北海道ツーリング2006・その7 |
旅行期間:2006年8月2日〜8月13日
■8月7日(6日目) 晴れ 大成キャンプ場の朝。4時半に起きた。今日はまずは小樽まで行って、その先どこまで行けるかだ。張り切ってまっせー。 そそくさと準備をして、荷積みも順調だったのだが、デジカメの充電ができてない。配線の根元が不安定で切れそうになっていたので、グリグリこね回したら、2度と電気が点かなくなった。あっちゃ〜、壊してしもた。 ないもんはない。すっぱり諦めて、6時15分出発。 |
右端の1本だけ少し離れてる |
ようやくスタート。海岸線をひた走る。 1つ目の目標地点は、瀬棚港のロウソク岩。 3本の岩が海からニョキニョキと立ってるのを発見! バス停に「三本杉」と書いてある。あ〜なるほど。 |
次は人魚の像。なかなかローソク岩が見つからない。港をずーっと見渡すと、1本ニョキっと出ている。あれや! 行ってみると漁港の奥にあるので、そばまでは行けない。望遠で写真を撮る。
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さぁ、さくさく進もう。次は島牧へ。ここには昔、漁り火温泉があった。 行ってみると閉鎖してあったが、中はのぞけた。ああ、湯舟は残ってる。海が見える露天だったのにね〜、残念。 |
その前に道の駅「よってけ!島牧」に行くも、時間が早くて閉まってた。よってけ!って言ったくせに〜。 腹が減ったので、持ってきた筋子おにぎりを食う。また筋子食べてる〜と思われるやろうなあ(笑)。 海岸線をずんずん走る。日が高くなり、だんだん暑くなってきたなぁ。今日も焼けるぞ。 |
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ようやく弁慶岬に到着。ここは岬の突端。地図で見ると、ほんとに尖った先っぽにいる。岬などの先端好きライダーが来そうな場所だ。 弁慶が立っていたんで記念撮影。海も青く赤白の灯台がいい感じだ(写真上)。
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寿都町を走る。見たことのある道が現れた。 これで、今までに走ったのと合わせて、北海道の海岸線を全て走ったことになる。 なんかうれしいのぉ。 |
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前に来た時は、どんより曇りだったが、今日は青空。いい天気だ。 ニセコの西にある貝の館まで来くると、メッチャたくさんイカが干されてた。うまそうやなぁ。
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ついに岩内に到着。積丹のうに丼まで、昼飯を我慢するつもりだったが、もう限界。道の駅にある「たら丸市場」で食べることにする。 タラコとイクラの2食丼。タラコはおいら好みの味加減だ。う〜ん満足。 それにしても暑い。店にあった冷たい水を一気飲みだ。食べ終わって戻ると、干してたテントがカラカラに乾いてた。 |
ようやく積丹半島へ。食ってばっかしで、なかなか前に進まんのぉ。 神恵内側は相変わらず黒い雲の悪天候だ。さっきまでの青い海はどこへ行ったのか。海岸線を走っていると、風もだんだん強くなってきた。走るのがキビシイ。 神威岬を越えてようやく風も収まってきた。 さて、今年も来ました、なぎさ食堂。店のお姉さんは別のお客さんと話てて、おいらはゆっくり味わえました(笑)。 ウニの味は相変わらずいいのだが、盛りが少なくなったかな? 次回は大盛りを頼むかぁ。 |
次は道道913号。アクロスロードだ。 アクロスのカウルには開発ナンバーの「X913」というロゴが入ってるので、アクロスゆかりの道ってことだ。 標識を探して走っていると、温泉家に教えてもらったウニ丼の店「しゃこたんなべ」が。ああ、ここなら走ったことあるや。 ようやく標識を見つたら、曲がってる。おいらが立て直してて、記念撮影。コレで満足やぁ。
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美国の青い海が見えた! |
空も晴れてきた。次は余市だ。エビ丼だ! 国道229に戻り走っていると、峠の下りから美国の港町が見えた。数年前、k-akikoさんとお会いした、懐かしい場所だ。あのときゃ、ウニ丼が豪華でうまかった。 |
余市まで来たら、暑いを越えて熱い! もう完全に焼けたな。 柿崎商店に到着。もう2時を回ってるというのに満員だ。エビ丼、エビ丼とメニューの入ったショーケースを見ると、エビ丼がない! レジでおばちゃんに聞くと「もう出ちゃってねぇ」って。がびーん! ここまで楽しみに走ってきたのに……。やっぱり朝イチで来なアカンねんなあ。 気持ちを切り換えマグロにする。赤身がうまい。が、心は少ししょんぼりだ。ぷしゅ〜。
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店を出たが、暑さの限界だ。気温は30度! 北海道の夏とは思えない温度だぁ。 近くにある道の駅で「りんごのほっぺ」というソフトで体を冷やす。去年も食べたソフトだ。 |
次は小樽だ。映画のロケ地めぐり。 岩井俊二の映画『Love Letter』に出てきた船見坂へ。 郵便屋さんが登ってきた坂だ。あの時は雪が積もっていた。 ところが、斜度15度の急坂でアクロスを停めようとすると、ズリズリとすべり落ちそう。ピーンチ! |
続いて『最終兵器彼女』の旭展望台へ。今年は一人で来ることができた。 一人で『最終兵器彼女』ごっこ。 ちとごついですが、シュウと、ちせのつもりっス。 この手が届くといいんだけどね。 |
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天気がいいので、展望台から見下ろす小樽の眺めもいい。 ラクガキは全てキレイに消されていたが、最終兵器彼女の名文句が看板の裏に刻まれているのを見つけた。 |
次は銭函だ。何年か前に来たけど、見つけられなかった映画『Love Letter』の藤井樹の家へ。 何度も道を間違えたけど、ついに見つけたぞ、藤井樹の家! このドアから、藤井樹役の中山美穂や酒井美紀が出てきたよなあ。 |
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少し引いて、ラストシーンに出てくる門。 学生達に囲まれた中山美穂が、とまどいの表情を見せる名場面だ。思い出しただけで、泣けてきそうやぁ。感激。
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小樽運河に昇る月 |
これで、気も済んだ。坂を下りたところで、今日はどこまで行くか考える。が、もう4時半やしな。早朝から走ったんで、早めに切り上げ、小樽ビールでも飲もう! 小樽の宿を携帯で取る。便利になったもんや。4800円だから、と思って行っみたら、これがすごい豪華なホテルでビックリ。 駐車場係りのおっちゃんが、バイクを入口に横付けさせてくれた。ありがとう。 そのおっちゃん、おいらがアクロスのメットインを修理してると、どうしてのか?と近付いてくれた。無言スマイルで「大丈夫っスよ〜」と返す。 ホテルのにいちゃんもいい人で、台車を貸してもらいますというと、にいちゃんまで着いてきてくれた。愛想が良くて嬉しいなあ。 |
荷物をおいて、小樽倉庫ナンバーワンへ。入ってみると、昔来たことがある店だった。 さぁ、楽しみにしてた小樽の地ビール飲む。左から、ドンケル、ヴァイス、蔵出し季節のビール。これにピルスナーを入れて、合計4種類完飲! 330ml×4杯で1.2リットルやぁ。飲み過ぎ(笑)。
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肉が無性に食いたくて、サガリのステーキと、ホエー豚のグリルを注文。 このホエー豚がメチャメチャやわらかくてうんまーい。これは大当たりだぁ。 食べ終わって、宿までの坂道をいい気分で散歩する。あぁ〜、酔っぱらっていい気持ちだぁ。 |