北海道ツーリング2001・その8 |
札幌郊外の夕景
旅行期間:2000年8月4日〜8月12日
写真で何度か見たこの景色 この峠3回目にしてようやく出逢えた |
■8月11日(8日目)晴れ 留辺蘂の朝。青空が眩しい。落としたうどんを食ったけど、ハラも痛くない。よしよし。 まずは三国峠。今まで天気の悪い日ばかり来ていたので、峠の売店に入るは初めてだ。腹が減っていたので、峠のカレーを食う。味はいい。もう少したくさん食いたかった。その分をソフトクリームで満たす。キャラメル味だ。甘い甘い。
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樹海ロードをぐんぐん飛ばす。この高速路はたまらくなく気持ちいい。以前走った時は大雨の中だったから、その印象だけが残っていたのだ。 途中でキツネを発見。これまたエサくれキツネだった。車に気をつけるんやで。
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ワイルド! 幌加温泉 |
峠を下り、1湯目の幌加温泉へ到着。川沿いに小さな露天風呂があった。ぬるいので温度調節しようとしたら、ブヨに襲われてあきらめる。気付けば、昨日の川北で刺されたところが、大きく腫れ上がってカユイカユイ。 それでも2湯目、糠平温泉の湯元館へ。ここは500円払って入る。ブヨもいない。岩の上にある露天風呂。見下ろすと川が流れている。いいロケーションだ。まるで鹿の湯のようやなあ……、そうや、以前マーメイドに出逢った鹿の湯へ行こう!
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そのうち道もフラットになり、飛ばせるようになってきた。調子に乗ってきた。こういう時が危ないよな〜と思った瞬間だった。右カーブでリアブレーキを踏み込んでしまった。 あれれ〜。バイクがゆっくり傾いていく。でも、もう足を着く時間がない。スローモーションで世界が斜めになっていく。あ〜おいら転けてるよ〜。地面に体が触れた瞬間、反射的に前回り受け身をとり、立ちあがっていた。 バイクが寝転がっている。荷物が外れてえらいこっちゃ。ごめんな〜、アクロス! 壊れた箇所をチェック。ウィンカーにヒビが入ったくらいで、あとは擦りキズ。思ったより軽傷だ。まぁ、何より体が無傷でよかったわいと、自分を納得させた。
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やっぱりダートは 気を付けなきゃねぇ |
マーメイドのいない鹿の湯なんて…… |
ようやく鹿の湯へ到着。入れ違いにビキニのおねーちゃんが帰っていく。ああ、転けてるうちにチャンスを逃してしまった。 湯舟に行くと、おやじ2人。大量のブヨと戦いながら風呂に浸かっている。やっぱり邪念が行けなかったのかと反省しながら、風呂に入る。 でも昨日刺されたところがカユ〜イ。その上、大量のブヨ攻撃。イテイテ! いやはやマイッタ〜。
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今夜は札幌で7時に友人と会う約束をしているのに、まだ鹿の湯だ。急がなきゃ! なのに、清水のパーキングで牛トロ丼を食ってしまう。アツアツご飯で肉を暖めると、脂肪分が溶けてバターっぽい味になった。パーキングの出口で富良野メロンの大玉を発見! こりゃ土産にいいわ、と実家と甥っ子に送る。 ようやく日高に到着。HP読者のレレ子さんが教えてくれた「チキンタツタ」をゲット。これがうまい。肉が軟らかくてジューシー。さすがは地元情報だ。 ここでもう5時。とはいえ、進むしかないのだ。レッツゴー!
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これが清水パーキング名物 牛トロ丼! |
夕陽を追い掛けながら札幌へ向かう! 最高のシチュエーション |
かっ飛びまくって走る。メロン販売店だらけの夕張を抜けると風景が変わった。 由仁、北広島の景色は牧歌的田園風景。札幌近郊なのにすごく大らかな景色だ。こりゃいいぞぉ。そして地平線に向かって、少しずつ日が沈み、オレンジ色の光りが田園を染めてく。 その光りの中を走っていると、真っ正面に夕陽が! メチャメチャきれいや! この旅で一番キレイな景色と出逢えたぞぉ〜。 1時間遅刻で到着。ようやく友人の元通信員you-koさんと合流。ごめんねー。
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〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西3丁目第1グリーンビル2F TEL・FAX 011-518-2079 |
友人に教えてもらった、ススキノの合楽へ。場所は合っているのだが、肝心のビルが見つからない。交番に突入して尋ねると目の前であった(笑)。 女将さんは同年代の人で北海道のうまいものを次々と出してくれる。アツアツのホッケがうんまい! カニ雑炊がいい味出してる。いくらでも食べてしまうのだ、ズワイガニも食ったなあ。あぁこの旅一番の贅沢かもしれん。白糠しそ焼酎『たんたかたん』を飲んでいい気分。 最初はyou-koさんと女将さんの3人で旅の話をしていたのが、いつの間にか女性二人が猫話で大盛り上がり。気付けば零時前。おもしろかったぁ〜、おいしかった〜。また行きたいお店が増えたのだった。
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とっても楽しい女将さんです! ぜひ行ってみて下さい! |