北海道ツーリング2010・その7 


地表から水蒸気が上がる幻想的な夕景。剣淵にて

旅行期間:2010年8月2日〜8月13日 全走行距離2530.6km


■8月8日(7日目)
 曇り一時雨のち晴れのち雨のち晴れ

 苫小牧の朝5時。雨の音で起きた。
 ふぇ〜、今日も天気が悪いんかなあ。
 旅初日の予報では、しばらく晴れが続くとなってたのだが、これが全く当たってなくて、毎日不安定な天気。雨が降ったり、時折晴れたり、暑くてじめじめした梅雨のような天気が続いている。

 二度寝して起きたら、もう8時。外を見ると雨も止んでる。まずはyou-koさんにもらった、しっとりサブレで甘味朝食。しっとりフンニャリした不思議な食感やなあ。

 外に出ると海鳥の鳴き声がにぎやかだ。駐車場でバイクに荷積みしていると、練馬ナンバーのライダー二人組が、隣りで走る準備を始めた。これから、函館に向かうそうだ。天気が良くなるといいですね、と声をかけ、おいらは出発。

 まずはマルトマ食堂へ、と思ったのだが、なんと日曜で休み。ざんねん無念。それでは北へ進路をとろう!

 一気に由仁まで走って、ホクレンでガソリンを給油すると「有料ですけど、旗は入りませんか?」と珍しく旗の売り込み。これがハデなオレンジ色。欲しいぞぉ〜、1本くださいな。


 アクロスが満腹になったんで、次はおいらの番。セイコーマートで見つけた大きなワッフルサンドを食べる。クリームがぎっしりで、こりゃたまらん。さすがのボリュームに満足まんぞく。

 昼が近付くに連れ、気温が上がり、蒸してきた。この感じも本州の梅雨みたいだ。空は白い雲におおわれている。お〜い、晴れてくれ〜。


 栗山町にさしかかると「鳩山神社」を発見。

 このあたりは、2ヶ月前(この当時)まで総理大臣だった“あの人”の曽祖父が、農場を開いた場所だそうだ。


 さらにバイクを走らせ、北へと進む。

 三笠の道の駅にさしかかると、ようやく空が晴れてきた。よっしゃー!と喜んだものつかの間、今度は暑い暑い。ほんにまあ、わがままな旅人だ(笑)。

 道脇に1本だけ立つひまわりが、おいらのわがままぶりを見て笑っていた。


 美唄に到着。以前、テレビで紹介されていた「角屋のやきそば」を食べにきたのだ。地元のスーパーに入り、あちこち探してようやく発見! 袋の中には、ソースで味付けされたやきそばのみが入っている。こりゃ不思議。

 冷蔵されていて冷たいので、バイクのマフラーの熱で温める。食べてみると、祭りの焼きそばの味。具を足せば、キャンプの夜ご飯になるなあ。

 さらに北上すると、何やら面白い壁絵を発見。忠臣蔵ならぬ中心蔵かぁ。

 正式には「JA新すながわライスターミナル」という貯蔵施設のようだ。ビミョーな殿様の絵が目を惹くなあ。



今すぐ降ってもおかしくない黒雲
 滝川まで来ると、道の彼方に再び黒い雨雲が現れた。向こうは絶対に降っている。流れてくる川の水も濁流だ。今まさに、晴れと雨の境目にいる。あと少し前進すれば、雨に降られるのは間違いない。さあ、どうする!?

 100m先に「北菓楼」という和洋菓子店を見つけた。これぞまさに救いのオアシス! しかも店内には喫茶スペースまであるじゃないか。甘いもんを食べながら、雨待ちするとしよう。

 駐車場にはたくさんの車。えらい大人気やなあ、と思ったら、サブちゃんファミリーの小金沢昇司さんが歌ってはるではないか。ナマで見られて、ラッキー。


 喫茶ルームに入り、ケーキセットのメニューを見てビックリ。
「お好きなケーキ+シフォンケーキ+ソフトクリーム+お好きなドリンク」で、なななんと600円! これは太っ腹やなあ。

 出てきたセットは、まさにスイーツの三種盛り。いんや〜、雨のおかげで、こんなラッキーと出会えるなんてねぇ。天気悪くても、ええことはあるんやね。

 お腹を満たして外へ出ると、空も明るくなってきた。掲示板の情報によると、ここを抜ければ、北方面は大丈夫とのこと。よっしょ、また走るで〜。


 天気が回復したんで、北竜のひまわりを見に行く。ひまわり畑に近付くと、道は濡れておらず、このあたりは雨が降らなかったようだ。

 駐車場に着くと、すごい人出。バイクも多いなあ。さあ、今年の咲き具合はどうかな、と畑へ行くと、たくさん咲いてるやん、今年も満開やん。

 ところがところが、展望台から見渡すと、たくさんのひまわりが倒れてる場所が帯状に見えるじゃないか。

 下におりて、その場所へ近付いて見ると「7月末の大雨&つむじ風で倒れた」と書かれた看板が立っていた。

 ひまわりが横倒しになってる所が、つむじ風が通った道筋ということなんやろな。いんや〜、大自然のパワーはスゴイもんやなあ。


写真左下から右上にかけて
ひまわりが倒れている
 これから『青空とひまわり』写真を撮ろうか、と思った途端に、空が曇りだした。ついさっきまで晴れてたのに、どういうことなんやあ〜。

 それでも、普段見られないような変わった種類のひまわりを見てると、なんだか楽しい気分になってきて、天気がなんだ!って元気になってくる。よっしゃ、前進するでぇ〜。


 ついに旭川へ到着。今日のキャンプ地は、東神楽か美瑛かと考えてここまで来たのだが、キャンプ場のある南側には黒い雨雲が。北は快晴やのに。

 キャンプ場に近付けば、天気も変わるかと思って進んでみたが、すぐに雨のシャワーにあってしまい、即引き返す。こりゃあかん。仕方ない、晴れている北へ向かおう!

 既に夕方の5時半。走り出す前に、今夜のキャンプ場を決めねばってことで、気合い一発、和寒の北にある剣淵「絵本の里旅行村」に決定。初めて行くキャンプ場だから、どんな所か楽しみ。

 剣淵に入り、キャンプ場の手前まで来たところで、美しい夕焼けと出会った。北に来て正解やったね。
 雨の後だからだろう、地表から水蒸気が上がって、とても幻想的な夕景だ(トップ画像)。雨に翻弄された1日だったが、最後にこういう光景と出会えるなんてねー。


 美しい夕景にみとれて、キャンプ場入りが遅くなってしまった。もう真っ暗。

 早速、隣りにある温泉付ホテルへ行く。体をゴシゴシと洗って、さっぱりサッパリ。

 そして、風呂上がりには温泉で生ビール! ゴクゴクゴク、ぷはぁ〜、最高じゃあ! 生ビールが飲めるキャンプ場。これが、ここを選んだ理由だったのだ。

 テントに戻って、さらに晩餐は続く。牛タン150g、生ラム180g、徳用ポテトサラダと道産の生椎茸でどーだっ!(喜)

 牛タンと椎茸のごちそうコラボをジュジュッジュー。いんや〜ウマイウマイ。やっぱり、キャンプで食うメシは美味しさ倍増やなあ。

 1日中、雨と追いかけっこしながら走ったけど、最後に美味しいビール飲んで、肉祭りして、お腹いっぱいでテントの中へ。おやすみ〜。


その8へその6へ戻る
トップページへ