬に詳しい若い兄ちゃん。話しながら、なんかキャンプみたいでいいなあ、と思った。

 一汗かいた後は、新冠温泉の湯舟で、ふぅ〜っと一息つく。海岸線が見下ろせる露天風呂は気持ちいい。これがまた昼間だったりするから余計にいいね。



人なつっこいお馬さん
でも、シンフォニー号じゃないんです



新冠から平取へ向かう道
このアングル、気に入ってます
 今日は富良野に泊まるので、日高に向かって出発。ここまで昼飯を我慢して、やっと着いたハンバーグのうまい店は準備中。とほほー。

 このあとさらに、日高の道の駅に行くと、これまた定休日。あかーん、またツイてないモードに入ったか?
 日高のセイコーマートで、天丼と豚串スペシャルを食べて、ようやく満足。エネルギー充填で、富良野へ爆走。



 今日の宿は、草地で広く無料の山部太陽の里キャンプ場。背後には芦別岳がそびえている。
 まだ夕方なので、麓郷へ向かい、夕景を探して富良野を走る。

<黄金色に輝く川>  麓郷へ向かう道に沿って流れている布部川。「北の国から」でも五郎さんがオンボロ車で走っていました。
 夕方走っていると、川から白い湯気が立ち上がり、そこへ夕日が反射して、金色に輝いていました。
 あまりの美しさに、腹が減ってることも忘れて、見入ってしまいました。



走って見つけた、富良野の夕景





 夜は、なんだか旅の疲れが出たようなので、ビールを二本飲んで、星も見ずに爆睡モード。明日は天気が悪いらしい。
 どーしょっかなあ……、ぐぅぅZzz....。


次のページへ


トップページへ