天まで上がれ!
旅行期間 |
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■8月10日(9日目) 晴れのち曇りのち晴れ 朝5時半。 「6時からバルーン競技を開始する予定です」というアナウンスで目が覚める。おおっ、今日はバルーンが飛ぶところを見られるのか!と、テントを飛び出す。 空は雲ひとつない快晴。こりゃあ、気持ちいいやぁ。あっ、もうバルーンが上がってるぞ。 急いでバルーン会場に行くと、まだスタート前。モーニングコーシーを飲みながら、バルーンが少しずつ膨み、起きあがっていくのを見る。なんだか、ワクワクするなあ。 |
6時半、ついにバルーンが飛び立つ。最初は大きかったバルーンが、どこまでも広がる真っ青な空に溶け込むように、小さくなって行く。空に、たくさんのバルーンが飛んでいる眺めは、まさに壮観だ。 体験バルーンがあるので、乗せてもらおうと行列に並んだら、1時間半待ちと言われる。そんなに待てんわ。またあとでー。
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いよいよ競技スタート! |
レッツ、スカイハイ! |
こんなチャンスを逃してはならぬ、とバルーンに近寄り、飛び立つところを何枚も写真に撮る。 バルーンのそばに行くと、ゴオーッゴオーッというバーナーの大きな音。 バーナーで暖められた空気によって、バルーンがゆっくりと立ち上がり、膨らんで、スーッと浮かび上がる。なんぼ見てても飽きひんなあ。 |
突然、あっ!と気付く。自分の記念写真ばっかり撮って、バイクとバルーンの写真を撮ってないやん。 あわててキャンプ地に戻り、バイクにまたがり、できるだけバルーンの近くへ移動。それでも、バルーンから結構距離があるんで、写真が難しいのぉ。 ホントは、アクロスがバルーンを見上げていて「ボクも飛びたいなあ」って顔してるところが撮りたかったんやけどね。 |
浮かんでいるのが体験バルーン |
昨日から食べたかった焼きそばっ! |
バルーンがすべて飛び上がり、見えなくなったところで腹が減った。 屋台は早くから開いてるので、朝から焼きそばと焼き鳥! これでビールが飲めたらいいんやけど、さすがに朝酒はねー(笑)。 キャンプ場に戻り、ここでホッカイダークマさんこと・カメラマンの小原さんと朝の挨拶。 すると、2009年版ツーリングマップル北海道用の写真を撮ってくれるとのこと。ツーリングマップルに載れるなんて、メッチャうれしい! (2009年版ツーリングマップル北海道の旅人コーナーに写真が載りました。小原さんありがとー!)
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10時から、アンパンマンショーってことで、再び会場に上がってみると、体験バルーンの行列が短くなっている。これはチャンス!とばかりに列にならぶ。 ところが、あれだけ快晴だった空が曇ってきて、風が出てきた。係りのおじさんも「あと10分くらいで体験バルーンも終了だな」と言っている。早くおいらの順番来てよ〜。 |
このバルーンに乗って→空に上がる |
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おおっ浮かんだぞ。下界を見ると…… |
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体験バルーンは、熱い!揺れる!と思ってるうちに、わーっと上がって、わーっと着陸した。その間、わずか数分。まあ、とにかく飛んだとんだ。 おいらが飛んだ5分後に、体験バルーンは強風のため中止に。あ〜っ、短くても飛べてよかった。今まで何度か北海道で体験バルーンのチャンスはあったが、いずれも天候のせいで中止だった。初バルーンに大満足だ。 飛んで、また腹が減ったので、鹿串を食う。肉が柔らかくて、ウマイ! |
おおっ、飛んだ〜。高いぞ! 人があんなに小さいやぁ |
うちら陽気なトリオ・ザ・ホッカイダー |
キャンプ場に戻り、ホッカイダー小原さん(写真左)、ツーリングGO!GO!の古林さん(写真右)と立ち話。 北海道での出来事や失敗談で大笑いしたり、おいしい店情報を教えてもらったり。旅人オモロイ話は尽きないよなあ。 気付けば、もう昼前。このまま居てると連泊しそうなんで、そろそろ出発します、と別れを告げる。小原さん、古林さん、またお会いしましょう!
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アクロスは東へ向けて発進! もう昼になっちゃったけど、今から1日分走るぞー! 国道241号で足寄へ入る。道の駅でひと休み。数年前、ポンコツおやじさんたちと待ち合わせて、ミーチンしたなあ。 近くの店に入ると、BGMにはご当地、松山千春が流れてる。一緒に♪ながーい夜をー、と歌ってしまう。 |
波の立たない透明な湖面・神秘のオンネトー |
さらに東へ、阿寒岳が見えてくる。そういえば、最近、オンネトーを見てないなと思い、急遽、寄り道。 オンネトーの水は美しいエメラルド色。透明度が高いので、水の中の倒木が見えるほどだ。 それにしても下の写真。なんで、ヘルメットかぶったまんま、セルフ撮影したんやろ? 怪しすぎる。
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次は阿寒湖へ。もう3時前だが昼飯がまだだ。いつもの奈辺久でわかさぎの天ぷら定食を注文。
ところが、運悪く同時に10人くらいの客が入り、店はてんてこまい。カウンターに座ったので、店主の天ぷら揚げを見ながら、じっと待つ。 じっと待つこと30分。ようやく食べたわかさぎの天ぷらは、あつあつのサクサク。満腹っス! |
わかさぎの天ぷら定食 |
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快晴の阿寒湖。いい眺めだ |
弟子屈に入ると「あっかんべえー」というアイスクリーム屋の看板を見つけ、バイクをストーップ。 メロンと生乳のアイスを食べる。メロンがめっちゃメロン味でうま〜い。
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もう16時半だが、この快晴の日こそ、摩周湖を見に行かねばと、突撃! ところが夕方、風が涼しいを越え、冷たくなってくる。 ワインディングを駆け上がり、到着した摩周湖は完ぺきな晴れ。湖面には青空や雲が映っている。こりゃ来て正解やあ。霧に隠れることが多い摩周湖で、ここまで晴れというのは珍しい。 |
霧じゃない快晴の摩周湖 |
弟子屈の町に下り、弟子屈ラーメンへ。去年食べたかったつけ麺を注文! あったかいつけダレに豚の角切りが入っている。これが食いたかったんじゃ〜。あ〜満足、満足。
さてと、今夜の宿はどこにしようか。 |
入口に着くと、もうライダーエリアはいっぱい。なんとか空いてる所へ張ることにする。同時に着いたライダーがすぐ隣りに張りだしたので、挨拶。 まずは、そばにある旅館で、ひとっ風呂。風呂上がりに自販機で冷たいビールをゲット。プハァ〜メッチャうまーい! テントに戻り、さっき挨拶したライダーと話をしながら、一緒に晩飯。 聞けば、富山から来たライダー君は、まだ23歳。メッチャ若いやん! 初めての北海道だというが、グッズはカンペキに揃っている。ネットで買い集めたそうな。かずやんといい、この世代は準備万端やなあ。
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おいらの晩飯・野菜たっぷりジンギスカン |
青年にもらったイカステーキ |
青年曰く、来年には結婚するので、独身最後の自由をこの北海道で味わってるという。そういわずに、結婚しても北海道においでよ、と誘ってみる。 富山の青年は、食料も充実していて、イカステーキをごちそうになった。分厚かったので、おいらは最初ハムかと思い「うまいハムやねー」と言ってしまう(笑)。 23時前におひらき。いやはや、富山君といっぱい話せて、楽しいキャンプになりました。ありがとー、おやすみ〜。 |