北海道ツーリング2015・その6 


夏の智恵文といえば、満開のひまわり畑(右上にちっちゃくアクロス)

旅行期間:2015年7月30日〜8月10日 全走行距離2605km


■8月4日(6日目) 曇り
 
 美深キャンプ場の朝は、曇り。

 天気予報だと北部は午後から崩れるとか。そんじゃあ、南へ向かいますかねぇ。

 何はともあれ、まずは朝飯。
 またも、おにぎりが売り切れだったので、メロンパン。

 たまには、ホットコーヒーでも入れますか。インスタントだけど。

 テントを片付けようとすると、なぜか、アリがたくさんへばり付いてる。
 甘いんか? 甘いもんこぼしたか?

 テント撤収後、まだ時間があるので、ブルーシートの上でのーんびり。

 そこへ、あじゃぶさんより「北海道上陸」の知らせあり。どこかで会いたいですなあ。


 いざ、出発。
 7キロ進んで町まで行って、早速、朝飯パート2。

 セイコーマートで、筋子おにぎりとアイスコーヒー。
 ここは、店内にイートインコーナーがあって、ありがたや〜。
 いつもは、駐車場で立って食ってるからねぇ(笑)。

 食ったんで、再スタート。天気は、いつ雨が降り出してもおかしくない曇り空。
 このまま、降らないでちょーだいな。


 国道40号を南下して、智恵文へ。智恵文といえば、ひまわりだ。

 ジャリダートをガタゴト走って、ひまわり畑に到着。おーっ、満開だ満開だ。

 曇り空のおかげで、逆光とか考えなくてもよく、満面笑顔のひまわりを正面から撮ることができる。こりゃあ、いいやあ。

 やっぱり、夏の花ひまわりを見ると、元気が湧いてくるし、楽しい気分になるねぇ。


 智恵文から南下、のはずが、ちょっと寄り道。東へ50キロ。

 途中で見つけた看板に、あれっ?どっかで見たような。
 ブラッ○ジャックのピノコに似てるよね。上手いなあ。


 ちょっと寄り道の正体は、西興部森林公園にある、日本最北のバッティングセンター!

 ここには、2013年に訪れて、魔球ナックルと対戦したのだ。
 その時のレポートは、ここをクリック。

 再び、バッティング対戦がしたくて、片道50キロの道のりをやってきたぞ!!

 しかし、今日は曇り空なのに暑い。気温表示はなんと29度だぁっ!!!

 プレイボール!

 魔球は健在。今年は、シュートが縦に落ちる。シンカーか? スクリューか? メジャーリーガー級の変化球やん。こりゃ、スゴイ。
 どう曲がるかは判らないが「曲がる」ことは予想して待ってるので、カッキーンと打ち返せた。やったー!

 喜んだのも束の間、10球ほど打った頃から、虫(ブヨ)が寄ってきた。
 寄ってきたどころでなく、たかってきた。たいへんじゃ〜!

 暑さのせいか、大量のブヨ発生。打ちながら、虫を払う。打つ・払う、打つ・払うの繰り返し。

 顔にまでたかって来たので、もうボールが見えません。消える魔球やぁ!

