北海道ツーリング2005・その10 |
旅行期間:2005年8月2日〜8月14日
■8月12日(11日目) 晴れのち曇りのち雨 早めに寝たにも関わらず、5時半までぐっすり。でも、トイレに行きたくて起きる。思えば、道路から5mくらいの所にテントを張ってるのに、よく熟睡できるもんだ。おいらの神経って一体……(笑)。 早朝にもかかわらず、みんな起きてる! ライダー夫婦も、朝ご飯の準備してる。はぇ〜! おいらはもう一度、お休みして、7時過ぎ頃起きる。そしたらもう、周りのライダーがほとんど撤収しててビックリ。残るは、おいらと夫婦ライダーだけ。
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湖上の低いところに雲の帯が |
撤収しながら話しをする。向こうは今日苫小牧まで行って最終日だそうな。富良野に行く時間があれば……と奥さんは名残惜しそう。 二人を見送り、青クッシーに挨拶しに行ったついでに、朝からビスタチオソフト。豆味っス。 おいらもようやく出発。目指すは北見の回転寿司トリトン! |
今日も雲一つない青空。走ってるだけで嬉しくなってくる。屈斜路湖の周辺を走ってると、ひまわり畑を見つけて急停止。 ひまわりの花は明るい笑顔で、おいらを元気付けてくれる。ありがとー!
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美幌峠を一気に駆け上がると、目の高さに雲が浮かんでいる。いい眺めだ。 緑が眩しく、まさに夏真っ盛り。駐車場でライダーと話しながら、この生活もあとわずかと気付く。
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山を下り、美幌の町へ。ここらで体感気温が30度を超える。あっちー。また焼ける。あれ?カレーライスマラソンってなんだぁ? 北見まではずっと町中の走る。それも50キロ。こりゃ、昨日走らなくってよかった。空腹では無理だ。 見慣れた町並みを走ってると、確かこの辺にトリトンがというとこまできて……あったあった。回転寿司トリトンに到着! |
本鮪トロ |
真イカ |
生タラバガニ |
生サーモン、生サンマ、生ホタテ、生タラバガニ、トロサーモン、真イカ、ボタンエビ、活ホタテ、生サンマ、甘エビ、本ズワイガニ、活真ツブ、生サーモン、真イカ、本鮪トロ |
回転寿司トリトン(北見・三輪店)は11時半開店だと思ってたら、11時からだった。もう開いてる。入ったら、もう待ち行列。でも、一人なのですぐ座れた。 座って早々「今日のオススメ」を端から頼んでいく。何食ってもうみゃい。あと一つ、あと一つと思ってるうちに13皿。いかん食い過ぎ。 ラストにボタンエビを取った途端に、新しい「今日のオススメ」のポップを持ってきた。そこには「本鮪」の文字が。まだ吊す前のポップを指さし「それください」。
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これから解体するのでしばしお待ちを、というので、待ち時間に真イカを頼むと「♪イカイカイカ」と板さんが歌い出し、全員で合唱。その次は「♪ツブツブツブ」と唄ってた。 「解体したばかりです」と持ってきてくれたトロ登場。これがもう、とろけるっちゅーか、うまいっちゅーか。うん、これがきっと幸せの味やね。 大満足の16皿。当然値段も普通じゃない(笑)。でも、ほんまにうまかったー。
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店を出て駐車場に向かうと、遠目にバイクが傾いている。どないしたんやあ、と近付いていくと、やってしまいました。 アスファルトにスタンドが食い込んでしまった。隣のバイクも、その隣のバイクも。皆さん、空き缶などを下敷きにしましょう。 柔らかいアスファルトなので、穴を埋めて出発! |
今日はここから帯広経由で、できたら静内まで行くつもり。でも、もう昼だから無理やな。 足寄への一番近道である訓子府経由の道道へ。ここが大当たり。車一切なしで、走り放題の快適道路。何より、初めて走る道路は、景色もぜんぶ新鮮で楽しい。 思わず、片手を伸ばして翼を作る。手の平の角度を変えると、ちゃんと揚力を感じる。腕が浮き上がる感じがするのだ。もしかしたら、飛べるかも〜。
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あのクルマ、なんであんなとこに? |
アクロスも走りたがる快適ロード でも、晴れはここまで |
そんな遊びをしながら、初めての陸別へ、オーロラの町だ。昨日今日が流星群の日ということで、ポスターが貼られていた、相変わらずの快晴。あまりの暑さにガラナを一気飲み。 足寄に向かうと、急に向かう空が曇り出す。それも黒い雲だ。怪しいぞ。 それでも足寄の町にくると、そこだけ晴れ。相変わらず、進行方向の空は一面の雲。上士幌から十勝入りしたら、これが一部の隙もない完全な曇り空。あっちゃー。 |
上士幌から帯広の町へ入らず、一気に西の鹿追方面へ。目指すは、もう何年もマークしたまま入ってなかった「くったり温泉」へ。
片田舎の温泉っという感じのくったり温泉は、露天の前に草地、その向こうが白樺に囲まれた池。 クッタリしてるうちに、もう夕方。もう一つの目標、新得そばへ急ぐ。ここも、何年も前からマークしてたとこだ。 |
雑誌じゃないので サービスポーズは無しよん(笑) |
蕎麦屋に入ったのはもう5時。じゃあ、晩飯だとばかりに、天ぷら付きのざる大盛りにする。 出てきたそばは、冷水でキリリとしめてあって、歯ごたえ良し。そして、揚げたての天ぷらがさくっとうまい。エビとキノコがうまかったなあ。 食べ終わって、時計と地図をにらめっこの一人作戦会議。今5時半だから、150キロ先の静内は無理。じゃあ、今日の宿は去年泊まった日高の沙流川キャンプ場に決定! |
ところが、日高峠に向かうと霧雨。それがどんどんひどくなる。前が見えん。暗いから、10mくらい先しか見えない感じ。とにかく峠を越えれば、なんかなる……はず、と信じながらも、心のどこかで「もっとひどかったらどうしよ」という不安を抱えつつ走る走る。 ながーいトンネルを抜けた途端、雲の隙間から夕日が見えた。路面も濡れてない。やったー、よかったよ〜。 夕日はもう山の向こうに沈んでしまったが、空を紫に染めている。キレイやあ。走りながら、霧が晴れたことと、空の美しさに感動する。 |
なんとか日高道の駅着。今年からセイコーマートができていた。ここで、なんとハセストの豚串を発見。セイコーの豚串と合わせて計6本ゲットし、キャンプ場へ。 もう真っ暗。管理棟の明かりを見つけ、支払いに行くと、後ろのテレビでクレヨンしんちゃんやってた。ああ、今日は金曜日なんや。
さっそくテントをはり、豚串をフライパンで温め直し。ジュージュー音がする。うまそー。最初は星空もあったが、徐々に雲に隠れていった。それでも、最後にハセストの豚串をげっちゅ−できて、大満足や。 |