北海道ツーリング2006・その3 


かわ村の活えび
写真撮ってる場合じゃない。早く食いた〜い!

旅行期間:2006年8月2日〜8月13日


■8月4日(3日目)
 晴れのち曇り

 you-koさんと走る日。7時待ち合わせなのに、6時前に目が覚めた。
 まぶしい〜……ってことは晴れやん! 天気予報は雨だったのに。そそくさと準備をし、10分遅れで出発。

 朝早い時間だったので、札幌市街を一気に走り抜けられた。待ち合わせの時間丁度に真駒内へ到着。you-koさんと合流だ。

 R453で支笏湖へ。山の中をずんずん走って行き、峠を下る。湖へ着いた途端、パーッと景色が広がった。おおーっ、久々の支笏湖やぁ。

 キャンプ場にバイクを停めて、青空の下で背伸びする。う〜ん、気持ちいいなあ。


 写真を撮りながら湖畔を走り、次は苫小牧へ。しもPズ&you-koさんがオススメのマルトマ食堂に向かう。
 R276をずーっと下ってきて、到着したのは、漁港にある卸売市場。ほほぉー、市場の食堂ならウマイやろねー。

 食堂に入ると色紙がズラリ。大泉洋のもある。名物はホッキ関係だったので、ホッキウニ丼を食べる。新鮮なホッキは柔らかくてコリコリでウマーい。だけど、you-koさんが食べてるマグロのヅケ丼もうまーい。

 メニューをよく見ると、刺身も食べられる。しまった、ホッキ丼とマグロの切り落としにすればよかった。

 あっ、イカの刺身が400円! いや、サーモンの刺身400円やん。ああ、全部食いたいっス〜。

 来年また来て刺身を食うぞと心に誓いながら店を出ると、カゴに山積みのホッキが。すごーい。


 次は虎杖浜温泉(ホテルいずみ)へ。露天風呂向こうに、海を見渡すロケーション。思わず仁王立ちだ。

 イスがあったので、カメラを置いて写真を撮りまくる。爆笑の裸像が撮れたが、一般公開できない反則モノだぁ(笑)。

 とりあえず、お見せできるギリギリがコレ!


 夏らしい景色の所へってことで、イタンキ浜へ。気温が高いので、海水浴客でいっぱいだ。マーメードもいっぱいやなあ。

 聞けば気温が上がったのは、おいらが来た日かららしい。じゃあ、おいらは夏男かぁ。

 ここでもう13時半。you-koさんが「そろそろ南下しないと、函館まで間に合わないのでは?」と心配してくれる。こちらは、案外なんとかなるかと思ってたのが、地図を見てみると、そろそろやばそう。

 走り出したら、長万部までが遠くて、なかなか着かない。待ってろよー、はこだて〜。


 風の強い海沿いの道を走り、ようやく長万部に到着。今年もスズキ水産へ。

 昼飯に食べるはずだったカニメシなのに、もう3時。おやつやん。出来たてのカニメシは、カニのほぐし身が甘くてウマいっス。

 お腹が満たされたので、再び走り出す。函館まであと100キロだ。
 ここまで来ると、さすがに北上してくるライダーが多い。ようやく北海道ツーリングらしく、ピースサインを交換しまくる。

 途中で子供おみこしを発見。カワイイので写真をパシャパシャ。思わず、ニコニコしてしまう風景だ。

 おいらの前で、写真を撮ってたチャリダーが振り向いて、声をかけてきた。若い女の子と思ってたら、なんと、おいらより年上のおばさんだった。元気なチャリダーやなあ。


 雲が出てきて、駒ヶ岳が霞んでる。天気がヤバそうやなあ。

 道の駅森で甘い物でも食べようとしたが、もう5時なのでソフトは終了してた。後から来たギャルも「あ〜ソフト終わってる」と嘆いていた。同じレベルかぁ。

 かわりに、ふと目についた牛乳プリンを食べてみたら、これがトロトロでうまい。瓶入りのプリンは、日頃高いからって買わないけど、旅先では買っちゃいますなあ。

 函館へラストスパート。途中で、地面に突き刺さってるバスを発見。なんじゃこりゃ〜? とりあえず1枚パチリ。

 函館直前でバイパス道に入ると、空が真っ黒。いつ降ってもおかしくない黒い雲が、空一面を覆ってる。「たのむけん、降らんといて〜」と叫びながら走る。

 バイパスを下り、函館市内に近付くと雲も白っぽくなり、ひと安心。ふぃ〜、降らんでよかった。


 函館の町に入ると、祭りで通行規制の看板が。1〜5日までお祭りと書いてある。

 今日泊まるビジホは、温泉家に教えてもらった所。フロントの兄ちゃんの応対がよくって、バイクも入口に置かせてくれた。ありがたや。

 早速、お祭り会場へ。屋台がズラリと並んでいる。歩いてるだけで楽しい雰囲気。函館中の若者が集まってるんやないかと思うほどにぎやかだ。

通りの途中で、月光仮面を発見!
原作者の川内康範さんが函館出身
だからだそうな。

 路面電車に乗って、今日の最終目的地「かわ村」へ。中へ入るとほぼ満席。店は大繁盛だ。

 まずは活イカと活エビを注文。ニョロニョロとまだ動いてるイカの身は透明だ。これが甘くてウマイんよなあ。

 そして、イカのゴロが濃厚でうみゃーい。ビールが進んで進んで、3杯お代わり! ほろ酔いのいい気分。


これが活イカ。中央手前がイカのゴロ。

 勢いが付いて、海鮮茶碗蒸しも頼んでしまう。お椀を開けると湯気が立ち上る。ダシが利いててウマイねぇ。

 9時を過ぎ、ようやくお店が空いてきて、大将とお話ができた。娘さんがもうすぐインターネットを始めるので、ホームページ見ますよ、と言ってくれた。ありがたや〜。

 ふと気が付けば22時を回ってる。今年もまた路面電車の最終が行ってしまいましたなぁ。


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