北海道ツーリング2012・その7 


謎のシマシマロード(その正体は本文で)

旅行期間:2012年8月1日〜8月12日 全走行距離2909.9km


■8月7日(7日目) 曇りのち霧雨のち晴れ
 釧路の朝。ぐっすり眠って、6時起床。
 天気予報によると、北海道全域で晴れだそうな。今日は走るぞ〜。

 宿の朝飯は充実!
 キノコご飯、ヒメマスの塩焼き、ザンギ、十勝豚カツ、タコのカルパッチョ、とろろ昆布のみそ汁。

 特に、甘ダレが掛かったザンギがうまい。朝から揚げ物が一番やねぇ(笑)。



北の夏を謳歌する花たち

 釧路を出発して、屈斜路方面へ。曇り空だが、雲の切れ間もある。天気よ、早く良くなってくり〜。

 摩周に近付くと、路面が濡れているではないか! ついさっき雨が降ったようだ。今日はカッパは着たくないのに〜。

 上空には一面の雲。しかも、メッチャ寒い。こりゃ、天気予報、ハズレやな。


道沿いに立つユニークな看板

 道の駅へ来ると、えらくキレイになっていてビックリ。二輪駐輪場もできていて、花が飾られている。

 ブラブラしてると、さっき標茶のセイコーマートで挨拶したライダーと福島ライダーと再会した。
 移動ルートが同じなんですねぇ、と笑い合う。

 今日は、屈斜路湖あたりでキャンプしようかと思っていたが、どこまで行っても、空には雲がかかってる。しかも、かなり寒い。夏の昼間なのに、17,8度いくらいだろう。

 一気に美幌峠へ駆け上がると、霧雨に襲われた。見下ろす屈斜路湖の上空は、厚い雲に覆われている。
 せめて、雨だけは降らんでくれ〜。


 ちょっと早いが、美幌峠の道の駅で昼飯!

 ジャジャーンと登場したのは、豚の唐揚げがのった「豚から丼」だ。

 パリパリに揚がった薄切りの豚肉に、タレとトロトロの温泉たまごを混ぜたら。こりゃ大当たりや!

 うまいうまい。ガツガツと一気に平らげる。


豚唐揚げの花が咲く


おおっ、ついに晴れたぞ!
 気温が低いので、今日の屈斜路泊は断念。晴れを求めて、明日行くつもりだった北見へ出てみよう。

 美幌の街では小雨が降って、気温16度。

 しかーし、北見へ向かうと一瞬の晴れ間! もしや天気が回復するのか?

 北見のホクレンで青フラッグをゲット。これで、今年のフラッグをコンプリートだ。ヤッタどー!

 フラッグが有料になったのは、仕方ないけど、スタンプラリーは復活してほしいなあ。

 押してもらう時に、店員さんと話ができて、地元情報を教えてもらったりしたんで、結構楽しかったんだよなあ。


 北見へ出たら、そりゃ、トリトンでしょ。さっき昼飯食ったとこやけど(笑)。

 でっかいボタンエビ! ミソまで握ってくれた。こりゃ、うんまい!
 夏イカ、キングサーモン、厚切りサンマ、生ホタテ、ます筋子。
 活ホッキ、生キングサーモン、あぶりトロサーモンでごちそうさん。
 やっぱりトリトンはうまいなあ。

 でも、さすがに本日2回目の昼ご飯だと、8皿しか食えんもんやなあ(笑)。


 食後の運動に西へ移動。留辺蘂まで来ると、また雨雲の空。しかも、雨がパラパラ落ちてくる。どっかに晴れてるとこはないんかなあ、と北へ進路転換。

 しかし、遠軽まで来ても曇ってる。気温は17度。ここも寒いなあ。
 国道333号沿いに、道の駅まるせっぷを見つけてトイレ休憩。トイレ333って、直球のネーミングやなあ。
 しかし、どこまで行っても寒い。どうするべかなあ。

 掲示板を見ると、あじゃぶさんが「西は良い天気」と書き込んでくれてる。

 よし決めた! もう3時やけど、晴れを求めて旭川に移動するどー。

 霧雨の丸瀬布を抜け、北見峠越えで上川に入ると、アクロスのメーターが29万9千キロに! いよいよ残り千キロや!


 しかも、メーターに合わせたように、空が一気に晴れた。思わず、うぉ〜っと叫んでしまう。

 ここ2日ずっと雨空だったから、この快晴の空はメッチャ気持ち良い。日射しに輝く景色が、ハッキリクッキリでメチャきれい。

 やっぱり晴れだと、景色見てるだけで、なんだか楽しくなっちゃいますなあ。

 途中で、シマシマロードを発見。

 なんで、こんな模様にしてるんや?

 よ〜く見ると、道沿いに立つ防雪柵の影が落ちて、道路上にシマシマの模様を作り出していたのだった。まるで、道の上に描いてるみたいやんなあ。

 これがトップ画像「謎のシマシマロード」の正体でした。

 ヘルメットに青空が映り込んでいるのを発見!

 それじゃあ、こんな写真はどう?ってことで、ヘルメットに自分を映し込んで写真をとってみる。ちょっと目線が不自然になってしまう。こりゃ難しい(笑)。

 天気がよくなると、こんな遊びも思いつく余裕が出てきたみたいやなあ。


 いやはや、旭川に向かって正解でした。あまりにキレイな青空に感激し、写真をバシャバシャ撮りまくる。

 そろそろ、今夜の宿へ向かわねばならない。旭川でキャンプといえば、定番の東神楽森林公園キャンプ場だ。

 しかしここは、17時半くらいまでに入らないといけないので、買い出ししながら、電話を1本入れておく。すると、夏の間は遅くなってもOKとのこと。よかった。

 ところで、アクロスのメーターで一つ、気になってることがある。速度計の針が妙にプルプルと震えてるのだ。

 ワイヤーが切れそうなのか、中のネジ山がすり減ってるのか。そんな動きなのだ。しかし、どっちにしても、ここで直せるものではない。

 お天道さま、あと千キロ、メーターが止まりませんように。


 キャンプ場に到着して、バイクを置いた途端に、k-akikoさんから電話。いんや〜、びっくりしたなあ。

 でも、旅先でもらう電話は、とても嬉しい。励みになるなあ。ありがとうございマッスル!

 夕日を見ながら、徒歩で温泉へ向かう。


テントに戻る19時過ぎでも
まだ夕映えタイム
 風呂上がりに、温泉の食事コーナーで生ビールを注文。風呂でさっぱりした後は、冷え冷えのジョッキでカンパーイ! このキャンプ場は、これができるからいいんだよね。

 うまいビールを飲みながら、テレビの天気予報を見てると、明日は道東以外、晴れ。

 よっしゃ、これからは晴れの所ばっかり走るぞ〜。


 テントに戻って、今度はジンギスカン大会。セイコーマートで買ったジンギスカン二人前400g、焼き野菜、ポテトサラダにサッポロクラシック。久々のテント泊は羊肉祭りやあ!

 ジュウジュウ肉を焼いてる横では、ファミリーが花火大会。にぎやかでよろしい。

 腹一杯になったら、今度はコーヒータイム。見上げれば、満天の星。夏の大三角形が見える。
 今年の北海道、初の星空やなあ。


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