北海道ツーリング2003・その5前編 |
旅行期間:2003年8月7日〜8月15日
■8月12日(6日目)前編 霧雨〜曇り〜晴れ〜曇り〜雨 鶴居キャンプ場の朝。今日は旅立つぞぉ!って張り切って起きたら、今日も霧雨……。 朝食を食べにみんなのいる炊事棟へ。コーヒーを飲みながら、今日走るコースの話をする。 いくら待っても雨が止まない。仕方ないので霧雨の中、テントを撤収。濡れてるけどしゃーない。ゴミ袋にまとめ入れだぁ! みんなに挨拶をして、9時出発。今日は網走でキャンプをしようと思ってるので、北へ向かって発進!
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朝はドリップ式のモカで始まる。 う〜ん、コーヒーのいい香り |
東の果て、根室に向かって R44はどこまでも
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……ん、このまま網走に行っていいのか? 根室のカニを食わないのか? という声が聞こえてきた。 頭の中で、札幌ライダー・みづきさんに教えてもらったおいしい花咲カニの話が渦を巻く。 「♪うまいぞ、うまいぞ、花咲カニ〜」と思った瞬間、南へ転進していた。たった300キロくらい走ったるでぇ〜。うまいもんのためなら、距離は関係なーし! 一気にテンションが上がって、カニカニカニのことだけ考えながら、根室へ向かう。すると霧雨も上がり、曇り空に。よしよしなんとかなるぞ。 釧路で回転寿司のうまい店「なごやか亭」を発見。でも、今日はカニなのよ〜。またねぇ。 釧路からはR44を淡々と走る。単調に直線が続き、景色がほとんど変わらない。果てしないカニロード。歌をうたいながら、テンションは上がる。
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ようやく根室へ。港が白い霧に覆われている、さすがは東の果て。遙々と来ましたなぁ。 花咲港に着いたら、ちょうどお昼。教えてもらったお店を探すと、威勢のいいお姉さんに声をかけられた。看板をみると教えてもらった店や。バイクを店裏に止めてと言われたので、回り込むと、裏では大量のタラバや花咲がかごの中にワンサカワンサカ! それだけでコーフン! お店に入ると、ゆでたてのカニを見せてくれて、どれにする?と大きさを決めさせてくれる。でも、分かるもんじゃないので、オススメのカニを。
おねえさんと話をしていると、なんとここは探していた店じゃないことが発覚! 実は軒続きの隣の店だった。
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入った店は真ん中のカネイ水産 教えてもらったのは右の角店「吉野商店」 茹でたてなら、どの店でもウマイ!
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ゆでたての花咲カニをハサミでチョッキンして食う。なんなんだー、このうまさは! 「おにいさん、食べ方分かる?」と聞かれたので、「本能で食ってま〜す」と答えて大爆笑を誘ってしまった。 足の身に付いている、白いクリーミーな物質がやたらとうまい。これはなんだ?と思いつつ、食う手は止まらない。 甲良をとると、中にいっぱい白い物質が! うれしくって、こそいで食う。このビミョーなダシ加減の効いた味はなんなんだぁ〜。あとで聞くと「とうふ」というものだそうな。こんなウマイもんがまだあったのかぁ!
これが甲良の中の「とうふ」
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これ一匹喰うぞぉ!
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