北海道ツーリング2008・その7 |
旅行期間:2008年8月2日〜8月13日 全走行距離1986.1km
■8月9日(8日目) 晴れのち曇り 帯広の朝。5時前に朝日が眩しくて起きる。快晴の空を見ていると、今日も思う存分食ってやるぞー!とヤル気満々。朝からテンションが上がる。 まずは、ホエー豚の豚丼を食べに中札内の花畑牧場へ。あの生キャラメルで有名な牧場だ。昨日、通りがかった時からチェックしていたのだ。 |
窓から射し込む朝日が目覚まし時計 |
牧場へと続く十勝らしい道 |
牧場に近付くに連れ、クルマが増えてきた。周りには広大な畑しかない所なのに、生キャラメルの威力、おそるべし! 牧場に着くと、駐車場にはクルマが一杯。そうか、今日は土曜日だからか、と気付く。 バイクを停めると、先客のライダーが「キャラメルを買いに来たけど、行列だからやめました」と話かけてきた。 開店前なのに、どこまで並んでるの?と思うくらいの長蛇の列。 |
い、いかん! もしやホエー豚も大行列か?と足早に食堂へ近付いていくと、おいらが2番目だった。あ〜よかった。 入店し、カウンタ前に座る。目の前で肉を焼いてるので、ええ匂いやぁ。 分厚い肉を秘伝のタレ壺に付けて、網の上でジュウジュウと焼いている。あ〜ガマンできん、腹減った、早く食いたい! やっと豚丼とご対面。肉質がとても柔らかくて、うまかった。ただ値段が1450円。もうちょっと安くしてほしいねー。 |
これがホエー豚だっ! |
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金太郎飴みたいな牧草ロール |
駐車場に戻ってくると、クルマがさっきの倍くらいに増えている。さらに、入りきれないクルマが、牧場の外で長蛇の列。 そこへ、馬に乗った田中義剛さんが登場。見回りをしている。いいなあ、おいらも馬に乗りたいなあ。 牧場を出て、ちょっと走った所で、いい景色を見つけた。十勝らしい広大な風景だ。空も青いし、満点ですなあ。 しばらく、写真をバシャバシャ撮る。その間にも、たくさんのクルマが花畑牧場に向かっていった。ホンマ、朝イチで来て正解やったなあ。
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帯広に向かう途中、幸福駅という案内板を見つけ、久々に寄ってみる。ここに来るのは2度目だ。 駅舎の周りがキレイに整備され、公園になっていた。 ここは駅舎の中に張られた、たくさんの名刺を見るのが楽しいんだよね。
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外まで名刺が貼られた幸福駅 |
この看板が目印 |
次は肉メシパート2! 帯広にある「鶏の伊藤」で鶏めし定食だ。 ところが店が見つからない。帯広は「西五条南28丁目」という住所だけで、店はだいたい見つかるものなんだが、どうしてだか見つからない。 何度も何度も、その近辺をグルグル回って、ようやく発見。こんなデカイ看板を、おいらが見落としてたんかい(笑)。 |
やっとたどり着いた店は、なんだかうれしいもんだ。迷ってるうちに腹も減ったし。 鶏めし定食(700円)を注文。醤油風味の味付けされた鶏肉がウマイ。これは、ご飯がすすみますなあ。 サイドメニューの唐揚げも美味しいなあ。唐揚げ定食にしてたら、メシ大盛りでいけそう。ガッツリ食べて大満足だ。 |
次はデザート。帯広に来ればやっぱり、高橋まんじゅう! 店は今日もたくさんのお客さんで賑わっている。 さすがに連食のあとなんで、控えめに大判焼きの餡とチーズを1個ずつにしておく。モグモグモグっと、甘味を補給。餡が美味しいね。 ガラス越しに、おじさんが鉄板でまんじゅうを焼いてる姿が見える。 暑い夏に熱い鉄板。いやはや、ホントにご苦労さま&ごちそうさまです。 |
さてと、腹がくちたら、今日の目的地、上士幌航空公園のバルーンフェスティバルへレッツゴー! 何度も走ったことのある帯広〜上士幌の道を行けば、北海道らしい看板を発見。つい写真を撮っちゃうねぇ。
公園に着くと、やけにバイクが多い。おおっ、今年もツーリングGO!GO!がイベントをしてたんや。 |
左の黄色いテントがおいらの家 |
「ここをキャンプ地とする」ってことで、おいらには珍しく15時にテントを張る。 今日から明日にかけて、バルーンフェスティバルを満喫しようって計画だ。 町にある温泉でひとっ風呂浴び、公園へ戻る。これで今日はもうバイクには乗らない。ようやく、ビール解禁だ! |
バルーン会場には屋台のテントが並び、テンタクルズが大暴れ。 まだ17時。明るいけど、ビールが飲めるぞぉ。ゴクッゴキュッ…プハァ〜。風呂上がりの生ビールは最高やね。
と喜んでいると「武田さーん」と声をかけられた。なんと、北海道ツーリングマップル担当の小原さんではないか! こうやって、旅先で偶然に知り合いと出会えるなんて、うれしいもんやねぇ。 |
ウニョロニョロ〜、テンタクルズ! |
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ゆっくりと起きあがるバルーン |
日が落ちて、辺りが暗くなる頃。小原さんが、バルーンフェスティバル夜の部がいいよ!と誘ってくれた。 行ってみると、なんと22機のバルーンが並んで、音楽に合わせてピカピカと光るではないか。『未知との遭遇』のバルーン版だ。 光るバルーンを小原さんと一緒に見てるというのも、なにか不思議な感じ。昨日まで想像もしてなかったもんなあ。
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いんや〜、旅っちゅーのは、明日は誰と出会うか、何があるのか分からないから、楽しいんですなあ。 夜の部が終了した後も、キャンプ場で小原さんや、小原さんの知り合いのライダーと話が弾む。 小原さんと一緒にいると、面白いライダーとたくさん会えるからいいよなあ。ホント、航空公園に来てよかった。 |
小原さん(右端)とジャンケンポン! |