北海道ツーリング2001・その3 |
雲の中から現れる羊蹄山
旅行期間:2001年8月4日〜8月12日
まさに白鳥の湖! |
■8月6日(3日目) 曇りのち晴れ 洞爺湖キャンプ場の朝7時。空には一面の雲、気温は20度くらい。なのに子供が泳いでる! だいじょーぶかぁ!? 晴れるといっていたので、それまで待つかとゆっくり朝メシを食う。いくら待っても晴れないので、9時発進。
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洞爺湖温泉は、おいらが初めて北海道した時泊まった所。だから噴火後、客足が減っているという話を聞いていたので、心配で行ってみる。 遠目に白い煙が上がっているのが見える。近付くと、それがコンビニの裏手から上がっていたので驚いた。温泉街を行くと、思ったより人出が多い。最も、今が最盛期なのだからあたり前。実際のところはキビシイのだろう。でも、元気な温泉街の姿に少し安心した。やはり自分の目で見なければ納得しない。 噴火している所を見学できるというので、急な坂を上がって行くと、なんと駐車場の前の道が水没してるではないか。電柱は曲がって倒れ、車が水没したまま。その向こうには白い噴煙がもくもく。う〜ん、大自然のパワー恐るべし。 次は倶知安を目指して走る。途中、有名なメジロ牧場の看板を発見し、思わず寄り道。緑の草が覆う馬場。嘶く馬たち。いいやねぇ、この雰囲気。思わず、馬好きの友人にiメール。速攻で「うらやましい」という返事が帰ってきた。
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民家の裏手から煙が上がる |
再び倶知安を目指すと、目の前に雲に隠れた羊蹄山が現れた。真狩まで来ると、なぜだか温泉に入りたくなり、真狩温泉へまた寄り道。 露天風呂に入ると、雲が切れ、羊蹄山の全貌が現れた。となりのおじさんが「にいちゃん、運がいいなあ。今までずっと曇って見えなかったのに」と教えてくれる。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の山容は本当に美しい。
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風呂から出て、元ジパツー娘の古いっちゃんと連絡が取れた。倶知安にある道の駅にいるらしい。ほなそっち行くわと、急いで行くといたいた。しかし、なんか疲れとるなあ。 夜更かしして朝まで起きていたそうな。疲れてるはずなのに、会ってからずっとマシンガンのようにしゃべり続けとるやんけ!(笑)
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真狩の村花はユリ いろんなとこで見かけたヨ! |
う、うますぎるッス〜 |
中標津でまた会おうと約束し、おいらは北へ向かう。倶知安を通過し、一気に余市へ。腹が減ったおいらが目指すのは、かきざき商店! 路地とかにあったら探すの面倒だなと思ってたら、なんと駅前にあるやん。ラッキー。さっそく店に入ると、もう3時というのにほぼ満席。 HPの読者に教えてもらったえび丼を頼むと、なんと15匹の甘えびが乗った丼がやってきた! これで680円というんだから、まさに、なんとかー!
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食い終わって、岩見沢に向かう。札幌を過ぎた頃から急に風が強くなってきた。北海道の中でもこれだけ天候が変わるのか、と実感する。 宿泊地の栗山公園キャンプ場にテントを張る。正しくは、役場の許可がいるという話しなので、時間もあることだし取りに行く。5時を過ぎていたので役場はがらーんとしていたが、残業していたおじさんが丁寧に応対してくれた。ありがとう。 テントをそそくさと張り、栗山温泉へレッツゴー。言ってみると、ホテルの隣りに作ったやけにキンキラなとこだった。でも、中は普通の銭湯タイプ。露天風呂でご〜くらく。
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栗山キャンプ場での夕陽 |
ビール! ビール! 1日はこの1杯のために! |
仕事が終わったHPの読者せいらさんと合流。ハーベストという有名な洋食屋でステーキセットを食う。何よりビールのうまいこと。1日走ったあとのビールはサイコーやね。 せいらさんはバイクに乗らないけど、あちこち旅をしてるので、いろいろポイントを教えてもらう。なんたって地元の情報は貴重だぁ。 せいらさんと別れたあと、寒いのでコンビニでおでんを買う。夜はまちがいなく20度を割っていて、とにかく寒い。夏なのにあったまりたいと思うくらいだったのだ。 テントに戻ると静岡ナンバーのバイクの人がいた。聞くと、妻子を置いて旅をしているらしい。すごいッス〜。 今夜は寒くなると聞いていたので、トレーナーの上にジャージを着込んで寝る。夏にこんな恰好で寝るとはなあ。 |