北海道ツーリング2004・その1


大好きな山、蝦夷富士こと羊蹄山

旅行期間:2004年8月3日〜8月12日



これから飛行機に乗るアクロス
思えば、もう8回も空を飛んでる
こんなバイクも珍しいだろう
■8月3日(1日目)
 大阪・晴れ/千歳・曇り

 大阪は快晴。さあ、ついに出発だ。伊丹空港までは渋滞。暑い暑い。
 伊丹の貨物に着くと、なぜだか大量の鳩が運び込まれていた。飛行機の正体を見てしまったか……(笑)。

 飛行機で寝ようとするが、前夜5時寝〜8時起きにも関わらず、15分くらいで目が覚めてしまう。あっという間に千歳着。

 千歳の空は、半分雨雲で半分晴れという怪しい天気。風が強くて雲の流れも速い。雨が降るなよ〜。なんとか札幌までもってくれ。気温は23度で涼しい。


 貨物でアクロスを受け取ると、ネジが1個なくなっていた。いきなりのハプニング。まあ、予備があるからいいさぁ。

 札幌まで降りそうで降らない空が続いたが、なんとか降られずに到着。

 今夜はHPの読者さんとススキノミーティング。去年も来た居酒屋へ入り、おいらは生ビールを飲みまくる。札幌で飲むとウマさが増すねぇ。サービスに出してくれたタイのアラ煮がうまかったにー。

 お二人は先に北海道を旅してきたので、食べ物や旅の話で盛り上がった。


さおりさんとHP読者の千草さん(右)
手前の土産袋には「水曜どうでしょう」
グッズがぎっしり


定山渓にはカッパがいっぱい
■8月4日(2日目)
 晴れ

 札幌の朝、ゆっくり寝るつもりが、朝日が眩しくて起きる。6時半。8時までウトウトして、朝飯を食う。昨夜ビールを飲み過ぎたか、冷たい水がうまい。

 さあ、いよいよ旅の始まりだ。今回はまだ何も準備してなくて、ろくに行き先も決めてない。
 まあ、先を急ぐわけでなし、旅をしながら行く先を決めればいいかぁ。

 快晴の北海道。まずは、函館方面を目指すため、定山渓へ向かう。明日は天気が悪いというので、今日は1日走って、明日を函館への移動日にあてるかなあ。


 中山峠に到着。羊蹄山は雲の笠をかぶっていた。道の駅大滝へ行き、キノコ汁大盛り180円を食べる。並盛りに比べ、ほんとにキノコだらけだぁ。キノコ好きにはたまらん。

 次はラ・フランスのソフトクリーム。洋なしの味だぁ。さらに地鶏の串焼きがいい匂いしてたので、買ってしまう。柔らかくておいしい。

 しかし、暑い。これだけ食べておいて、ジュースやらコーヒーを飲みまくる。お腹は大丈夫かぁ?(笑)



まさにキノコ三昧!


この撮影でも滑りそうになりました
 次はニセコの方でも行ってみるかと、羊蹄山を目指して走る走る。富士山型の美しい山を見上げながら走っているうちに、気持ちもだんだんと旅モードに切り替わっていく。

 そうだ、以前行けなかった新見温泉へ行こう。

 宿が2軒あったが、新見本館の方へ。古い温泉旅館だ。内風呂は男女別だが、露天は外で繋がっていて混浴。でも、おいら一人だけどね(笑)。

 お湯でぬるぬるしてるため、滑って湯舟にカメラを落としそうになる。あぶねー。緑に囲まれたいいお湯でした。


 今夜の宿を長万部にするか洞爺湖にするか迷ったが、花火が見たいなあと思い、洞爺湖に決定。

 少しずつ日が傾いて行く。暗くなる前にキャンプ場へと思うが、ついつい真狩の細川たかし記念像を見に行ってしまう。8月なのにあじさいが咲いていて驚いた。さすがは北海道。
 
 ルスツを走っているうつに、きれいな夕焼け空になる。うれしくって撮りまくってたら、日が沈んで暗くなってしまった。当たり前だ。キャンプ場までまだ10キロくらいあるぞぉ。

 とはいえ、北海道の10キロは10分。薄暗くなって洞爺湖に到着。

 まずはセイコーマートで買い出しだ。さっそくジンギスカン肉を探すが売り切れ! しかたないので豚カルビの赤ワイン漬けにする。一昨年作ったセイコーマート会員カードが使えるか試したら、使えた! よし、この旅ではポイントを貯めていこう。



旅人は荒野に向かって歩き出す


そして美しい夕焼けと出会う



数キロ先でも、花火はうれしい
水平に並ぶ光は洞爺湖温泉街の灯り
 キャンプ場を探すが、新しい道の駅が出来てて、おいらが以前泊まった岸辺のキャンプ場が見つからない。
 すると、一台のバイクが「キャンプ場、この先ですよ〜」と教えてくれた。行ってみると、そうそうココだ。ありがとう、千葉ライダーさん!

 その人と一緒に晩飯。仕事を辞めてきたので、ゆっくりと回りたいと言っていた。北海道にはこういう旅人が多い。

 9時前より待望の花火。遙か対岸なので小さくしか見えないけど、キャンプで見る花火はいいねぇ。

 見上げれば満天の星。月がキラキラと湖面を照らす、湖畔の夜。


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