北海道ツーリング2007・その7 


北見のトリトン三輪店で食べた筋子、やりいか、生サーモン

旅行期間:2007年8月2日〜8月13日
走行距離2005.4km。北海道一周の旅


■8月8日(7日目)
 晴れのち雨のち晴れのち曇り

 紋別の朝。雲もあるが、そこそこ晴れている。今日も走り日和やなあ。

 朝飯は、ロイズチョコレートと筋子おにぎり。どーゆう食い合わせやあ、と自分でツッコミたくなる。

右写真は、こないして撮影してます。


 まずは、昨日撮れなかった写真を撮りに、道の駅オホーツク紋別へ。巨大なカニの爪のモニュメントが立っているのだ。

 おおっ、遠目にも分かる「チョキ」のマーク。これやこれや。並んで写真を撮り、大満足。


 さあ、いよいよ走り出すかと、セルフのホクレンに入り満タンに。料金を払いに事務所へ行くと、なんとかー! ホクレンのシークレット旗があるやんかー!

 このブラック旗は今年初めて作られた「配布する店を秘密にした」シークレット旗なのだ。

 ふらっと入ったスタンドで、偶然ゲットできるなんて。こりゃツイてますなあ。


三色旗とシークレットの黒旗

 嬉しくって、意気揚々としゅっぱーつ! 南へ走る走る。黒旗を掲げたアクロスは、足回りも軽やかに、国道238号で上湧別へ。

 しかし、晴れたら晴れたで、暑いぞー。ようやく出会えた夏の陽射しなのに、暑いからやっぱり曇りの方がええなあ、とわがまま言いたい放題。

 ここでちょっと寄り道。冷たいモノでも、と「ミルクランドかみゆう」でビーチとフレッシュミルクのアイス。店内に入り、ひと休み。ちべたくておいしい〜。


 次はサロマ湖へ。しかーし、湖に近づくにつれ、空に怪しい雲がモクモク。なんとかなるかと走ってみたが、パラパラと降り出したので、すぐ近くにあった「道の駅サロマ湖」へ避難。

 その途端、シャワーのような雨がジャージャーと降り出した。道の駅にライダーが次々と避難してくる。いやはや、あんだけ天気良かったのに、やられますなあ。

(右写真:青空なのに地面はビショ濡れ)

 道を眺めていると、時々強行突破で走っているライダーも見かける。通り雨だから突っ切ろうとしてるようだけど、この雨量だとビショ濡れやろなあ。

 雨待ち時間に、道の駅内をプラプラ。何やら、うまそうなものがあるなあ、と買ってしまったホタテまんじゅう。へっへっへ、食べれば気持ちも落ち着くさぁ。


 雨も上がったので、再び出発。すると、またすぐに雨雲に追いついてしまう。前は黒い雨雲、後ろは青空だ。
 思わず「なんでやねん」と空にツッコんでしまう。風景写真を撮りながら、雲が行く過ぎるのを待つしかないねぇ。

 さぁ、昼飯だ、ホタテだ! レストハウス華湖で、生ホタテ丼。プリプリのホタテに満足。

 あー食った食ったと、おなかをなで、ふとメニューを見ると「生北海シマエビ(12尾)」と書いてあるではないか!

 おねーさーん、これくださーい!

 出てきたのは、体にシマのあるビューテフォーな姿。

 透明感のあるエビ12尾はオレのものだ。いっただきまーす!

 最初はカラを剥くのが難しかったが、徐々にコツをつかんできて、ハイペースで剥けるようになり、食うペースのアップ!

 手をエビくさーくしながらも、12尾完食。あー、まんぞく満足。これでまた、エビカウンタがガチャガチャと一気にアップしたなあ(笑)。


 心とお腹が満たされたので、今日の目的地、北見へ。狙いは当然、回転寿司トリトンだ。

 青空の下、牧草ロールの転がるカントリーロードを走る。ええ気分やなあ。晴れて暑くとも、Tシャツ1枚で心地よい風をきって走っていると、涼しくて歌でもうたいたくなる。
 ♪あ〜青い風ぇ〜。


 北見に入ると、まだ16時。ちと早いので、ジェラート屋さんへ。ストロベリーミルフィーユとキャラメルの3種盛りじゃあああ。今夜のトリトンに弾みを付けるどー。

 今宵の宿は、北見のバイクステーション。レッドバロンの施設だ。nabeさんが会員なので泊めてもらうことに。部屋の前にバイクを置くことができた。


 18時前、いよいよトリトンへ出発! 心の中では「行け行けトリトン、どんと行け!」とテンションあがりまくり。席に座って、さぁ食うぞぉ!

 筋子、やりいか、生さんま、生サーモン、あぶり塩ハラス、真つぶ、なんばんえび、とろかじき、あぶりトロサーモン、生ほたて、やりいかげそ。

 ここで板さんが「ただいまより、このサーモンをさばきます! いかがですか」と声高らかに宣言。おいらは迷わず「ハーイ! くださーい」と手を挙げる。

 しばらくすると、さばきたての生サーモンが登場。うんめーなあ。


 さらに、なんばんえび、生さんま、まぐろ、あぶりトロサーモン、ラストに生サーモン!

 ああ、今日はサーモン祭りだあ〜と満足な表情を浮かべていると、先ほど声高らかに宣言していた板さんが「さっきさばいたサーモンのハラス、いかがですか」と声をかけてくれた。

 ハーイ! いただきまする〜。これがまた、うまいのなんのって! トリトンの板さんは、いい人だねぇ。

 勘定は2人で22皿。このうち、何皿がおいらの分かは不明だ。過去の16皿という記録は更新されたのか否か……、知りたくないぞー(笑)。

 おなかパンパンで宿に帰り、今日はおやすみ。いや、おなかやすみ。



 トリトンの前で見つけた貼り紙。
 何を「お使いください」かというと、バイクを立てるスタンドの下に敷く板なのだ。

 気温が30度近くなると、アスファルトが柔らかくなるため、スタンドが食い込んで、穴が空いてしまう。それを防ぐために敷く板を置いてくれてるのだ。

 ライダーのみなさん、スタンドの下に板を敷いて、寿司食いましょう。


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