 それでも、ブヨと戦いながら、3ゲームも打ちましたとさ。カッキーン。


正面の三角屋根は、公園に隣接する食事処

 公園内にはゴーカートのコースもある。これは、いっぺん乗ってみたいなあ。

 この公園の管理人さんとは、2013年のホッカイダーキャンプで知り合ってるので、ちょっとご挨拶へ。

 草刈り機の音が大きくて、バッティングの音には気付かなかったようで、突然の訪問にビックリされた。でも、笑顔で歓迎。うれしいですなあ。

 公園には、ゴーカートの他にも、キャンプ場、コテージもあるので、設備は充実。一度、泊まってみたいものだ。

 ただ、このへんまで来ると、どうしても美深に行っちゃうから、なかなか縁がないんだよなあ。

 去り際、おやつにツーリング昆布をもらう。テントの中でひもじくなったら、かじります〜(笑)。


 来た道を戻り、名寄を目指す。

 途中、道の駅にしおこっぺの隣りに、上興部駅跡を見つけて、ちょっと立ち寄る。

 1989年(平成元年)に廃線、廃駅になったそうだ。
 キハ27という列車が残っている。

 アクロスが、1990年に乗り始めだから、新旧の記念撮影ですな(←)。


 名寄に着いたのは、昼の1時前。メシだよ、昼飯食べなきゃ。

 おいらの「美味しそうな店メモ」を見て、一番近くの店へ。

 ここの名物、ひまわり畑ポークのカツめしセットを注文。冷たい更科そばまで付いてる。腹減りのおいらにピッタリだ。

 出てきたカツはサクサク。カツには蕎麦つゆベースのタレがかかっていて、味は控えめ。加古川のカツメシとは、また違った味わいだ。

 何より、カツに食べ応えがあってうれしい。あ〜満腹、ハラいっぱい。


 国道40号を南下して行くと、3年前のアクロス30万キロ達成地点、和寒のスキー場看板前に到着。

 あれから3年も経ったのかぁ。早いなあ。

 気温が高くて、湿度も高くて蒸し蒸しする。暑いよ〜。
 暑いよ〜のあとは、猛烈な睡魔が襲ってきた。こりゃアカン、ちょっと休憩や。

 比布に入ると日が差してきて、さらに暑さと蒸し蒸しが倍増。

 3時過ぎ、ようやく旭川に到着だ。


 旭川ならやっぱり、3時のおやつはラーメンでしょ。
 味噌ラーメンの「よし乃」へ。

 出てきたラーメンは、もやしがどーん、、ボリュームもどーん。

 辛味のある濃厚なスープがたまらん旨さ。スープを飲む手が止まらない。こりゃ、一度食べたらリピートしてしまう、やみつき系ですなあ。

 こりゃあ、食いに来た甲斐があったよ、ごっつぉーさん。


 さて、今日はどこでキャンプしようか。
 まだ時間があるし、富良野方面へ行ってみるか。

 旭川の町へ入らず、道道37号、68号で、旭川空港周辺へ。

 ここから、いつもの国道237号で南下して行くと、かんのファームが出てきた。一面の赤い花。こりゃ、お見事。


 そのまま一気に、今日の宿泊地。日の出キャンプ場へ。17時前なので、まだテントは少ない。

 テントを張り、まずは風呂へ。
 今日は暑かったから、1日の汗を流して、あ〜サッパリ、良い気持ち。

 風呂上がり、マッサージ椅子に座って、リアルタイム掲示板をチェックすると、この近辺に住んでいる人が、黒いアクロスを見たとの書き込み。

「あ〜、それおいらです。」とレスすると「やっぱり!」と返事。その人もアクロス乗りだそうで。いやはや、発見されるっていうのも、面白いですなあ。

 買い出しをして、キャンプ場に戻る。


 さあ、晩飯ばんめし。今夜は肉多めながらも、野菜も充実っス。

 いけだ牛200g
 塩ホルモン250g
 焼き野菜
 ポテサラ
 生野菜

 日の出キャンプ場では、片付けがラクなんで、いつも炊事棟でメシを食べる。

 この日も、それ1人分?という食材を持ち込んで、肉を焼き始めると、周りにいる旅人たちと話しが弾んだ。

 一人はキャンプデビューの埼玉の青年。キャンプグッズがみな新しい。近頃はネットで調べて、ネットで買うそうで。

 もう一人が話が面白い、南大阪のライダーさん。この人の話の回し方が絶妙で、3人の会話が盛り上がる。メチャ楽しい。

 気が付いたら、もう22時過ぎ。笑いすぎて、あっという間やなあ。

 テントに戻る途中、東の空に月を見つける。昇り始めの赤い月。お見事。そして、おいらはお休み〜、ぐぅ〜。


ジュウジュウ焼きます、いけだ牛

その7へその5へ戻る
トップページ北海道メニュー